2025-11-27

会社と株主の世界史

  

日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

会社と株主の世界史

2025年1月初版



1.著者



中島 茂

弁護士、弁理士であり、法律事務所の代表
大企業の社外監査役なども歴任



2.どんな期待を持って読んだか



私は今、個人事業主であるが、
将来的には、株式会社or合同会社の設立を考えているため、
株式会社について深く学びたいと期待して手に取りました。



3.構成



第1章 「会社は法人である」って、どんな意味?
第2章 「定款の壁」を超えて
     ―怪物ウルトラ・ヴィーレスとの戦い
第3章 法人制度の欠陥
     ―法人は人に危害を加えても責任を負わない?
第4章 株主有限責任はなぜ認められたのか
     ―有限責任と引き換えに求められる公共性
第5章 株式の譲渡は自由で、証券マーケットは独立したもの
     ―株式を「売る権利」
第6章 「所有と経営の分離」、だから「コーポレート・ガバナンス」
     ―そして、ガバナンスの核心は株主総会
第7章 変化し続ける「株主総会」
     ―「万能主義」から「限定主義」、そして新たなステージへ
第8章 株主と経営者は「株式会社」を変えていけるだろうか



4.全体的な所感



内容や表現が重めなので、読むエネルギーがだいぶ必要ですが、
法人、定款、株主総会、証券取引所などについて、
1600年頃からの歴史を概観しながら理解を深めることができます。

今の株式会社がどうしてこのようになっているのかを学ぶことができます。

法人は、有限責任であるだけでなく、
(民事・刑事)責任を負われないという衝撃の欠陥があること、
そして、その背景も語られており、株式会社の利点?を学ぶことができます。



5.個別の印象的な内容



P35より、
現代の株式会社の特徴は3つ。
①法人格があり、権利義務の主体になれること、
②構成員である株主が有限責任であること、
③株主の立場は自由に譲渡できること。

P163より、
株式会社は、果たして人類にとって有益なものであったのか?
産業革命を支えてきたのは株式会社です。
しかし、温暖化を加速してきたのも株式会社の営みなのです

P167より、
株式会社が大発展を遂げた理由は、「株主有限責任の原則」があるから。
個人事業では到底成し遂げられないようなビッグビジネスを
展開することが可能になったから。



6.おすすめなのか


株式会社の特徴をその背景と歴史から学びたい人、
時間がある人、
マニアックな人、
この3つに該当する人以外は、ちょっとゴツ過ぎるので、
おすすめできないと思います。

個人事業主から、
株式会社or合同会社を作ろうとしている人であっても、
(私のことですが)
もっと効率的に、実用的な理解ができる本があるはず、、、
と感じてしまいました。

そう感じておりながら、
結局、全文章を熟読してしまったことに、自分でも驚いています。

ちなみに自分は、
株式会社ではなく、合同会社を作ればいいかなと思いました。



ありがとうございました。
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2025-11-26

陸運の大手3社の比較 ~時間指定や再配達を有料化すべき~

 

日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、脱・税理士スガワラくん の

【同じ業界でも儲けが全然違う?日本郵便・ヤマト・佐川の業績を徹底比較】

の動画です。



運送業界大手の3社について、

会社の特徴を踏まえた解説がわかりやすかったので

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■業績の変化(2025年3月期・2024年3月期)
■3社の比較
■ToC物流の実態
■今後



【学び&参考になった点】


■業績の変化(2025年3月期・2024年3月期)

□売上
    日本郵便   ヤマト   佐川 
 2025 3.4兆円  1.7兆円   1.4兆円
 2024 3.3兆円  1.7兆円   1.3兆円

□経常利益
    日本郵便   ヤマト   佐川
 2025 25億円  195億円  880億円
 2024 63億円  400億円  900億円

□最終利益
    日本郵便   ヤマト   佐川
 2025 △42億円 380億円  580億円
 2024  72億円 370億円  580億円

・利益をみれば、佐川が圧倒的


■3社の比較

・日本郵便
 元国営であり、手紙・葉書きをやっている
 公共サービス的な色合いが強く、赤字でも撤退できない
・ヤマト
 メインターゲットは、ToC
 つまり、非効率(単価が安いし、面倒だし、再配達が多い)
・佐川
 メインターゲットは、ToB
 倉庫業や不動産賃貸業も利益を向上させている


■ToC物流の実態

・エレベーターのない団地などは配送が大変
・また、「良い」マンションほど、台車利用が禁じられていることが多い
・路駐で切符を切られてしまう


■今後

・日本郵便
 赤字体質のままで、さらにダメになっていく
 宅配事業の大赤字を、郵便事業で補填しているし
・ヤマト
 個人宅配の値上げをすべき
・佐川
 現状の戦略が好調なので、維持すべき



【私の感想】


・日本の宅配は、まだまだ成長すると思っています、
 ヤマトは高品質なサービスをしているのだから、
 単価を上げる責任があると思っています、業界を牽引するためにも
 業界労働者の位置を高める責任もあると思います

・そして、時間指定を有料化したり、
 再配達の有料化やルール決めをするべきだとおもっています

・日本郵便は、郵便事業がちゃんと利益が出るような
 価格設定にしてよいと思います
 だって、効果・効率・エコを求める消費者は電子メールを使うから、
 郵便事業は趣味でしかないと最近思っています
 年賀状も趣味ですよね、贅沢ですよね、エコじゃないですよね

・企業の配当金の連絡などの封筒が郵便で送られてくるけど、
 証券会社のメールで見れるから、不要だと思っています



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2025-11-25

AIの活用がアメリカの貧民を助ける ~日本との比較~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を記録しておきます。


