2026-11-07

国のCDS ~フランス100・ポルトガル1500・ギリシャ25000~


今日の記録は、海外Yパパラジオ より、

【【破綻リスク】フランスがそこそこヤバいんだわ】

という動画を参考にします。



フランスのCDSが高いということで、

本当にフランスは破綻するのかという疑問に答える

内容だと思いますので、まとめておきます。



【目次】


■CDSとは

■欧州のCDSの変化(7月~10月)

■なぜフランスのCDSだけが上がっているのか

■もっと長期でCDSをみると



【学び&参考になった点】


■CDS (Credit Default Swap)とは

・国の破綻保険のこと

・1ベーシスポイント(bp)=0.01%


■欧州のCDSの変化(7月~10月)

・欧州は全体的に上昇したが、フランスが最も上昇した

・フランスは、31bpから91bpになり、イタリアやギリシャよりも高くなっている

 (10月下旬に100以上になっていた)

・ちなみに、ドイツは、7bpから12bpになった(欧州で一番安全な国とされる)




■なぜフランスのCDSだけが上がっているのか

・借金の重さだけで見れば、イタリアの方が深刻だが、

 次の2点から、フランスの方がイタリアよりも借金を減らせそうにないから

① 2027年4月に大統領選挙があるのだが、

  左派・右派のどちらになっても借金を減らせそうにないから

   左派)中銀の国債を帳消しにすると言っている

   右派)年金支給年齢を下げると言っている

② 10月中旬に大規模なデモがあり、彼らは政府に金をだせと圧をかけている


■もっと長期でCDSをみると

・2011年頃のユーロ危機では、

 ギリシャが借金を返せなくなって、フランスは助ける側だった

・当時のフランスのCDS最高値は、250

・その時のイタリアやギリシャのCDSは、フランスの何倍も高かった




【私の感想】


・2010年以降のCDSのグラフ(下記)では、

 1番目に高いギリシャは、

 2010年頃までは1000未満、2011年後半から1000から急騰したのですね

 2012年前半で25000の最高値になっています

 2番目に高いポルトガルは、2012年前半で1500の最高値になっています 



・ギリシャの財政破綻(デフォルト認定)は、 2012年3月だが、それまでの経緯は次。

 2009年10月 危機発覚 政権交代を機に、財政赤字の隠ぺい工作が発覚した

 2010年04月 支援要請 自国での再建を諦め、IMFとEUに金融支援を要請した

 2012年03月 債務減免 民間投資家に5割以上の損失負担を強いる措置をした


・上のグラフとギリシャの財政破綻のタイミングをあわせると、

 財政の危機発覚では、CDSは上昇しないし、

 支援要請がでてもしばらくは上昇しないのですね、意外。

 2011年になってから、CDSの急上昇は始まったのですね


・フランスのCDSが、100くらいでは騒ぐレベルではないですね、

 1500でも持ちこたえたポルトガルを参考にしたいと思います


・ポルトガルは、財政破綻を免れた。その経緯は次。

 2011年04月 支援要請 自国での再建を諦め、IMFとEUに金融支援を要請した

 2014年12月 無事卒業 金融支援プログラムを無事に卒業した



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2026-11-06

年金基金を運用するユニバーサルオーナー ~多種多様なPF~


今日の記録は、モハP チャンネル より、

【【韓国】公的年金が22兆円の損失!単純に株価が下がっただけの問題ではない構造的課題!機関投資家の運用】

という動画を参考にします。



韓国の公的年金(NPS)の損失をきっかけとしつつ、

国家年金レベルの巨額運用の制約について

まとめておきます。



【目次】


■韓国公的年金(NPS)の運用推移

■NPSのポートフォリオ変更

■ユニバーサルオーナー

■脆弱なKOSPIの構成比率



【学び&参考になった点】


■韓国公的年金(NPS)の運用推移

・2026年3月末 176兆円

・2026年6月末 210兆円(+34兆円)

・2026年10月   188兆円(▲22兆円)


