2026-10-05

松岡まどか、起業します~AIスタートアップ戦記~

   

日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

松岡まどか、起業します ~AIスタートアップ戦記~

2024年07月初版




1.著者


安野 貴博

起業家、AIエンジニア、政治家(チームみらい党首)



2.どんな期待を持って読んだか


チームみらいの考え方には強い関心を持っており、

著者の未来観が垣間見れると思い読みたいと思いました。



3.構成


第1話 プランB

第2話 ピッチ

第3話 ピボット

第4話 バックアップ

第5話 テイクオーバー

エピローグ



4.全体的な所感


文章は簡潔で小気味が良く、

非常に面白いストーリーです。

自分には珍しく、380ページが短く感じられました。


人の感情を揺さぶるような構成や伏線がある点も、

素晴らしいと感じました。



5.個別の印象的な内容


P53より、

一般論としては、起業は技術ある若者にとって一つの良い選択肢だ。


P62より、

買取請求権の設定は、ありえなくもない。

だが、こんな条件はみたことがない。~この契約だと、

成長性が見込めるかどうか判断するタイミングまで契約締結日から1年しかない。

~達成しなければならないバリュエーションと買取価格が明確に規定されている。

~出資時の時価総額の100倍にならなければ、その時点で、

そのサイズまで成長したと仮定し、その価格で買い戻さなければいけない。

~わかりやすいように言おう。

1年以内に10億円の会社を作れなければ、君は1億の借金を負うことになる。


P88より、

(1年後の)シリーズAまでに1億の売上をたてないといけない。

~未上場株のPSRは、AI企業で10倍程度が相場だ。

売上が1億あれば、会社は10億と評価されうる。


P88より、

シリーズAの半年前にシードラウンドの資金調達をする。

ここまでにプロダクトやサービスが出来上がっている必要がある。

目標調達額は、6000~9000万。その資金を高速に燃やしながら1億の売上を作る。


P89より、

今から始める初回のプレシードラウンドでは、

プロダクトやサービスの骨格を完成させるために必要な金を集めきる。

最低2000万円。2週間で。


P134より、

今回の資金調達では、1.5億円バリュエーションで2000万円の調達を考えています。

資金使途は

サービス立ち上げのための人材獲得、オフィス、サーバー費用に充てる想定です。

スケジュールとしては、2か月以内にサービスを各種PF上で稼働させはじめ、

半年以内に20人、1年以内に200人の成約を目指します。



6.おススメな人はどんな人か


AIのスタートアップを起業して、1年間で企業価値を10億円にするという物語です。

もちろん、起業を志す若者にはおススメです。

加えて、投資家にもおススメです。


しかし、私が驚いたのは、ストーリーの展開の面白さでした。

AIの活用事例としても面白かったし、危機を乗り切る内容も面白かったです。



ありがとうございました、

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2026-10-04

習近平の対米戦略は、安定を演出し時間を稼ぐこと ~中国の国家戦略とXデー~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【習近平の頭の中】「国家の安全」を最優先/「AI×製造業」では最強か?/電気は原発頼み/過剰生産が生む歪み/AIと失業問題/輸出の限界/中国人は幸せなのか?/Xデーはいつか】

です。



2020~2023年の駐中国特命全権大使であった垂秀夫氏による

習近平の中国を解説動画です。

勉強になりますので、記録しておきます。



【目次】


■習近平の対米戦略

■国家戦略の転換

■第15次5か年計画(2026~2030年)

■自由を求めて国外へ

■独裁の行方とXデー



【学び&参考になった点】


■習近平の対米戦略

・長期では、米国との戦略的闘争を避けられないものとして受け止め、

 技術・軍事・外交・規範形成など、あらゆる分野で主導権争いを展開する

・短期では、米国との全面的対立は避け、

 対話や首脳会談を通じて「戦術的安定」を演出し時間を稼ぐ。

 その間に、国力と技術力を高め、将来の対立局面に備える





■国家戦略の転換

・2013年以前は、経済発展を重視していた

 1972年からの解放以降、経済発展によって国民を豊かにしようとしてきた

・2013年以降は、国家安全を重視していた

 国防だけでなく、国内社会の安全に注意してきた

 つまり、国内の監視を土台にし、その上に経済発展がある感じ

 国民の鬱積は蓄積しているが、デモすらできない社会になってしまった

・製造大国から製造強国へ

 世界の工場となることよりも、サプライチェーンを独占し、

 経済安全保障で外国に影響力(威圧)を持とうとしている


■第15次5か年計画(2026~2030年)

・電力は、原発を30基製造中(現在は70基ある)

