日々の動画視聴から、おすすめを紹介します
今日は、大河内薫 の
【財務省が作った「日本の財政」という動画は間違いだらけ!】
です。
本チャンネルは、税理士事務所を経営する大河内氏が、
マネーリテラシーを高めるための解説をするチャンネルです。
本動画は、財務省が公開した「日本の財政」という教材動画
について警鐘をならす内容です。
【動画の構成(個人的に作成)】
■動画について
■突っ込みドコロ①言葉が難しすぎ
■突っ込みドコロ②国債取引の実際と計算式が乖離しすぎ
■突っ込みドコロ③財政の全体像をみせていない
■突っ込みドコロ④将来の不安を煽りすぎ
■突っ込みドコロ⑤子供たちが得られるイメージ
【学び&参考になった点】
■動画について
・財務省が教育動画として公開した
・同時にxにて、「学校の教材としても活用ください」とある
・しかし、大河内氏としては、子供に勘違いをさせるたえめ、
活用すべきでないと主張している
■突っ込みドコロ①言葉が難しすぎ
・円グラフなどなどにでてくる専門用語の説明をせずに、
いきなり説明に入るため、ほぼ理解できないはず
■突っ込みドコロ②国債取引の実際と計算式が乖離しすぎ
・利払い費が巨額になると不安を過度に煽っている
・計算式も利率の変化もさらっと流しすぎている
・国債は現在、利率0.3%とか0.5%で取引されているが、
一般会計の計算では、利率2.6%で計算されている
(現実との大きな乖離がある)
■突っ込みドコロ③財政の全体像をみせていない
・一般会計のみを扱っており、特別会計には全く触れていない
※一般会計は単年度ものだが、特別会計は何年も蓄積するもの
・負債の話しかしてないが、資産の話もすべき
・ちなみに日本は、負債よりも資産の方が多いため、
利率が上がることで、負債に対して支払う利払い費が上昇するが、
それ以上に、資産からえられる利息収入が増えるはず
■突っ込みドコロ④将来の不安を煽りすぎ
・国債というツケを未来の人に課しているという印象操作
・国債の返済は、税金だけと言っているが、特別会計の外為特会などでもOK
■突っ込みドコロ⑤子供たちが得られるイメージ
・4分では消化不良であり、次のようなイメージしか持てないはず
・高齢化で社会保障費が増えて、国債という借金が多くて大変なのねー、
将来の借金の返済が大変だから、税金を払おうー
【私の感想】
・たしかに、教材としては無理やり編集しただけであり、
日本の財政の「ごく一面」しか理解できそうにありません
・リアルな取引をされている利率(0.3%)と、
一般会計で用いられる利率(2.6%)とが10倍近くも乖離
している点について、びっくりしました
・最近は、日本の負債だけではなく、資産も併せて財政を捉えよう
という話が多くなっていますよね、
財務省もそろそろ無視できなくなってきているのではないかと
期待しています
・財務省の組織の論理では、
増税することが出世につながるということなのでしょう
注意していきたいですね
ありがとうございます
0 件のコメント:
コメントを投稿