2025-03-05

長期ビジョンに相いれない財務省・財務部門

   

日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、モハP チャンネル より、

【日本経済】財務省解体デモについて!モハPの視点!

という動画を参考にします。        



モハPチャンネルは、元機関投資家であり、

国際ニュースや経済ニュースを独自の視点で解説する

チャンネルです。


財務省解体デモというタイトルの動画ですが、

金融機関関係者の目線で語る動画は珍しいと思ったので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■生かすも殺すも財務省次第
■金融機関のMOF担
■財務・金融部門が組織のトップになること
■事業の目的を改めて考える
■政府の財務部門



【学び&参考になった点】


■生かすも殺すも財務省次第
予算権徴税権という強力な権力が財務省に集中している
・そのため、財務省(金融庁)に監督される金融機関は言われるがまま


■金融機関のMOF担
・金融機関はMOF担を設けている(Ministry of Finance)
・MOF担は、財務省に2年ほど出向し財務省と蜜月な関係を作る
・MOF担は、その後の出世コース


■財務・金融部門が組織のトップになること
・あまり良い将来をつくらない
・理由は、長期のビジョンをもって投資することが減り、
 短期の管理重視になってしまうため


■事業の目的を改めて考える
・事業で大事なことは、何を成し遂げたいかという目的
・金融は目的にはならない、金融は目的ではなく手段である


■政府の財務部門
・財務省の権力が強く、長期を見据えた変革に取り組めない
・金融立国とか金融ハブをつくろうという発想はおかしい
・政府だけでなく、民間でもあてはまるはず



【私の感想】


・動画タイトルの「解体」とか「デモ」
 とは異なる点で多く学ばせていただきました。

・金融は、目的ではなく手段である
 非常に奥深いと感じます、
 一方で日本人は、金融についてもっと学ばなければいけない
 と思うし、日常で話題にあげるべきだと思います 

・一方、ピンと思いだしたのが、農林中央金庫の人事です。
 外国債券の大赤字を出し理事長の辞任と
 新しい理事長の発表がありましたが、
 新理事長はCFOということ、まだまだ失策は続きそう...



【私の長期投資のポイント】


・長期投資の視点について
 CEOが10年先のビジョンを考え、CFOが5年先のファイナンスを支える、
 CEOが30年先のビジョンを考え、CFOが10年先のファイナンスを支える、
 こんなトップ2人の関係のある企業に投資したいと感じています



ありがとうございます



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