2026-10-07

韓国から学ぶ日本の行政改革 ~対米80兆円投資②~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【対米80兆円投資。日本のカネでOpenAIの電力を作らされる】

です。



2025年の対米投資80兆円投資について、

あまりわからなままでしたが、

田村耕太郎氏による解説が非常にわかりやすく、

これからの日本を考えるヒントにもなると感じたので、

記録しておきます。


※今日は② 前日が①



【目次】


■契約・覚書に関する問題

■韓国の対米投資

■リスクの可視化とインセンティブ

■対米5500億㌦のこれから(短期)

■対米5500億㌦のこれから(長期)

■日本としてOpenAIとSBエナジーを応援するということ

■日本への提言



【学び&参考になった点】


■契約・覚書に関する問題

・大型ガスタービンを量産できる会社は世界に3社だが、

 三菱重工がやるか不明(shouldと書かれておりshallではないから)

・少なくとも、ガスタービンは全て三重が作るという記載があればよかったのに

・交渉の開始時点では、総理が石破だった

・覚書の答え合わせをする時期は、10年や20年の未来

 (つまり、2026年の政治家や官僚の当事者は不在のはず)


■韓国の対米投資

・トランプ関税交渉に韓国が臨むにあたり、

 再び外貨不足になれば大変なことになるという1997年のIMFショックがよぎった

・だから、現金外貨投資を2000億㌦に圧縮し、残り1500億㌦は造船に向かわせた

 さらに、200億㌦という年間投資上限を設けた

・日本は曖昧な覚書のままで済ませる一方、

 韓国はリスクを明らかにしたが、この差は「リスクの可視化」

・韓国の対米投資は、3500億㌦であり、外貨準備高の83%と高い

 韓国は、投資を支出として扱った

 日本の対米投資は、5500億㌦であり、外貨準備高の40%とまだ余裕あり

 日本は、投資を可能性ある枠として扱った


・韓国は、さらに、

 原子力潜水艦の建造容認、ウラン濃縮・再処理手続きへの指示を獲得した


■リスクの可視化とインセンティブ

・政治家のインセンティブについて、

 今毅然とした態度で動けば、リスクが発生する一方、

 静観していれば、リスクはない(20年後は政治家を引退している)


・官僚のインセンティブについて、

 今毅然とした態度で動けば、リスクが発生する一方、

 静観していれば、リスクはない(自分はどうせ担当ではなくなる)

 


■対米5500億㌦のこれから(短期)

・トランプは、11/3の中間選挙までに、次の(第3弾)発表をしたい

・日本は、リターンやリスクの改善交渉を飲ませて、第3弾の発表に協力できる


■対米5500億㌦のこれから(長期)

・投資PJTを選ぶのは米国だが、実際の投資判断(GO/NG)は日本にあるのだから、

 (日本国益にならないという理由から)投資をしない権利を使う

・韓国のように、条項をとりにいく

・国内法を制約として使えるようにする(韓国は造ったのだから)




■日本としてOpenAIとSBエナジーを応援するということ

・Anthoropicでされ儲からないことがわかっている(目論見書より)

・OpenAIは、上記よりも利益はでにくいはず

・日本の税金(NEXI)でサムアルトマンと孫正義を支えているということ


■日本への提言

・同じ金をかけるならば、日本の電力を増やすために使った方がよいはず

 今の延長では、日本にDCを作る必然性がなくなってしまうから



【私の感想】


・関税交渉開始が、石破総理だったことが癌ですね、

 おそらくトランプは、ダメダメな総理率いる日本は価値はない、搾取しておけ

 と思われていたのでしょうね

 赤沢大臣も大変だったことでしょう


・日本(覚書)と韓国(特別法)の違いの背景には、

 長期目線での危機感の違いが表れえていると感じました、

 未来に対する責任の取り方は、難しい問題ですね

 国際政治は奥が深いです



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2026-10-05

投資の大半が電力である理由・令和の不平等条約 ~対米80兆円投資①~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【対米80兆円投資。日本のカネでOpenAIの電力を作らされる】

です。



2025年の対米投資80兆円投資について、

あまりわからなままでしたが、

田村耕太郎氏による解説が非常にわかりやすく、

これからの日本を考えるヒントにもなると感じたので、

記録しておきます。

※今日は①、明日は②と分けます



【目次】


■日本国民が本イシューを知るべき理由

■対米5500億㌦(80兆円)の背景

■対米5500億㌦の発表内容

■1090億円の97%が発電関連に集中した理由

■対米5500億㌦のリターン

■対米5500億㌦のリスク



【学び&参考になった点】


■日本国民が本イシューを知るべき理由

・消費減税は、10兆円/2年間という規模だが、

 対米投資は、80兆円/20年間という規模 


・政治家も官僚も公にしたくないだろう、動きたくないから。

 答え合わせは、10年以上の未来なので、選挙の争点にもならない

・自動車業界は、より低い関税のままになったので、感謝している

・メガバンクは、巨額の投資をすることになったので、ビビっている

・三菱重工は、話が違うじゃないかと、怒っている(ShallではなくShouldかよ)


