日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
東大卒、農家の右腕になる。
2020年09月初版
１．著者
佐川友彦
ファームサイド代表取締役
阿部梨園マネージャー
２．どんな期待を持って読んだか
梨園を支援するマネージャーになり、
結果、個人事業主になり、法人化したという経緯を綴っている
私自身の今後の人生をどのように生きていくかを考える
きっかけにしようと思いました。
ボリュームが非常に多く、
2冊に分けてもよいと感じるくらいですね
３．構成
第１部 東大卒、農家の右腕になる
第１章 理想通りの人生、その歯車が止まるまで
第２章 夢を捨て、農家と出会った
第３章 梨農家が三代守ってきたもの、その限界
第４章 すべては「掃除」から始まった
第５章 単年勝負のラブレター大作戦
第６章 「農園マネージャー」になる
第７章 梨園の怒涛の繁忙期ダイジェスト
第８章 会計・人事・販売の「小さな改善」
第９章 目標を達成して「不要」になったもの
第１０章 農業経営ノウハウ無料公開と「２つの壁」
第１１章 集まった資金と「共感」
第１２章 佐川くんはオレ達と同じ「農家」だから
第１３章 「農家の何でも屋」から「農業界の何でも屋」へ
第２部 小さな経営改善ノウハウ１００
Chapter 1 経営
Chapter 2 総務
Chapter 3 会計
Chapter 4 労務
Chapter 5 スタッフ
Chapter 6 生産
Chapter 7 商品
Chapter 8 販売
Chapter 9 ＰＲ
４．全体的な所感
佐川氏の謙虚な気持ち（クリスチャンから来るのかな）や、
感じたこと、考えたことが多く記載されており、
まるで小説や物語を読んでいるかのようにたのしめる本でした。
第１部と第２部では、別の本に分けてもいいくらい
内容が違うため、よく一冊にまとめたものだと感じました。
一冊にまとめる作業も大変だったと察します
５．おすすめなのか
農業や起業に関心のある４０代までにおススメだと思いました。
著者のように、農家の右腕になる人が増えたり、
農家が自ら変化することができて、
１０～２０％の生産性が向上するだけでも、
食糧自給率は大幅に改善することになると希望をもつことができます。
ありがとうございました。
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