2025-11-18

厚労省のテリトリーだけで解決しようとしている医療改革 ~東京都の診療報酬提言の闇~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を記録しておきます。


今日は、高須幹弥 チャンネルより、

【東京都内の病院7割が赤字で都の提言「診療報酬10%上げ」は暴論】

という動画を参考にします。



赤字経営の病院が多いから診療報酬を上げろという東京都の提言について

病院の経営や日本人の誤解について解説する動画をまとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■病院の業務増加
■病院の労力の低下
■黒字化するために
■病院経営
■病院の株式会社化には反対
■医療も公的運営でよいのではない
■解決策



【学び&参考になった点】


■病院の業務増加

・医療訴訟のリスク低減のために、同意書などの事務仕事が増加
・セカンドオピニオンが広がり、手術しない診療が増加
・コロナ禍以降、過剰に手袋やマスクなどを使いすぎ
・その他、無駄な仕事が多すぎる


■病院の労力の低下

・研修医制度が変わり、研修医が戦力ではなく「お客様」になった
・研修医に任せられる仕事が激減し、医師の見守りが必須となった


■黒字化するために

・「病人」の定義を変更して、治療母数を増やす
 治療対象を広げるなどをしている。例えば、血圧
・重症でない人までも入院させることで病床稼働を高める


■病院経営

救急医療などのまとまな医療や大変な医療ほど、赤字になりがち
・一方で、美容や湿布や睡眠薬をだすようなラクな医療ほど、儲かりやすい
・海外と比較しても、日本は無駄な医療が非常に多い
 例えば、過度な延命治療、長期入院、抗生剤を出しすぎ、CT取りすぎ…


■病院の株式会社化には反対

・儲けるための組織になるため、無駄な医療がもっと増えてしまう
・医療は、儲ければよいというものではないはず
・美容クリニックでチェーン化してMS法人という搾取法人を設立して、
 儲ける病院ばかりになってしまう


■医療も公的運営でよいのではないか

・警察も刑務所も消防も税金で運営しているので、赤字(税金投入)
・医療も上記と同じでよいのではないか


■解決策

・後期高齢者の優遇を解消する(自己負担を1割から3割に)
・日本人の誤解を解消する①処方しない医者はケチ
 寝てれば治る風邪のような病気でも、
 薬をより多く処方する医師を評価してしまう日本人が多い
・日本人の誤解を解消する②放射線
 CTスキャンの被ばく量は気にも留めないが、
 原発汚染水は過剰に反応して怖がる日本人が多い
・予防医療を理解して、生活を改善する


【私の感想】


・幹弥氏は、医療は公共化すべきというスタンスですが、
 私は、反対です。
 理由は、税金の無駄使いが増えると思うからです
 健全な自治体が提言するならともかく、東京都ですからね

・一方、ホリエモンは、医療は民間化すべきというスタンスですね
 私は、儲けるだけの医療も、おかしいと思います

・私は、緊急性や命に関わる医療だけ、公共化して赤字を許してもよいと思います
 町医者は民間のままとし、税金投入をしないようにしたいです。
 ちなみに、救急車は当然有料化すべきだと思います(最低5万円/回)

・結局、管轄の厚労省の縄張りで考えているからダメなのだと思います、
 ちなみに、農水省の縄張りで農業を考えているから、ダメなのと同じ、
 縦割り行政のしがらみなのでしょうか
 


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