2025-10-08

最低賃金の2つの考え方 ~社会保障と経済合理性~

  

日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、竹中平蔵の平ちゃんねる より

【最低賃金1000円超の落とし穴 『まず賃上げ』では国民は救われない】

の動画です。



最低賃金の考え方について、

2つの側面があるという解説が

視野を広げてくれたので、記録しておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■本来の最低賃金
■混同されている最低賃金
■社会保障政策からみた最低賃金
■経済合理性からみた最低賃金
■最低賃金と政府介入
■海外の例(シンガポール)



【学び&参考になった点】


■本来の最低賃金

社会保障政策の観点から、
 生活レベルを維持するために、定めるもの
 (厚労省主導)


■混同されている最低賃金

・経済合理性の観点から、
 企業の新陳代謝を促したり、
 賃金とインフレの好循環を促進するもの
 (最低賃金を経産省が補助金にて支援)
・石破政権では、物価上昇を上回る賃金上昇を要請してしまった


■社会保障政策からみた最低賃金

・最低限の生活をするために必要な最低賃金
・厚生労働省が主導すればよい


■経済合理性からみた最低賃金

・企業の新陳代謝のための最低(推奨)賃金
・これを満たせない企業は、退場してもらう目安となる
・経済産業省が主導すればよい


■最低賃金と政府介入

社会保障の観点では、
 従事者の購買力がインフレに負けないよう、政府による要請は必要
経済合理性の観点では、
 賃金は企業活動の結果であり、政府による要請は違和感


■海外の例(シンガポール)

・過去、産業構造を大きく変えるために、賃金を上げた
・その結果、生産性が向上した




【私の感想】


・日本には、生産性の低い民間企業が多すぎると思うので、
 代謝を促した方が良いと思います。
 そのための最低賃金の上昇に賛成です

・一方で、病院を始めとした社会保障系の複数の業界にも、
 非効率なプロセスや常識が多くあると思っています。
 生産性改善や改善ができない組織は淘汰されるべきです
 社会保障費の節約のためにも

・たいていの病気であれば、
 オンライン診断でどの薬を処方すべきか判別できるだろう
 なんなら、リアル医師でなくてもAI医師に代替してほしいし

・体調の悪い人が薬の処方のためだけに薬局に出向かなければいけない
 仕組みにも大きな改善余地があると思っています



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