■NPSのポートフォリオ変更

・1年間で韓国半導体株が急騰したため、

 リバランスのために、国内株をたくさん売却する必要があった

・一方、堅調な韓国株式市場を冷やさないように、できるだけ売却したくなかった

・そこで、2026年5月に次のようなポートフォリオの変更を発表した

  国内株式の比率を、15%から21%へ増やした

  債券(国内も海外も)は減らした

・しかし、韓国株式は6月以降に急落したので、

 もっと早くNPSは売却しておいた方が良かった(利確し、損失を小さくできた)




■ユニバーサルオーナー

・公的年金などの巨額を長期で運用する機関投資家のこと。

 例えば、NPS(200兆円)やGPIF(317兆円)

・制約① 巨額すぎるため、自国だけではなく世界中の経済と運命共同体

・制約② 巨額すぎるため、預金として預かってくれる銀行がない

     そのため、株式や債券を保有せざるを得ない

・制約③ 100年などという長期間の安全運用が求められている


■脆弱なKOSPIの構成比率

・2026年7月では、

 27%がサムスン電子、27%がSKハイニックス と2社で半分以上を占める





【私の感想】


・韓国NPSのPF変更の背景には、

 年金制度が脆弱なため、早く年金基金を増やしたい焦りを感じますが、

 裏目にでないことを祈ります


・代表的なユニバーサルオーナーは次の通り。

 PFがすごく多様なのですね


①日本のGPIF

 運用額)320兆円規模(26年6月)

 PF)  25:25:25:25(国内株式:海外株式:国内債券:海外債券)

②ノルウェーのGPFG

 運用額)350兆円規模(26年9月)

 PF)  00:70:00:30(国内株式:海外株式:国内債券:海外債券) ※自国投資はゼロ

③韓国のNPS

 運用額)200兆円規模(26年7月)

 PF)  21:35:23:07(国内株式:海外株式:国内債券:海外債券)

④米国のCalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)

 運用額)150兆円規模(26年6月)

 PF)  37:17:28:8(上場株式:未公開株式:債券:私募債)



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2026-11-05

NISAの非課税の罠 ~社会保険料と税金のルールは別物~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、脱・税理士スガワラくん の

【投資で儲けたのに大損?非課税でも社会保険料が増える恐ろしい仕組み】

の動画です。



投資で利益をあげた後の、税制ルールと社会保険料ルールの違いが

こんなにも違うことに驚いたので、

記録しておきます。



【目次】


■税金の扶養

■社会保険の扶養

■社会保険料の扶養の条件

■税金と社保のルールの違い



【学び&参考になった点】


■税金の扶養

・NISAのメリットは「非課税」だが、社会保険料のメリットはゼロ

・NISAの収入は、税金の扶養に入るか否かの算定基準にはいらない


■社会保険の扶養

・NISAの収入は、社保の扶養に入るか否かの算定基準に考慮される。

・つまり、

 専業主婦であれば収入130万円以上になれば、社保の扶養から外れる。

 大学生であれば収入150万円以上になれば、社保の扶養から外れる。

・そうなると、配偶者は、自身で国保・国民年金を支払うことになる


■社会保険料の扶養の条件

・健康保険組合は、個別にルールを決めている

 ※NISAの収入を含めたり、含めなかったり。

・協会けんぽは、「非課税収入は含む」と記載があるので、含めているはず。

 しかし、実務的には自己申告なので、アバウト。


■税金と社保のルールの違い

・税金は、非課税や申告不要などのルールがある。

 社保は、全てを入れこまないといけないルールになっている

・税金は、株式の損失について、複数年(例えば3年)の繰越控除がある。

 社保は、上記のような概念はなく、1年ごとに分けて考える



【私の感想】


・扶養の概念って、ややこしくて困りますね

 減税でおわしてくれれば、いいのに

 

・社会保険料は、ほぼ税金とイコールなのに、

 税と言わないことに不満を感じます


・年金と社会保険料のルールが全く別で、複雑であることに不満を感じます

 それぞれ、財務省と厚労省の管轄で分かれているからですね

 合併して歳入庁として、ルールもシンプルにするような政治家を支持したいですね



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