 太陽光などでは、全く足らないのであまり重視されていない

・「一将功成りて万骨枯る」状態

 以前はレアアース、EV、今はAIという一将。AIによって生産性は上がるが、雇用は減る。

・AIはすでに、中国国内でも安売り競争になっている

・政府補助金による過剰生産となり、ダンピング輸出をしなければもたない状況


■自由を求めて国外へ

・コロナ禍、多くの中国人が自由のありがたみを痛感した

・コロナ後、逃げられる中国人は中国から、どんどん国外に逃げている

・9/15、共産党は自国民の出国制限を可能とした(国務院出入国管理規制)


■独裁の行方とXデー

・中国国内は、不毛な競争を強いられて、鬱積が蓄積している

・中国向けのAIは、共産党が管理しきれないレベルにまで進化してしまった



【私の感想】


・短期的に、安定を演出し国力を高めるための時間稼ぎをする

 という話、長期で勝つためにしたたかです、、、


・共産党に対する不満が爆発して、

 国民の自由を奪い、地球に対する無責任な国 から、

 国民に自由を与え、地球に対しても責任ある国 になることを期待しています


・中国のAIが進化して、共産党が管理できないレベルになったという話は、

 非常に興味深いです。また同時に、同じ人類として恐怖を感じます、

 きっと、共産党はAIを間違って使うでしょうから



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2026-10-03

たかが仕事。AIを駆使してソロプレナーでいい ~夢や欲望を持て~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【AI時代を生き抜く「大願」と「実験グセ」】アマゾン一強の理由/AI政治システム/流通革命から知能革命への転換/資本主義の行き着く先/AIソロプレナーの可能性】

です。



前LINEヤフー会長で、AIソロプレナーの川邊健太郎が、

ネットの30年間を振り返り、AI時代の生き抜き方を語る動画です。

なるほどと思う点が多くあったので、記録しておきます。



【目次】


■ヤフーとアマゾンの違い

■AIで何が変わるのか

■ソロプレナー

■生き抜くためのアドバイス



【学び&参考になった点】


■ヤフーとアマゾンの違い

・ヤフーは、ずっとメディアの会社だったが、孫さんにリードされECに参入した

・ECはものすごく大変だと理解しているので、ヤフーの人たちは、

 本気でECをやろう(物流革命をしよう)とは思っていなかったはず

・アマゾンがECをやらなかったら、物流革命も起きなかったはず

 アマゾンは圧倒的であり、精神的には、ずっと不戦敗をしている感じだった


■AIで何が変わるのか

・資産運用は楽にやっていけるようになる。

 だから、自分が本当に好きなことに時間をさけるようになる

・政治の行政は、作業なので、AIのすごく得意なところ。

・政治の立法は、作業よりも意志や価値観が大事だが、

 AIが進んで「最大幸福はココラヘン」ってオートモードでできるようになるだろう。

 理由は、ほとんどの人は、政治について二択でも決められないから。

 政治の代議制とは、ある意味ではオートモードだ


■ソロプレナー

・近年は、エンジニアの人件費も高くなり、エンジニアの扱いも難しくなった。

 そこにAIやバイブコーディングが登場した、だからソロプレナーを始められた

・AIには勝てないので、今後はAIと競争しないことに取り組んでいく

・「金持ち」よりも、「時間持ち」でありたいと思っている

・毎日、その日にやりたいことができている

 (振り返れば、1995年当時もやりたいことをやっていたなぁ)

・ずっとソロでやるのか?

 …たかが仕事であれば、AIを駆使して一人でやればいいと思う(気楽)


■生き抜くためのアドバイス

・AIによってHowは全部やってくれる技術ができてしまった、

 より大事なのは、WhyやWhatになっていく

・ただし、いきなり大きなWhyやWhatは見つからないので、

 日々の思考錯誤で、WhyやWhatを大きくしていけばよい

・東大生よりも賢いAIを皆が使えるのだから、夢や欲望の方が大事になる

 つまり、whatやwhyが大事で、howはAIが教えてくれる

 1995年のように、いかがわしい人たちが成功しやすくなるだろう




【私の感想】


・LINEヤフーを引退後、しがらみのないソロプレナーになったので、

 忖度のない自由なトークが聴けたのでしょう、非常に面白かったです


・資産運用は、たいていの人にはやはり大変なのでしょうかね、、、

 AI使わなくても、NISA×オルカンで、老後はかなり安泰だと思います。

 その分、自分の仕事や趣味を楽しめばよいという発想ですよね


・政治も確かに、深い理解をするためには時間と勉強が必要だと思います、

 だから、オートモードに任せたい人が大多数になってしまう

 という悲しい未来を感じました


・仕事を「たかが仕事」だと思えている日本人は、少ないと思います、

 十分な資産ができた人にとっては「たかが仕事」ですが、

 たいていの人にとっては「仕事は日銭を稼ぐmustなこと」であり、

 価値があるか否かという意識は弱いように思います



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