日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、pivot の
【議員定数削減に関する各党のスタンス/削減議論とポジショントーク】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
議員定数削減の是非をを論じる場合、
ただのポジショントークに成り下がっていること、
もっと深遠で時代潮流を考える必要があること、
視野を広げさせてくれた解説動画の記録です。
【動画の構成(個人的に作成)】
■維新による議員定数削減
■チームみらいの安野氏の話
■世界の状況
■価値観の多様性の変化
■二院制と一院制
■なぜ比例代表だけ減らすのか?
■時間がかかりそうな理由
■政治家の行動原理と選挙制度
【学び&参考になった点】
■維新による議員定数削減
・維新は「身を切る」と言っているが、
維新ではなく、より小さな政党のみが「身を切る」ことになる
・賛成:自民・維新
中立:立民・国民
反対:その他7党
■チームみらいの安野氏の話
・そもそも日本の政治家は、人口に対して多すぎではない
(OECD38か国中36位)
・比例の定数だけを減らすことは、政治家の代謝が弱まる
小選挙区での新人当選率は、10%と低いが、
比例代表での新人当選率は、37%と高い
つまり、比例の方が新しい政治家が当選しやすい
・比例を減らすならば、小選挙区も減らすべき
1994年に小選挙区と比例代表の比を3:2を目安とした
・日本は、二大政党(小選挙区)になりたいのか、
多党政党(比例代表)になりたいのか という話であるべき
・チームみらいとしては、粛々と
「民意を見える化」することに注力し、議論の土台をつくっていく
■世界の状況
・二大政党制:アメリカ・イギリス
・多数政党制:欧州先進国
・日本は、明治時代に欧州を倣ったため、多数政党になっている
・オランダは、比例代表制のみのため、30もの政党がある
内閣は連立が当たり前になり、その合意形成が難しい
■価値観の多様性の変化
・昔は、テレビと新聞だけで世論が作られており、
価値観の多様性が低かった
・今は、情報ソースが増えており、
価値観の多様性が高まり複雑化している
・今後は、さらに多様性が高まるだろう
■二院制と一院制
・衆議院と参議院が分かれているのに、
ほぼ同じような政党の比率であり、二院制である意味はあるのか不明
・衆議院と参議院をまとめてしまってもよいのではないか
・なぜ衆議院だけの議員削減になるのか
■なぜ比例代表だけ減らすのか?
・小選挙区は、区割りを新たに考える作業が必要だが、
比例代表は、その必要がないから簡単なため
■時間がかかりそうな理由
・すべての党がポジショントークをするに決まっており、
合意形成が難しい話だから
・立民と公明は、年内に結論をださないことで合意しており、
自民は与野党で大筋合意ができれば進めていくという話のため
■政治家の行動原理と選挙制度
・政治家は選挙で勝つためだけに、
毎朝、挨拶をしたり、毎週末に祭りやイベントに参加している
・しかし、それらの活動は、政策実現に関係ないだろう
むしろ、非効率なリソースの使い方だと思える
・こういうことを国民がしっかり考えられるようになることも
必要だと思う
【私の感想】
・維新の本提案は、日本の喫緊の課題ではないと思います
・議員定数の削減に時間を割くよりも、
政治の透明性を高めて、国のために仕事をしている議員を見つけられる
しくみづくりが大事だと思います
・私は、挨拶活動が許されるのは、市議会議員までだと思っています
県政や国政の議員はそんなリソースの使い方は間違っていると思います
ありがとうございます
下記のバナーを押していただけるとうれしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