今日は、高須幹弥 チャンネルより、

【【投資】今はAIバブルなのか?いつ崩壊するのか?】

という動画を参考にします。



米国では日本よりもAIが生活に必要である理由を

考えるヒントがあると思ったので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■AIはバブルなのか
■AIの急速な発展
■医療とAI
■教育とAI
■AIバブルとITバブル
■アメリカ株比率の高い日本人に向けたアドバイス
■ゴールドに対する見立て



【学び&参考になった点】


■AIはバブルなのか

・個人的にバブルだと思う
・機関投資家も半数以上の人がバブルだといっている
・ボラティリティも大きくなったし、PERも高くなっている


■AIの急速な発展

・米国では、自動運転、相談相手を含むカウンセリングなどの
 様々な領域で普及が進んでいる


■医療とAI

米国
・皆保険ではないため、病院で診察してもらえない人が多い
 つまり、貧困層は医者にかかれない
・だから、セルフメディケーションが普及すれば、多くの国民に恩恵をもたらす
・内科や心療内科では、軽症疾患であればAI診療をした後に、
 自分で薬を買うセルフメディケーションが広がるはず
 (その方が生産性が高いから)
□日本
・皆保険制度のため、誰でも安く病院で診察してもらえる
・しかし、その既得権益を守る(医師の仕事をなくさない)ために、
 医師会が医療でのAI活用に猛反対するはず


■教育とAI

□米国
・米国は、公教育も塾もAIの活用が広がることで、生産性があがるだろう
(その方が生産性が高いから)
□日本
 ※言及なし

■AIバブルとITバブル

・AIバブルの崩壊は、ITバブルのように急激に下がるのではなく、
 調整を繰り返しながら下がっていくと思う
・AIバブルの復活は、ITバブルよりも早いだろう
・その理由は、ITバブルではインフラができていなかったが、
 今のAIバブルでは、インフラがかなり出来上がっているから
 利益をだすまでの期間が短いだろう


■アメリカ株比率の高い日本人に向けたアドバイス

・30年とか長期ではきっと株価は上がっていくので、ホールドしておけ
・積立投資をしてきた人は、そのまま続ければよい
・AIバブルが崩壊しても、その後、AIを活用して社会が発展すると思う


■ゴールドに対する見立て

・世界でドル離れが進んでおり、ゴールドを買っている傾向がある
・今後もその傾向は進むと思う



【私の感想】


・バブルについては、音楽が鳴りやまなければ…
 という状況なのでしょうね

・医療とAIについては、
 医療が公共的な存在なのか否かによって、
 受け入れられるスピードがだいぶ変わりそうだと感じました
 日本では、AIを普及させない理由がありそうですが、
 米国には、それが弱いと感じています

・また、教育とAIについて、
 AIで個別にレベル別で動画教育を受ければ、
 学びのスピードもアップするし、教師の仕事も負担も下がりますが、
 教師の役割や仕事の中身が大幅に変わります
 
・日本の教育は、生産性はあまり重視されないままなのでしょうか
 「日本人らしさ」の教育に重きを置いており、
 AI活用は消極的なままのようですね

 

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2025-11-24

コメ価格対策にお米券? ~当たらない需要見通しをなぜ止めない?~


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【コメ価格対策にお米券 当たらない需要見通しで生産調整をなぜ止めない?】

の動画です。



元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、

毎回勉強させてもらっています。


コメの減反をやめるのかよくわからない政府ですが、

コメ政策のヒントがある動画だと思いますので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■鈴木農水相
■農水相によるコメ政策の違い
■農水相・農水省の間違い
■他国の話
■農水省が需給見通しを続ける理由
■コメに対する政策提言



【学び&参考になった点】


■鈴木農水相

・お米券を推奨している
元農水官僚だから、従来の農政に戻りやすいだろう
・農水省がコメの需要見通しをして、生産量を調整してきた


■農水相によるコメ政策の違い

・進次郎氏以前は、
 需要見通しに応じて生産量を決めていた
・進次郎氏は、
 需要見通しよりも多く生産させようとしていた
 そのために減反政策を弱めようとしていた
・鈴木氏は、
 需要見通しに自信があるらしく、
 需要見通しと同じだけの供給をしようとしている


■農水相・農水省の間違い

・進次郎氏も鈴木氏も需要見通しをすることが前提となっている点が間違い
・なぜなら、需要見通しは、これまで何十年と当たっていないから
・需要見通しが正確にできるならば、コメの先物売買で大儲けできてしまう


■他国の話

・需給見通しなんてやっていなく、生産量は農家にお任せしている
・農家は、生産量が多ければ、海外輸出などを考えるだろう
・収穫から消費者までに届くまでに時間がかかるから、
 生産者よりも消費者に価格影響が大きく、生産者の問題にはあまりならない
・政府からは、需要動向に関わらず、常に一定額の所得補償(補助金)
 をだしている


■農水省が需給見通しを続ける理由

・農水省が審議会を開いてたくさんの人が議論しているのだが、
 現場も知らない官僚が仕事をしている体をなすため
・生産量を増減させる権力があることに価値を感じているのだろう


■コメに対する政策提言

減反調整金を、所得補償に回してあげればよい
 所得補償は少し増やさないと足りないはずだが
・農水省は、価格を調整できると思っていることが大きな間違い



【私の感想】


・NHKスペシャルによれば、農水省の需要見通しは
 インバウンドの需要増すら数年間も見逃していたらしいですね、
 需要見通しをする能力はないが、
 生産調整をする権力は維持したいということかと思ってしまいます

・需要見通しを辞められない理由は、
 「今までやってきたから」「ないよりはあった方がいい」
 などかもしれませんね、、、

・農水省に悪気がないとしたら、
 その方が日本的な感じがして、怖い・・・



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2025-11-23

10年以上保有する長期投資のための指標 ~ROIC~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を記録しておきます。


