日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、pivot の
【「勤労屋」を撲滅すれば、日本の生産性は上がる】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、雇用ジャーナリストの海老原嗣生氏の動画です。
政治屋ならぬ「勤労屋」というキーワードを出して、
日本企業の生産性向上に関する解説をする動画です。
【動画の構成(個人的に作成)】
■労働史から紐解く日本
■欧州における労働者の価値観
■「勤労者」ではない「勤労屋」
■勤労屋の無駄な仕事例
■日本企業の異様な仕事ぶり
■勤労屋とカスハラ
【学び&参考になった点】
■労働史から紐解く日本
・働き方(労働法など)は、250年以上かけて欧州で築かれてきた
・20世紀になり、異端が2つ現れた
・1つ目の異端は米国。
自由主義を重視して、急速にキャッチアップした
・もう1つの異端は日本。
明治維新で急速に欧州の労働法を輸入した。
ムラ社会のままに
■欧州における労働者の価値観
・学歴(タテ)と資格(ヨコ)で動けないため、
フランスでは、「籠の鳥」
オランダでは、「箱の中のネズミ」
ドイツでは、「おでこにラベルを貼られた人」 といっていた
・グランゼコール卒のエリートは、給料がどんどん上がるが、
普通の労働者は、60歳になっても1~2割しか上がらない
・民法上の「社員」とは、株主とかのことであり、
外からやってきて労働契約を結んだ人が「労働者」
・労働者には、忖度をしないし、ムリもさせない
■「勤労者」ではない「勤労屋」
・勤労屋は、独自性よりも「横並び」を重視する
・勤労屋は、成果や業績よりも「努力」を重視する
・勤労屋は、自ら考えるよりも「前例踏襲」を重視する
・勤労屋は、合理性よりも「常識」を重視する
■勤労屋の無駄な仕事例
・ビジネスレターの時候の挨拶
・電車の駅の過剰なアナウンス
・招待されたイベントに対するお礼状 など
■日本企業の異様な仕事ぶり
・不良品を異様に(0.1%まで)減らしたい
※欧州では1%でOKなのに
・不必要な廃棄ロス
※曲がっているが味は問題ないきゅうり、
商品は問題ないのに外箱の汚れ
・頻度の高すぎる新商品発売
※売上は変わらず、利益率が悪化するのに
■勤労屋とカスハラ
・ミスを許さない日本のマスメディア
・昔の日本がカスハラがなかったのは企業で働けることに敬意を払っていたため
「働かせてもらっているお父さん」「家を守るお母さん」
【私の感想】
・「勤労屋」という概念、全くの同感でした
・真面目に長時間労働をいとわない勤労屋が多い会社では、
今、若手がどんどん離職していっているのではないでしょうか
(勤労屋と若者の価値観)
・勤労屋をかわいがる上司もたくさんいると思いますし、
勤労屋を10年、20年と続けてきた多くの人は、
自分から勤労屋から変化することは難しいと思います
・そのため、勤労屋を数年という短期間で一掃できないことはわかりますが、
20年とかいう長期スパンであれば、
日本の企業も大きく変化すると思います
・今の日本、これからの日本は、人出不足になっていきます、
だから、「働かせてもらっている」という感覚が弱まっていって
ほしいものです
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、
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