2025-10-14

万博と税金 ~行かなくても国民は3000円、大阪府民は6000円を払っている~


日々、複数視聴したの動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、オタク会計士 の

【万博は本当に黒字なのか?報道が語らない“万博の裏側”を数字で徹底解説!】

の動画です。




公認会計士・税理士の山田真哉氏が、

税金・ビジネス・投資・経済の情報を解説する動画です。


万博のお金の使い方について

過去・海外・経済効果まで比較して

解説してくれています。

マスコミが報じない広い目線を得られますね。




【目次(個人的に作成)】


■万博に行った理由
■2025大阪万博の収支
■万博収支の正しい捉え方
■過去の万博収支
■海外の万博収支
■万博の経済効果



【学び&参考になった点】


■万博に行った理由

・万博には多額の税金が投入されることは明確なので、
 少しでも元をとろうと思って5月に行った
・万博は、建築基準法が一部適用されないため、
 珍しい建築物をみることができる


■2025大阪万博の収支
 運営収支       250億円
 会場建設費    ▲2400億円
 関連インフラ投資 ▲8400億円
・本来は、1兆円以上の赤字
・黒字の報道をするのは、上記の運営収支だけをみている


■万博収支の正しい捉え方

万博(会場建設費・インフラ投資)に投入される税金は、
 国・自治体・民間で1/3ずつ負担するもの
 つまり、上記より
 約10000億円の1/3(約3000億円)の税金が投入された
国民は、「国」側として、3000円(1億人と想定)、
 大阪府民は、「国」かつ「自治体」として6000円ほど払わされている
 万博に行かなくても


■過去の万博収支

・2005年の愛知万博
 運営収支       130億円
 会場建設費    ▲1500億円
 関連インフラ投資 ▲1500億円

・1970年の大阪万博
 運営収支       200億円
 会場建設費     ▲530億円
 関連インフラ投資     0億円
→インフラ投資がゼロとか本当???


■海外の万博収支

・2010年の上海万博
 運営収支        140億円
 会場建設費     ▲2600億円
 関連インフラ投資 ▲48000億円
→1970年の大阪と同じような国の経済状況なのでしょうかね

・2020年のドバイ万博
 運営収支      ▲2900億円
 会場建設費     ▲4400億円
 関連インフラ投資  ▲4500億円
→運営収支すら赤字であり、全く話にならないレベルだ...


■万博の経済効果

・「カネはかかるが、経済効果があるからしょうがない」
 という意見があるが、経済効果は、仮定と推計が非常に大きい
・あくまで参考までに、経済効果を記録しておくと、
 2025大阪では、2.7~2.9兆円
 2005愛知では、2.8~7.7兆円



【私の感想】


・万博を冷静に捉えるための知識を付与してくれる
 素晴らしい解説だと思います

・1970年頃では、海外を知るために万博に行く価値があると
 思いますが、今の時代に価値はあるのでしょうか
 カンタンに海外に行ける時代なのに。
 税金の無駄遣いにしか思えません

・万博工事の協力をしてもらうために、
 維新が岸田自民に頭を下げていましたね
 そこらへんから、維新の目新しさが消えていったと思います

・大阪の人は、パスを買って何回も通っていた人が多いと思います
 そして、維新の支持率はアップするのでしょうね
 一方で、万博と無関係な人は、維新不支持が増えたと思います
 やはり、維新は大阪の地域政党ということでいいのかなぁ



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