今日は、つばめ投資顧問 より、

【学習編①:ROICを見れば事業の強さが理解できる】

という動画を参考にします。



つばめ投資顧問は、
長期投資家のための情報発信やコミュニティ運営をしています。

本動画は、
ROICについて短時間で理解することができる
良動画だと思いますのでまとめておきます。



【動画の構成(個人的に作成)】


■ROIC(投下資本利益率)とは
■ROEとの比較
■ROICツリー
■ROICの弱点



【学び&参考になった点】


■ROIC(投下資本利益率)とは

・分母に 投下資本、
 分子に みなし税引き後営業利益
・長期投資(2~3年ではなく10~20年
 をする際に最も大事な指標がROIC
・ROEに似ている


■ROEとの比較

・ROEは、株主資本だけで測定する
 ROICは、総資本(株主資本+借入金など)で測定する
・ROEは、企業側で財務操作が可能
 ROICは、企業側で財務操作はできない
・例えば、リターンは不変でも、企業が自己株式取得をして
 自己資本を減らすことで、ROEを高めることができる


■ROICツリー

・ROIC=営業利益率 × 投下資本回転率(売上高/投下資本)


■ROICの弱点

・会計基準によって、数値がちょっと変わってしまう
 のれんや無形資産が膨らむと、ROICが低く見えてしまう
・指標として見れるサイトが少ない
 そのため、ROEとROAを把握して、その間とすることが多い



【私の感想】


・ROIC、大事にしたいとは思いつつも
 ちゃんと理解できていないため、指標を追うくらいで、
 自信をもって活用するに至っていません

・長期投資のための学習として、
 今後も追いかけていきたいと思っています

・ROEは、短期であれば操作可能ですが、
 過去5年間などの推移を確認すれば、操作もしきれずに、
 傾向は見て取れるような気がするのですが、
 そんなことはないのかなぁ



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2025-11-22

グロース市場の不調の理由、グロース株の投資戦略


日々、複数視聴したの動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、探究エミンチャンネル

【【エミQ】教えて!エミンさん Vol.138「グロース株」「金価格と株価」】

の動画です。



今年の後半は、グロース株が不調ですが、

その理由や中小型株投資家に対する

アドバイスが参考になりましたので、記録しておきます。




【目次】


■今年の後半にグロース株が不調な理由
■日本の上場企業が多すぎる(特にグロース)
■グロース市場銘柄の投資戦略
■株価と金価格の連動性
■株価のクッションになるものは米国債



【学び&参考になった点】


■今年の後半にグロース株が不調な理由

・理由①相場が変更したから
 前半は、業績相場であり業績のよいグロース銘柄が優勢だった
 後半は、日米の金利差が縮まらなさそうだとみられ、
 流動性相場になり、大型株が優勢になった
・理由②来期の折り込みが始まったから
 グロース株は、来期の業績が今期よりも悪く「への字」
 だから下げ圧力が強まる


■日本の上場企業が多すぎる(特にグロース)

・日本は上場基準が緩すぎるため、銘柄の質が下がっている
・グロース市場に、530社くらいあるが、100社にすべき
・グロース250の指数も多すぎであり、おかしい
・グロース市場に上場すると、その後下がる銘柄ばっかり
・日本全体では、4000社も上場しているが、1000社で十分
ドイツは、上場企業が400しかないのに


■グロース市場銘柄の投資戦略

・グロース銘柄は、3~4年で一時的に2~3倍になれば、
 成功だと思えばよい
 年率で考えると、20%上昇と考えることができるので
・今のようにグロース全体が下がっている時に、
 良い銘柄を買ってずっと寝かしておけばよい


■株価と金価格の連動性

・株価が大きく下げる時は、金価格も下げるが、マイルドな傾向
・信用取引をしている場合
 株価が大きく下げると追証を払う必要があるので、
 大きく下げた株式よりも、下げの小さい金を売る投資家が多い
 だから、金も株価と同じ方向に下がってしまうもの


■株価のクッションになるものは米国債

・本当の景気後退になると、需要が減ってデフレになる
・デフレになると、国債金利が下がる(国債価格は上昇する)
・リスクをとりたくないので、株よりも債券が買われやすくなるし



【私の感想】


・小型株投資をしている自分としても、
 今年は苦しい状況です、業績の良い所もあまり上がらないし
 でもエミン氏の話の通り、5年間くらい保有して吹けばいいかなと思っています
 ちなみに5年間保有するということも最近では苦ではないですね
 不思議と。。。年を重ねたからかなぁ

・上場企業が多すぎる問題については、
 これを是正すれば、日本の株式市場がもっと強くなるということでもあります

・長期投資の目線で、いずれ日本の市場もブラッシュアップされて、
 上場企業が1000社になると、指数もぐっとあがると希望をもっています



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2025-11-21

小さな政府と大きな政府 ~150年間で2回の行き来~


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、聞いてわかる投資本要約 チャンネル

【【世界秩序の変化】レイ・ダリオやブラックロックに先駆けて予想的中させたコンサル】

の動画です。



世界経済の歴史がわかりやすいのと、

日本経済の未来が明るいと思える内容ですので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■斎藤ジンとは
■パラダイムシフト
■①小さな政府の時代_自由放任主義「レッセ・フェール
■②大きな政府の時代_ニューディール政策
■③小さな政府の時代_新自由主義
■④大きな政府の時代_トランプ大統領
■中国の衰退
■インドの特権



