2025-11-17

経済成長が続く理由 ~2025年ノーベル経済学賞の解説~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【2025年ノーベル経済学賞 難解な研究内容をイチから徹底解説】

です。



2025年のノーベル経済学賞を解説する動画です。

サブテーマなどの解説が詳しかったので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■受賞概要
■Mokyr
■Aghion, Howitt
■イノベーションとR&D投資
■イノベーション
■過去の経済成長分野のノーベル経済学賞受賞者
■経済成長の方向性



【学び&参考になった点】


■受賞概要

・3名として(Mokyr, Aghion, Howitt)
 イノベーション主導の経済成長を説明したこと
 産業革命以降、持続的成長が当たり前になった理由を説明したこと
 キーワードは、イノベーション、創造的破壊、起業家精神
・サブとして、Mokyr1名と、Aghion, Howitt2名の受賞にわかれる
・賞金は、Mokyrが1/2、Aghion, Howittが1/4ずつゲットするらしい


■Mokyr

・経済史の専門家
・論文よりも著作に力を入れており、学者の中では有名ではない
・技術進歩による持続的成長の前提条件を明らかにした
2種類のナレッジをうまく回していくことが経済成長につながる


■Aghion, Howitt

・論文を多く書いているため、学者内で有名
・創造的破壊を通じた持続的成長の数理モデルを示した
1992年の論文が受賞に大きく貢献した
・消費者、企業(財・サービス)、企業(R&D)の3者を登場させた
・企業(R&D)こそが、破壊的イノベーションにつながるのだが、
 正しいタイミングで、正しい量のR&D投資を実行することは難しく、
 その見極めのヒントを出した


■イノベーションとR&D投資

・イノベーションの発生確率は、
 独占状態になりすぎても、群雄割拠すぎても低くなる
・R&D投資をし過ぎれば、個社のリスクが高まるし、
 R&D投資が少なければ、個社のチャンスが高まる
 そのため、R&Dの増減は自然に起きる


■イノベーション

・シュンペーターが世に広めた言葉
技術革新と訳されているが、革新よりも、新結合の方がイメージとして正しい


■過去の経済成長分野のノーベル経済学賞受賞者

・1987年 ロバート・ソロー
  持続的成長に、外生的成長モデルを提唱した
  内生的モデルも踏まえたが、ブラックボックスだった
・1995年 ロバート・ルーカス
  内生的モデル、特に、リスキングなどの人的資本が重要と説明した
・2018年 ポール・ローマー
  内生的モデル、特に、人的資本よりも個人のアイデアや発想が重要だと説明した


■経済成長の方向性

・持続的成長が当たり前だと思わない方がよい、
 イノベーションが必要なのだから
・経済成長は、R&D投資の多寡により、減速も加速もするもの
・経済成長は、これまで、電車型(進行方向は既定)だったが、
 これからは、航海型(進行方向は無数)になるかもしれない
 つまり、GDP成長率だけで考えていたが他になるかもということ



【私の感想】


・こういう解説はありがたいですね、
 ちょっと聞いただけでは、理解したとは言い難いですが。。。
 自分で調べるべきですが、そんなにリソースを避けられない人には、
 おススメですよね

・経済成長の方向性として、
 日本のもったいない文化や繊細さ、他者を気遣う文化
 GDPにネガティブな傾向があると思いますが、
 これらを評価する方向に世界も進んでほしいと思っています



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