日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、中田敦彦のYou Tube大学
【【玉木雄一郎】国民民主はなぜ動かなかったのか?在野交渉型の苦悩】
の動画です。
約束を自民党に破られた玉木氏に対し、
自民党とはどんな党なのかを解説した中田氏が
非常に面白かったので、まとめておきます。、
【動画の構成(個人的に作成)】
■連立に入らなかった理由
■自民党の約束不履行
■国民民主の期待と不安
■支持母体の「連合」
■自民党の老獪な戦法
【学び&参考になった点】
■連立に入らなかった理由
・たまきチャンネルでは、次の3点を理由としていた
①政策本位、対立よりも解決
連立はもともと考えていなかった
②信頼構築が、連立入りよりも先
約束したことが、守られていない
③まだ小さい政党だから
・①と②で矛盾しているのではないか
つまり、②が①を全否定しているように見える
■自民党の約束不履行
・政党間の約束不履行に対して、罰則はない(憲法51条より)
・自民党は、「遅延の果ての10%履行」をしてきた
日本最大のポンジスキーム政党だと思う
・約束不履行の歴史
2012年 自民が民主と約束した「議員定数削減」
2024年 自民が維新と合意文書まで作った「旧文通費改革」
2025年 自民が国民と約束をした「トリガー条項解除」「三党合意」
■国民民主の期待と不安
・国民民主は、キャスティングボード戦略のままでよいのか、
最大野党になり政権交代戦略にするのか
を考える最終段階にある
・有権者は、国民民主のスピード感に期待していたはず
ハンバーグ(103万円の壁)を期待していたのに、
人参のグラッセ(ガソリン暫定税率)が届いたという状況
(期待していたよりも、すごく時間がかかってしまう)
・有権者は、玉木氏を政治家として延命させたいのではなく、
プロジェクトチームのリーダーとして応援していたはず
■支持母体の「連合」
・連合は、労働者の団体なのだから、労働者のためになる組織であるべき
・連合の芳野会長に対して、連合の変化を次のように促している
「組合の立場が、組合員の利益に直結するように変化すべき」
「連合という組織の利益と、組合員の利益がずれていないか」
■自民党の老獪な戦法
①骨抜き(遅延の果ての10%履行)
野党が発した人気のある政策を長期検討して10%だけ履行すること
先払いで、野党から賛成を得ることができる
②すげ替え
厳しい状況になったら、総裁選をしてトップの顔をすげ替えること
国民のガス抜きをして、それまでとは逆の政策を打ち出せるようにすること
③丸パクリ
野党で人気ある政策をパクることで、野党の人気を希薄化すること
・結果として、野党は、「言い始めたのは自分たちです」としか言えなくなる
【私の感想】
・国民民主が自民との連立を組まない理由について、
①と②の矛盾を適格に言語化してくれていて感動ものです
・スピード感を期待していた有権者は、
日本の政治は時間がかかるし、遅いんだということを痛感すべきでしょう
・まだまだ大きくないので時間はかかるが、
よい政策を前に進めてくれる政党だし、
短期戦略と長期戦略の違いを矛盾だと騒がず応援したいです
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