【学び&参考になった点】


■斎藤ジンとは

・ベッセント長官の盟友
・ヘッジファンドなどに助言するコンサルタント


■パラダイムシフト

・150年間で世界は、「小さな政府」と「大きな政府」
 を2回行き来した


■①小さな政府の時代_自由放任主義「レッセ・フェール

・古典的な自由主義
少数の企業や財閥の力が強くなり、労働者を搾取するようになった
・それを防ぐために、次のような出来事がおきた
・1890年 独占禁止法がアメリカで制定された
・1911年 大財閥スタンダード・オイルが解体された
・世界恐慌があり、1930年代に終焉
・日本は、黒船来航により富国強兵へ


■②大きな政府の時代_ニューディール政策

・レッセフェールの欠陥を修正しようとし、大きな政府同士の対立が生じた
・ドイツ・日本はファシスト(軍国主義)型(世界大戦へ)
・ロシアのスターリン型(冷戦へ)
・冷戦中、日本は地政学的に重要であるととして優遇された
 アメリカの安全保障下で、防衛費を使わず経済発展を優先できた
・徐々に強くなる日本経済が脅威となっていった
・1981年 ソ連崩壊によって、日本の特別扱いをする必要がなくなった
・1990年代 アメリカは韓国・台湾・香港・シンガポールの支援を強化


■③小さな政府の時代_新自由主義

・WTOを中心に国際貿易が増えて、グローバル化が進んだ
・2001年 中国がWTOに加盟(中国が民主主義になると期待した)
・しかし中国は、世界から多くを搾取・いいとこどりした(共産主義のまま)
・世界では、移民が増えて格差が拡大した


■④大きな政府の時代_トランプ大統領

・トランプ支持者は、「取り残された白人」であり、
 とにかく既存のシステムを破壊してほしい


■中国の衰退

・2024年 レイ・ダリオが方針転換をした
 「今後、嵐の時代に突入する、日本のように何十年もの試練が続くだろう」
・台湾侵攻の可能性が高いのは、2027年まで
 (習近平の4期目に入る前に侵攻する可能性が高い)
 (習近平は、毛沢東や鄧小平のような偉業がないため、実績作りをしたい)
・失業率の高い若者には、軍と戦争で仕事を与えるしかないかも


■インドの特権

・中国の次は、インドで代替しようとアメリカは考えている 



【私の感想】


・大きな政府と小さな政府の変化を簡潔に紹介してくれており、
 参考になります

・時代としての振り子の動きとは別に、
 キープレイヤーとしての国が入れ替わっている点が
 複雑性を増していると感じました

・現在、大きな政府に向かう時代であるということは、
 第二次世界大戦が起きた時代でもあったということ 
 冷戦で済んでほしいと、切に願っています…



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2025-11-20

ドンキ創業者・安田隆夫  ~ほめるとは・チーム仕事とは~

 

日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、TBS CROSS DIG with Bloomberg の

【【100倍苦しんだが1万倍幸せ】ドンキ創業者・安田隆夫の後悔しない生き方】

の動画です。




ドンキのマネジメントについて、

日本人特有のマインドを活用するヒントがあったと思ったので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■ドンキの経営
■日本人の間違った認識
■ドンキ流のマネジメント術「ほめる」
■ドンキ流のマネジメント術「仕事のゲーム化」



【学び&参考になった点】


■ドンキの経営

・不必要なモノを、不必要なトキに、買ってしまう店づくり
 ※必要なモノを、必要なトキに、必要なだけ買える店づくり


■日本人の間違った認識

・苦労して儲けないと、正当な金ではないという誤解が強い
間違いを間違いのまま継続してしまう傾向が強い
 アクセルとブレーキを踏み変えているのに、
 多くの人は、ずっとアクセルかずっとブレーキになってしまう


■ドンキ流のマネジメント術「ほめる」

・「褒める」とは、その人が密に誇りに思っているが、
 誰もが見つけてくれないことを描写すること
・この「ほめる」をすれば、何年も忠誠を誓ってくれる


■ドンキ流のマネジメント術「仕事のゲーム化」

・相手を打ち負かして、出世したい人は少ない
・むしろ、他者に迷惑をかけないために、工夫などをする方が楽しくできる
・いきなり権限移譲するのではなく、うまくできたら権限移譲していく



【私の感想】


・良いことも悪いこともいったん始めてしまうと、
 修正できない日本人の特性を生かしたマネジメントを
 垣間見ることができました。

・特に、「ほめる」「仕事のゲーム化」について
 何に力点を置くかがよくわかる話でした

・「若い人には挑戦をしてほしい」とインタビュアが嘆いていますが、
 私は、挑戦する若い人はちゃんといると思っています。
 煽る必要なんてないと思っています
 彼らをしっかりエンジェル投資家として応援していく所存です



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2025-11-19

維新の会 ~国をよくしたい藤田・大阪をよくしたい吉村~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、中田敦彦のYou Tube大学

【【藤田文武】どうなる維新!「公金還流」の真相とは?自維連立】

の動画です。



急に政治の表舞台に出てきたような

藤田文武共同代表との対談動画です。

吉村代表との対談よりも、明確なやりとりであり、

おススメなので、まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■旧文通費問題(調査研究広報滞在費)の歴史
■副首都構想に対する思い入れの違い
■企業・団体献金に対する違い(by 橋本徹)
■連立離脱のカード(by 中田)



【学び&参考になった点】


■旧文通費問題(調査研究広報滞在費)の歴史

・2021年11月 旧文通費が争点化
  躍進した維新の1期生の素朴な疑問がきっかけだった 
・2022年4月 日割り支給法案
  使途公開や残額返還が不要な状態だったので、改善しようとした
・2022年4月 調査研究広報滞在費 に名称変更
  自民党は、名前を変更して時間稼ぎをしようとした
・2024年 自民の岸田総理(木原誠二)から、
  期日は明記はせずに、ほっとかれた
・2024年06月 
  馬場代表が岸田内閣を「うそつき内閣」と批判した
・2025年8月 改正歳費法 が施行
  使途公開、残額返納が決定し、悲願を達成した


