2025-10-15

財務省では、「減税」ではなく「増税」が出世条件


日々の動画視聴から、おすすめを紹介します

今日は、大河内薫 の

【財務省が作った「日本の財政」という動画は間違いだらけ!】

です。



本チャンネルは、税理士事務所を経営する大河内氏が、

マネーリテラシーを高めるための解説をするチャンネルです。


本動画は、財務省が公開した「日本の財政」という教材動画

について警鐘をならす内容です。




【動画の構成(個人的に作成)】


■動画について
■突っ込みドコロ①言葉が難しすぎ
■突っ込みドコロ②国債取引の実際と計算式が乖離しすぎ
■突っ込みドコロ③財政の全体像をみせていない
■突っ込みドコロ④将来の不安を煽りすぎ
■突っ込みドコロ⑤子供たちが得られるイメージ



【学び&参考になった点】


■動画について

・財務省が教育動画として公開した
・同時にxにて、「学校の教材としても活用ください」とある
・しかし、大河内氏としては、子供に勘違いをさせるたえめ、 
 活用すべきでないと主張している


■突っ込みドコロ①言葉が難しすぎ

・円グラフなどなどにでてくる専門用語の説明をせずに、
 いきなり説明に入るため、ほぼ理解できないはず


■突っ込みドコロ②国債取引の実際と計算式が乖離しすぎ

・利払い費が巨額になると不安を過度に煽っている
・計算式も利率の変化もさらっと流しすぎている
・国債は現在、利率0.3%とか0.5%で取引されているが、
 一般会計の計算では、利率2.6%で計算されている
 (現実との大きな乖離がある)


■突っ込みドコロ③財政の全体像をみせていない

一般会計のみを扱っており、特別会計には全く触れていない
 ※一般会計は単年度ものだが、特別会計は何年も蓄積するもの
負債の話しかしてないが、資産の話もすべき
・ちなみに日本は、負債よりも資産の方が多いため、
 利率が上がることで、負債に対して支払う利払い費が上昇するが、
 それ以上に、資産からえられる利息収入が増えるはず


■突っ込みドコロ④将来の不安を煽りすぎ

・国債というツケを未来の人に課しているという印象操作
・国債の返済は、税金だけと言っているが、特別会計の外為特会などでもOK


■突っ込みドコロ⑤子供たちが得られるイメージ

・4分では消化不良であり、次のようなイメージしか持てないはず
・高齢化で社会保障費が増えて、国債という借金が多くて大変なのねー、
 将来の借金の返済が大変だから、税金を払おうー



【私の感想】


・たしかに、教材としては無理やり編集しただけであり、
 日本の財政の「ごく一面」しか理解できそうにありません

・リアルな取引をされている利率(0.3%)と、 
 一般会計で用いられる利率(2.6%)とが10倍近くも乖離
 している点について、びっくりしました

・最近は、日本の負債だけではなく、資産も併せて財政を捉えよう
 という話が多くなっていますよね、
 財務省もそろそろ無視できなくなってきているのではないかと
 期待しています

・財務省の組織の論理では、
 増税することが出世につながるということなのでしょう
 注意していきたいですね


ありがとうございます

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