2025-07-15

安全資産からの脱却は、デメリットだけではない


皆さんは、有事の際に買われる「安全資産」と聞いて、

どの通貨を思い浮かべますか?

これまで日本円とスイスフランはその代表格でしたが、

近年、世界の政府の外貨準備に異変が起きています。


今回ご紹介する動画では、

世界の政府が日本円の保有を減らし、スイスフランの購入を増やしている現状

について詳しく解説されています。




【動画の構成(個人的に作成)】


■外貨準備金とは
■安全資産になるための条件3つ
■日本の貿易収支が赤字化
■スイスフランの現状
■安全資産としてのデメリット




【学び&参考になった点】


■外貨準備金とは

・政府が、為替介入を行うために保有している外貨のこと
・世界の政府が、
 日本円よりもスイスフランを多く保有するようになっている


■安全資産になるための条件3つ

経常収支が黒字であること
 経常収支が黒字、つまりお金が外国から入ってくるということなので、
 通貨高になる
②潤沢な対外純資産を多くもっている
③政治的な立ち位置
 戦争をしないこと、例えば、スイスは永世中立国


■日本の貿易収支が赤字化

・GoogleやYou TubeなどのITサービス利用によるデジタル赤字が拡大したり、
 エネルギー資源の輸入により、2010年頃から貿易収支が赤字化(経常黒字ではある)
・証券投資などの黒字は、外国に再投資されるため、
 円安圧力となり、条件①にネガティブ


■スイスフランの現状

・安全資産として需要があり、通貨高が強烈
・そのため、スイス中央銀行は、金利を下げて金融緩和を余儀なくされている
・これは、通貨高のデメリットが国内産業に与える影響を緩和するためだそう


■安全資産としてのデメリット

・世界での不安が生じると、通貨高になりやすいため、
 急激な円高になり、輸出企業の業績は悪化してしまう
・急激な円高により、企業の株価評価もつられて下がってしまう
・大規模な輸出企業の業績悪化により、
 国内にデフレ圧力が強まる一因になってしまう




【私の感想】


・この動画は、世界の経済状況と通貨の動向について深く掘り下げており、
 特に日本円とスイスフランの関係性について
 非常に興味深い視点を提供してくれています。

 1位 中国 2位 日本 3位 米国 4位 スイス

・ぜひ皆さんもご覧になってみてください。




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