■副首都構想に対する思い入れの違い

藤田は、維新に入った原点が、
 国政課題に対する「維新八策」であり、
 日本国をよくしたいという思いが強い
吉村は、政治家としての原点が、
 大阪改革(橋本徹や松井一郎)に感化されており、
 大阪に対する愛が強い


■企業・団体献金に対する違い(by 橋本徹)

・大きく3つのグループに分かれる
廃止グループ
 完全に廃止すべき
  by 維新の会
継続グループ
 禁止しなくても、公開し透明性を高めればよい
  by 自民党
受け手を絞るグループ
  地方支部で受けることを禁止し、本部一本化とすればよい
  ※本部で受けて、支部に配ればいいので、抜け道みえみえ
  by 国民


■連立離脱のカード(by 中田)

・維新のアイデンティティである「政治とカネ」に対して使うべき
・「副首都」や「議員定数削減」に使うと国民の理解は得られないはず



【私の感想】


・維新の会の代表同士でも、
 国政重視なのか大阪重視なのかが違うということは、
 今後の方針が異なる可能性があり、面白いことを知れたと感じます

・旧文通費問題について何年もかけて前進させてきたのですね、
 ドロドロの政治の世界を垣間見れるようです
 しかし、じっくりと進めている藤田氏は好感がもてました

・企業・団体献金については、96%(80億円)を自民党が受け取っています
 逆に言えば、自民以外は、全面的に禁止にしても実害が少ないはずです



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2025-11-18

厚労省のテリトリーだけで解決しようとしている医療改革 ~東京都の診療報酬提言の闇~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を記録しておきます。


今日は、高須幹弥 チャンネルより、

【東京都内の病院7割が赤字で都の提言「診療報酬10%上げ」は暴論】

という動画を参考にします。



赤字経営の病院が多いから診療報酬を上げろという東京都の提言について

病院の経営や日本人の誤解について解説する動画をまとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■病院の業務増加
■病院の労力の低下
■黒字化するために
■病院経営
■病院の株式会社化には反対
■医療も公的運営でよいのではない
■解決策



【学び&参考になった点】


■病院の業務増加

・医療訴訟のリスク低減のために、同意書などの事務仕事が増加
・セカンドオピニオンが広がり、手術しない診療が増加
・コロナ禍以降、過剰に手袋やマスクなどを使いすぎ
・その他、無駄な仕事が多すぎる


■病院の労力の低下

・研修医制度が変わり、研修医が戦力ではなく「お客様」になった
・研修医に任せられる仕事が激減し、医師の見守りが必須となった


■黒字化するために

・「病人」の定義を変更して、治療母数を増やす
 治療対象を広げるなどをしている。例えば、血圧
・重症でない人までも入院させることで病床稼働を高める


■病院経営

救急医療などのまとまな医療や大変な医療ほど、赤字になりがち
・一方で、美容や湿布や睡眠薬をだすようなラクな医療ほど、儲かりやすい
・海外と比較しても、日本は無駄な医療が非常に多い
 例えば、過度な延命治療、長期入院、抗生剤を出しすぎ、CT取りすぎ…


■病院の株式会社化には反対

・儲けるための組織になるため、無駄な医療がもっと増えてしまう
・医療は、儲ければよいというものではないはず
・美容クリニックでチェーン化してMS法人という搾取法人を設立して、
 儲ける病院ばかりになってしまう


■医療も公的運営でよいのではないか

・警察も刑務所も消防も税金で運営しているので、赤字(税金投入)
・医療も上記と同じでよいのではないか


■解決策

・後期高齢者の優遇を解消する(自己負担を1割から3割に)
・日本人の誤解を解消する①処方しない医者はケチ
 寝てれば治る風邪のような病気でも、
 薬をより多く処方する医師を評価してしまう日本人が多い
・日本人の誤解を解消する②放射線
 CTスキャンの被ばく量は気にも留めないが、
 原発汚染水は過剰に反応して怖がる日本人が多い
・予防医療を理解して、生活を改善する


【私の感想】


・幹弥氏は、医療は公共化すべきというスタンスですが、
 私は、反対です。
 理由は、税金の無駄使いが増えると思うからです
 健全な自治体が提言するならともかく、東京都ですからね

・一方、ホリエモンは、医療は民間化すべきというスタンスですね
 私は、儲けるだけの医療も、おかしいと思います

・私は、緊急性や命に関わる医療だけ、公共化して赤字を許してもよいと思います
 町医者は民間のままとし、税金投入をしないようにしたいです。
 ちなみに、救急車は当然有料化すべきだと思います(最低5万円/回)

・結局、管轄の厚労省の縄張りで考えているからダメなのだと思います、
 ちなみに、農水省の縄張りで農業を考えているから、ダメなのと同じ、
 縦割り行政のしがらみなのでしょうか
 


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2025-11-17

経済成長が続く理由 ~2025年ノーベル経済学賞の解説~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【2025年ノーベル経済学賞 難解な研究内容をイチから徹底解説】

です。



2025年のノーベル経済学賞を解説する動画です。

サブテーマなどの解説が詳しかったので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■受賞概要
■Mokyr
■Aghion, Howitt
■イノベーションとR&D投資
■イノベーション
■過去の経済成長分野のノーベル経済学賞受賞者
■経済成長の方向性



