2025-11-12

自民党の老獪な戦法 ~日本最大のポンジスキーム政党~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、中田敦彦のYou Tube大学

【【玉木雄一郎】国民民主はなぜ動かなかったのか?在野交渉型の苦悩】

の動画です。



約束を自民党に破られた玉木氏に対し、

自民党とはどんな党なのかを解説した中田氏が

非常に面白かったので、まとめておきます。、



【動画の構成(個人的に作成)】


■連立に入らなかった理由
■自民党の約束不履行
■国民民主の期待と不安
■支持母体の「連合」
■自民党の老獪な戦法



【学び&参考になった点】


■連立に入らなかった理由

・たまきチャンネルでは、次の3点を理由としていた
 ①政策本位、対立よりも解決
  連立はもともと考えていなかった
 ②信頼構築が、連立入りよりも先
  約束したことが、守られていない
 ③まだ小さい政党だから
①と②で矛盾しているのではないか
 つまり、②が①を全否定しているように見える


■自民党の約束不履行

・政党間の約束不履行に対して、罰則はない(憲法51条より)
・自民党は、「遅延の果ての10%履行」をしてきた
 日本最大のポンジスキーム政党だと思う
・約束不履行の歴史
 2012年 自民が民主と約束した「議員定数削減」
 2024年 自民が維新と合意文書まで作った「旧文通費改革」
 2025年 自民が国民と約束をした「トリガー条項解除」「三党合意」


■国民民主の期待と不安

・国民民主は、キャスティングボード戦略のままでよいのか、
 最大野党になり政権交代戦略にするのか
 を考える最終段階にある
・有権者は、国民民主のスピード感に期待していたはず
 ハンバーグ(103万円の壁)を期待していたのに、
 人参のグラッセ(ガソリン暫定税率)が届いたという状況
 (期待していたよりも、すごく時間がかかってしまう)
・有権者は、玉木氏を政治家として延命させたいのではなく、
 プロジェクトチームのリーダーとして応援していたはず


■支持母体の「連合」

・連合は、労働者の団体なのだから、労働者のためになる組織であるべき
・連合の芳野会長に対して、連合の変化を次のように促している
 「組合の立場が、組合員の利益に直結するように変化すべき」
 「連合という組織の利益と、組合員の利益がずれていないか」


■自民党の老獪な戦法

骨抜き(遅延の果ての10%履行)
 野党が発した人気のある政策を長期検討して10%だけ履行すること
 先払いで、野党から賛成を得ることができる
すげ替え
 厳しい状況になったら、総裁選をしてトップの顔をすげ替えること
 国民のガス抜きをして、それまでとは逆の政策を打ち出せるようにすること
丸パクリ
 野党で人気ある政策をパクることで、野党の人気を希薄化すること

・結果として、野党は、「言い始めたのは自分たちです」としか言えなくなる



【私の感想】


・国民民主が自民との連立を組まない理由について、
 ①と②の矛盾を適格に言語化してくれていて感動ものです

・スピード感を期待していた有権者は、
 日本の政治は時間がかかるし、遅いんだということを痛感すべきでしょう

・まだまだ大きくないので時間はかかるが、
 よい政策を前に進めてくれる政党だし、
 短期戦略と長期戦略の違いを矛盾だと騒がず応援したいです



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