■対米5500億㌦(80兆円)の背景

・AI開発のための電力が足りないので、日本に作ってもらう(払ってもらう)




■対米5500億㌦の発表内容

・OpenAIと(OPneAIに電力供給する)SBエナジー

・公表済みは、1090億㌦が決まっており、97%が発電関連

・第1弾は、333億円(ガス火力@オハイオ州)

      021億円(原油の輸出インフラ) 

      006億円(工業用人工ダイヤ) 

・第2弾は、400億円(小型原発SMR@テネシー州・アラバマ州)

      170億円(ガス火力@ペンシルベニア州) 

      160億円(ガス火力@テキサス州) 



■1090億円の97%が発電関連に集中した理由

・半導体関連は、

 TSMC、サムスン、インテルが先行しているため、日本は遅れているため△

・重要鉱物・造船・医薬品関連は、

 必要投資額が2桁も小さいので、80兆円という金額を吸収しきれないため△


■対米5500億㌦のリターン

・日:米=1:1 元本と利子が配られるまで(米での納税後)

・ここに元本すら取り戻せない可能性が高いらしい

・日:米=1:9 上記の元を取った後


■対米5500億㌦のリスク

・トランプ関税の15%を本投資で買ったはずなのに、

 米司法により関税をかける根拠が消滅してしまった

・損を被るのは、JBIC:3メガ銀=1:2

 ただし、3メガ銀の融資には、NEXIの保証がついている

 (つまりメガ銀は失敗確率が高いと思っている)



【私の感想】


・消費減税で騒いでいますが、日本の将来により大きな影響を与えるのは、

 対米投資の方ですね


・第一弾と第二弾の内訳を知れたことで、

 どのような流れになっているのかを理解することができます


・なぜ日本が発電関連に投資することになったのかという背景、

 投資のリスク・リターンについてもざっくりしることができました、

 政府関連の子会社を使っていますが、税金をしれっと使っているということ

 には注意が必要だと思います




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松岡まどか、起業します~AIスタートアップ戦記~

   

日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

松岡まどか、起業します ~AIスタートアップ戦記~

2024年07月初版




1.著者


安野 貴博

起業家、AIエンジニア、政治家(チームみらい党首)



2.どんな期待を持って読んだか


チームみらいの考え方には強い関心を持っており、

著者の未来観が垣間見れると思い読みたいと思いました。



3.構成


第1話 プランB

第2話 ピッチ

第3話 ピボット

第4話 バックアップ

第5話 テイクオーバー

エピローグ



4.全体的な所感


文章は簡潔で小気味が良く、

非常に面白いストーリーです。

自分には珍しく、380ページが短く感じられました。


人の感情を揺さぶるような構成や伏線がある点も、

素晴らしいと感じました。



5.個別の印象的な内容


P53より、

一般論としては、起業は技術ある若者にとって一つの良い選択肢だ。


P62より、

買取請求権の設定は、ありえなくもない。

だが、こんな条件はみたことがない。~この契約だと、

成長性が見込めるかどうか判断するタイミングまで契約締結日から1年しかない。

~達成しなければならないバリュエーションと買取価格が明確に規定されている。

~出資時の時価総額の100倍にならなければ、その時点で、

そのサイズまで成長したと仮定し、その価格で買い戻さなければいけない。

~わかりやすいように言おう。

1年以内に10億円の会社を作れなければ、君は1億の借金を負うことになる。


P88より、

(1年後の)シリーズAまでに1億の売上をたてないといけない。

~未上場株のPSRは、AI企業で10倍程度が相場だ。

売上が1億あれば、会社は10億と評価されうる。


P88より、

シリーズAの半年前にシードラウンドの資金調達をする。

ここまでにプロダクトやサービスが出来上がっている必要がある。

目標調達額は、6000~9000万。その資金を高速に燃やしながら1億の売上を作る。


P89より、

今から始める初回のプレシードラウンドでは、

プロダクトやサービスの骨格を完成させるために必要な金を集めきる。

最低2000万円。2週間で。


P134より、

今回の資金調達では、1.5億円バリュエーションで2000万円の調達を考えています。

資金使途は

サービス立ち上げのための人材獲得、オフィス、サーバー費用に充てる想定です。

スケジュールとしては、2か月以内にサービスを各種PF上で稼働させはじめ、

半年以内に20人、1年以内に200人の成約を目指します。



6.おススメな人はどんな人か


AIのスタートアップを起業して、1年間で企業価値を10億円にするという物語です。

もちろん、起業を志す若者にはおススメです。

加えて、投資家にもおススメです。


しかし、私が驚いたのは、ストーリーの展開の面白さでした。

AIの活用事例としても面白かったし、危機を乗り切る内容も面白かったです。



ありがとうございました、

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