【学び&参考になった点】


■受賞概要

・3名として(Mokyr, Aghion, Howitt)
 イノベーション主導の経済成長を説明したこと
 産業革命以降、持続的成長が当たり前になった理由を説明したこと
 キーワードは、イノベーション、創造的破壊、起業家精神
・サブとして、Mokyr1名と、Aghion, Howitt2名の受賞にわかれる
・賞金は、Mokyrが1/2、Aghion, Howittが1/4ずつゲットするらしい


■Mokyr

・経済史の専門家
・論文よりも著作に力を入れており、学者の中では有名ではない
・技術進歩による持続的成長の前提条件を明らかにした
2種類のナレッジをうまく回していくことが経済成長につながる


■Aghion, Howitt

・論文を多く書いているため、学者内で有名
・創造的破壊を通じた持続的成長の数理モデルを示した
1992年の論文が受賞に大きく貢献した
・消費者、企業(財・サービス)、企業(R&D)の3者を登場させた
・企業(R&D)こそが、破壊的イノベーションにつながるのだが、
 正しいタイミングで、正しい量のR&D投資を実行することは難しく、
 その見極めのヒントを出した


■イノベーションとR&D投資

・イノベーションの発生確率は、
 独占状態になりすぎても、群雄割拠すぎても低くなる
・R&D投資をし過ぎれば、個社のリスクが高まるし、
 R&D投資が少なければ、個社のチャンスが高まる
 そのため、R&Dの増減は自然に起きる


■イノベーション

・シュンペーターが世に広めた言葉
技術革新と訳されているが、革新よりも、新結合の方がイメージとして正しい


■過去の経済成長分野のノーベル経済学賞受賞者

・1987年 ロバート・ソロー
  持続的成長に、外生的成長モデルを提唱した
  内生的モデルも踏まえたが、ブラックボックスだった
・1995年 ロバート・ルーカス
  内生的モデル、特に、リスキングなどの人的資本が重要と説明した
・2018年 ポール・ローマー
  内生的モデル、特に、人的資本よりも個人のアイデアや発想が重要だと説明した


■経済成長の方向性

・持続的成長が当たり前だと思わない方がよい、
 イノベーションが必要なのだから
・経済成長は、R&D投資の多寡により、減速も加速もするもの
・経済成長は、これまで、電車型(進行方向は既定)だったが、
 これからは、航海型(進行方向は無数)になるかもしれない
 つまり、GDP成長率だけで考えていたが他になるかもということ



【私の感想】


・こういう解説はありがたいですね、
 ちょっと聞いただけでは、理解したとは言い難いですが。。。
 自分で調べるべきですが、そんなにリソースを避けられない人には、
 おススメですよね

・経済成長の方向性として、
 日本のもったいない文化や繊細さ、他者を気遣う文化
 GDPにネガティブな傾向があると思いますが、
 これらを評価する方向に世界も進んでほしいと思っています



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2025-11-16

台湾有事が日本有事である理由


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【中国総領事のトンデモ発言!送り返せ&高市総理3時から働きすぎは野党のせい】

の動画です。



元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、

毎回勉強させてもらっています。


本国会におけるいろいろな裏事情や、

台湾有事が存立危機と言われる理由がわかりやすかったので、

まとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■高市総理が朝3時からレクを受けた理由
■国会における高市総理いじめ
■台湾有事は日本有事である理由
■中国外交官の総理殺害予告



【学び&参考になった点】


■高市総理が朝3時からレクを受けた理由

・立憲民主党からの質問通告が遅れたため
・立憲民主党からの質問書の粒度が荒く、
 何を質問するのかがわからないため
・このため、答弁ができあがるのが24時を回るため
・質問通告の期限を守らないことが多いのは、立民と共産


■国会における高市総理いじめ

・予算員会では、答弁者を高市総理ばかりにして集中攻撃をしている
・片山財務大臣が挙手をしているのに、さされもしない
・この目的は、高市総理ばかりに答弁させて、
 高市総理を疲れさせようとしている


■台湾有事は日本有事である理由

・台湾有事になれば、中国が台湾周辺を海上封鎖する
・この時に、与那国島や尖閣諸島も封鎖されるに決まっている
・この場合は、日本としては存立危機事態と言えるだろう
・だから、台湾有事は、日本の存立危機事態となり、
 つまり、日本有事


■中国外交官の総理殺害予告

・大阪の中国領事館の領事が殺人予告を投稿した
・ルールとして、外交官は逮捕ができない
・不適切な外交官は、外交上の手続きをして本国送還すべき
・外務省は、抗議だけでなく、ペルソナノングラータをすべき



【私の感想】


・NHKで放送されている国会は、
 観ていると悲しくなってきます、無駄な時間が多すぎます
 政治家にはもっと仕事をしてもらうべきことがありそうなものなのに
 そりゃ居眠りするのもわかります笑

・中国が、与那国島や尖閣に手を出さなければ
 台湾有事が日本有事にはならないという理解を
 しましたが、きっと現実的ではないのでしょうね

・殺害予告をした外交官を要する中国に対して、
 自民党は適切に動いていると感じます
 大して、立民党はまたもやおかしな発言をしていますね



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2025-11-15

米国テック企業が50年債を発行、長すぎでしょ笑


今日の記録は、モハP チャンネル より、

【【債券市場】テック企業の債券発行がとんでもないことになっている】

という動画を参考にします。



モハPチャンネルは、国際的なニュースや経済ニュースを

元機関投資家という視点で解説するチャンネルです。


AIバブルだけでなく、債券バブルも発生しているという内容です。




【動画の構成(個人的に作成)】


■世界の債券発行
■テック企業の債券発行
■債券の利回り
■利回り低下の原因
■テック企業がAI投資をしまくっている
■今後



【学び&参考になった点】


■世界の債券発行

・年々増加しており、11月の時点で去年の発行額を更新
 (900兆円以上)


