2026-05-02

原油の供給は、6月までに回復するのか? ~IEAの見通し~


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【1496回 遂に株価6万円突破!岸破とは違うのだよ!】

の動画です。



メインの日経平均の話ではなく、

イランの今後の見通しの話が興味深かったので、

記録しておきます。



【目次】


■IEA(国際エネルギー機関)の見通し

■ホルムズ海峡の状態

■今から2週間にあること

■サウジとUAE



【学び&参考になった点】


■IEA(国際エネルギー機関)の見通し

・IEAの4月に出した月次見通しより、

 Global Oil Supplyが5月に平時に戻るという見通し

 ※ホルムズ海峡封鎖が解除されるということ

・3月と4月は、1割以上の供給が減ったのだが。


■ホルムズ海峡の状態

・米国による逆封鎖により、イランの輸出も輸入もストップしている

・イランの原油輸出の肝となるカーグ島の貯蔵タンクが、

 2週間で満杯になってしまう

・満杯になってしまうと、イランでの採掘を止めなければいけなくなる

 ※陸上輸送では、量がさばけない

・採掘を一度止めてしまうと、再開のために数か月間かかると言われている


■今から2週間にあること

・5月14日から米中首脳会談

・中国が、仲裁にはいってイランにアドバイスをするかも

 ※中国の原油輸入の2割は、ベネズエラとイランから


■サウジとUAE

・日本は上顧客なので、日本のために

 ホルムズ海峡を通らない代替ルートのパイプラインを優先的に使ってくれる

・代替ルートを考慮すると、来年までの原油確保の見通しができたということ



【私の感想】


・産油国は、多少の赤字でも採掘を止めないことを選びます

 それはつまり、原油の採掘を止めることのデメリットはかなり大きいということ


・なぜ採掘の再開に時間がかかるのか、

 1つ目は、原油は、地下の圧力で押し出されて来るものなので、

 止めてしまうとその圧力状態が変化してしまうというからです。

 2つ目は、停止中に井戸の中で付着や固化が生じるため、

 再開のために清掃や薬剤処理などが必要になるからです。

 3つ目は、巨大なパイプラインの再開には、

 プラント再起動のための準備や点検作業などが必要だからです。


・イランの油田は、

 古くて巨大なため、圧力の調整が難しい。

 重くて固まりやすいため、再開には薬剤処理も必要。


・これらを踏まえると私は、

 GW中に封鎖解除にならなければ、供給の急回復も難しそうだと思いました


・中国がイランをよしなにできなければ、

 米国は逆封鎖を続けるだけでよいのです、それだけで

 イラン経済は窒息していくし、中国も原油不足になっていく

 これはこれで米国にとってマイナスはないのかもしれません



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