■テック企業の債券発行

・9月以降、
 メタ、アルファベット、オラクルの3社だけで10兆円発行
・今年のテック企業の債券発行は、
 去年の2倍


■債券の利回り

・発行金額が大きくても、需要も旺盛のため、利回りが低下
・上乗せ金利が下がっており、世界中で投資家が楽観的だということ


■利回り低下の原因

・日本、欧州、米国の金融政策が緩和的だから
・日本は、利上げ局面だが、政策金利が0.5%しかなく、緩和的
・欧州は、利下げ局面であり、政策金利2%と十分緩和的な水準
・FRBは、利下げ局面であり、量的引き締めを終了すると発表した


■テック企業がAI投資をしまくっている

・社債で資金調達をしまっているが、失敗する企業がでてくるはず
・メタ、オラクルは、40年債
・アルファベットは、50年債
・この3社には、発行額の4倍以上の注文が集まった


■今後

・ある企業が失敗すると、
 債券価格は下がり、債券利回りは上がる



【私の感想】


・米国企業は、30年もすれば代表的な企業が変わっているはずで、
 40年債だと廃業している企業の方が多いような気がしますが、
 そこに注文が4倍以上集まったということは
 どう解釈すればよいのでしょうか

・個人的には、絶対に買いたくないですけど、
 音楽が鳴りやまないから踊り続けている???
 40~50年ものなのに、利回りが低いんだよ…


ありがとうございます

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2025-11-14

ADP雇用統計 ~3つのバイトを掛け持ちしたら、3人分の雇用として計上~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、探究エミンチャンネル より

【日米株の上昇は止まったのか?ポスト5万円後の日本株戦略】

の動画です。



このチャンネルでは、市場動向について、

エミン氏が隔週で解説する動画です。


政府閉鎖により統計が不明な状況ですが、

米国経済を推測する小話が参考になったので、

記録しておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■日経平均の推移
■グロース250の推移
■ADP雇用統計
■アメリカの経済の実態予測
■日本における狙い目セクター



【学び&参考になった点】


■日経平均の推移

・4000円上昇して2000円調整してを繰り返してきた
・直近で、52000円まで上昇し50000円まで下がった
・最高値に進むためには、4.1万円のサポートラインまで下がってからだろう


■グロース250の推移

・8月以降、売られている
・来期の予想は良くないということの折込中のため
・日経平均の大型株に資金が流れているため


■ADP雇用統計

・政府閉鎖のため民間雇用統計ADPを見るしかない
・ADP雇用統計では、「アルバイト」でも「雇用」として計上してしまう
・ADP雇用統計では、3つバイトをしている人は、3人分として計上してしまう


■アメリカの経済の実態予測

・「AIを活用するので」の方が「仕事がないので」よりも市場うけがよい
・UPSは、約2年間で1.4万人を減らしたが、普通に不景気なのだと思う
・マイクロソフトやアマゾン、ターゲットも人を減らしてきた
・孫正義がNV株を全売却したことから、
 自分(エミン氏)も孫正義と同じスタンスでいたい
・各地の選挙でもトランプ側が負けている
 NY市長選を踏まえると、NY市民が現状に強い不満を覚えているはず


■日本における狙い目セクター

・増収の4セクター
 ①石油・石炭、②証券業、③海運業、④電気機器
・増益
 ①鉄鋼、②電気機器、③ゴム製品、④機械



【私の感想】


・日経平均が41000円になった時に買う銘柄を
 決めておきたいと思います

・ADP雇用統計が、実態の肌感覚と異なる計上の仕方をしている
 ということには注意しておきたいですね、
 信じすぎてはいけない

・ねらい目セクターの紹介も大変参考になりました



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2025-11-13

米中貿易の1年間の休戦 ~世界経済も巡航速度で~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、三宅の目 より、

【三宅の目「米中休戦、世界経済巡航速度」2025年11月11日】

という動画を参考にします。 



レオスの経済調査室長の三宅氏が

隔週で世界の流れを解説する動画です。


米中関税が1年間の休戦となり、

世界経済の成長も巡航速度で進んでいるので、

当面は安心だという解説です。

トレンドを長期で作成してくれているので、

長期投資家向けですね。




【目次】


■米中貿易戦争の休戦

■世界貿易

■日本株

■日本の株高と長期政権



【学び&参考になった点】


■米中貿易戦争の休戦

・米国は、対中100%追加関税を未施行のまま1年間棚上げとした

 また、フェンタニル関連の追加関税を20%から10%へ引き下げた

・中国は、レアアース輸出統制を1年間停止とした

・ただし、1年間で両国ともに準備を続けるはず


■世界貿易

・トランプ関税で失速懸念をしたが、急減は回避しており、予想EPSも増加傾向

・世界の実質GDP成長率は、3%台の巡航速度で成長していきそう

20年や40年スパンで見て、

 原油価格が原油60ドル/バレルに落ち着き、

 小麦価格も安定圏に落ち着いている


■日本株

・政権が石破から高市となり、経済(企業)が成長路線となる

・GDP成長とEPS拡大が期待できる


■日本の株高と長期政権

・長期政権になるためには、国民からの支持率を得ているということ

・支持率を得るためには、国民の懐が潤っており(景気が良い)、

 かつ、対米関係も良好であることが条件

・支持率が高く長期政権になることは、株高傾向になる



【私の感想】


・1年や2年ではなく、20年などの長期の大局を把握することができる

 点がよいと思っています

・大きなイベントや事件がない稀な状況だと思いますので、

 この凪のような時期でも着実を世の中や社会を理解したいと思います



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2025-11-12

自民党の老獪な戦法 ~日本最大のポンジスキーム政党~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、中田敦彦のYou Tube大学

【【玉木雄一郎】国民民主はなぜ動かなかったのか?在野交渉型の苦悩】

の動画です。



約束を自民党に破られた玉木氏に対し、

自民党とはどんな党なのかを解説した中田氏が

非常に面白かったので、まとめておきます。、



【動画の構成(個人的に作成)】


■連立に入らなかった理由
■自民党の約束不履行
■国民民主の期待と不安
■支持母体の「連合」
■自民党の老獪な戦法



【学び&参考になった点】


■連立に入らなかった理由

・たまきチャンネルでは、次の3点を理由としていた
 ①政策本位、対立よりも解決
  連立はもともと考えていなかった
 ②信頼構築が、連立入りよりも先
  約束したことが、守られていない
 ③まだ小さい政党だから
①と②で矛盾しているのではないか
 つまり、②が①を全否定しているように見える


■自民党の約束不履行

・政党間の約束不履行に対して、罰則はない(憲法51条より)
・自民党は、「遅延の果ての10%履行」をしてきた
 日本最大のポンジスキーム政党だと思う
・約束不履行の歴史
 2012年 自民が民主と約束した「議員定数削減」
 2024年 自民が維新と合意文書まで作った「旧文通費改革」
 2025年 自民が国民と約束をした「トリガー条項解除」「三党合意」


■国民民主の期待と不安

・国民民主は、キャスティングボード戦略のままでよいのか、
 最大野党になり政権交代戦略にするのか
 を考える最終段階にある
・有権者は、国民民主のスピード感に期待していたはず
 ハンバーグ(103万円の壁)を期待していたのに、
 人参のグラッセ(ガソリン暫定税率)が届いたという状況
 (期待していたよりも、すごく時間がかかってしまう)
・有権者は、玉木氏を政治家として延命させたいのではなく、
 プロジェクトチームのリーダーとして応援していたはず


■支持母体の「連合」

・連合は、労働者の団体なのだから、労働者のためになる組織であるべき
・連合の芳野会長に対して、連合の変化を次のように促している
 「組合の立場が、組合員の利益に直結するように変化すべき」
 「連合という組織の利益と、組合員の利益がずれていないか」


■自民党の老獪な戦法

骨抜き(遅延の果ての10%履行)
 野党が発した人気のある政策を長期検討して10%だけ履行すること
 先払いで、野党から賛成を得ることができる
すげ替え
 厳しい状況になったら、総裁選をしてトップの顔をすげ替えること
 国民のガス抜きをして、それまでとは逆の政策を打ち出せるようにすること
丸パクリ
 野党で人気ある政策をパクることで、野党の人気を希薄化すること

・結果として、野党は、「言い始めたのは自分たちです」としか言えなくなる



【私の感想】


・国民民主が自民との連立を組まない理由について、
 ①と②の矛盾を適格に言語化してくれていて感動ものです

・スピード感を期待していた有権者は、
 日本の政治は時間がかかるし、遅いんだということを痛感すべきでしょう

・まだまだ大きくないので時間はかかるが、
 よい政策を前に進めてくれる政党だし、
 短期戦略と長期戦略の違いを矛盾だと騒がず応援したいです



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2025-11-11

制度の適正と改正 ~高市内閣の仕事が早すぎ~


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【1387回 高市内閣の外国人政策が早くも動き出した】

の動画です。



元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、

毎回勉強させてもらっています。


高市総理のスタートダッシュがすごいですね、

短期で制度「適正」するものと、

長期で制度「改正」するものを分けた解説をまとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■制度の適正と改正
■顕在化した問題
■外国人土地問題
■重要土地問題
■オーバーツーリズム問題
■高市さんの人柄




【学び&参考になった点】


■制度の適正と改正

・制度適正化とは、今の制度の中で見直しを図ること
 つまり、各省の運用・施策を見直すこと
・制度適正は、細かくて、着実にできることであり、
 身近な変化を感じやすい
・制度適正でうまく改善されなかった場合に、制度改正にしていくはず


■顕在化した問題

国民健康保険の加入が簡単すぎる問題
 3か月間だけ日本に滞在すれば、国民健康保険に加入できてしまう
経営管理ビザがとりやすすぎる問題
・運転免許の外免切り替え問題
 ホテルの住所でも受理されるし、日本人よりもテストが簡単だった


■外国人土地問題

・外国人土地問題は、法律を変えないといけないので、
 制度改正になりそうだから、時間もかかる
・そもそも本件は、GATS協定で外務省が留保条件をミスしたことが原因
・外務省は、やり直すことが大変だとすぐ言うが、
 反対するのは、中国とその息のかかった国数か国だけ
官僚のレベルでできることなので、総理が「やれ」と強く言えばよい


■重要土地問題

・重要土地法案は、自衛隊の土地の周りの監視対象地域が、今は狭すぎる
・監視対象地域を広げることも、法律の書き換えなしでできる
 例えば、小さな施設をたくさん作ることで適用範囲を広げることができる


■オーバーツーリズム問題

・最終的には地方の条例になる可能性が高いが、
 政府として取り組むならば、入国税などの徴収を導入するかも


■高市さんの人柄

・高市さんは、安倍さんと菅さんを合わせたような人
・安倍さんはかなり任せてしまう人
・菅さんは、結構細かい人だった




【私の感想】


・制度の「適正」と「改正」の違いを理解して
 スピード感をもってやっていくことは、大事ですね

・外国人土地問題は、とにかく急いでほしいです
 日本人は絶対に変えないのに、中国人は日本の土地を変えるなんて
 絶対におかしいです



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