日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
新・臆病者のための株入門
2024年10月初版
1.著者
橘 玲
※説明は省略します
2.どんな期待を持って読んだか
橘玲氏の本は、本質的な内容が多いので、
全ての本を読んでおきたいと考えています。
3.構成
第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?
第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
第3章 デイトレードはライフスタイル
第4章 株式投資はどういうゲームか?
第5章 株で富を創造する方法
第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
第8章 ど素人のための投資法
第9章 臆病者のための新NISA活用術
第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
第3章 デイトレードはライフスタイル
第4章 株式投資はどういうゲームか?
第5章 株で富を創造する方法
第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
第8章 ど素人のための投資法
第9章 臆病者のための新NISA活用術
4.全体的な所感
数学的な記述がないにも関わらず、
本質的な指摘が多く、非常に価値密度の高い本だと感じました。
2006年の内容を2024年に「新~」として出版していますが、
ほとんどの内容は当時と同じ内容のままでも通じる本質的な内容であることに、
驚きました。
ファイナンス理論でノーベル賞を受賞した教授の話を
かみ砕いて話してくれていると記載もあったので、
20年たっても、変わらないものは変わらないんだと言われればそれまでですが♪
本書の結論はシンプル。
普通の人はインデックスに投資せよということ。
また、資本主義や民主主義についての理解を深められたり、
証券アナリストなどの金融関連で働く人たちのリアルについても
理解ができる点も素晴らしいです。
5.個別の印象的な内容
P102より、
(株式会社に出資する)投資家の仕事は、
(出資金までの)損をすることである。
P105より、
株式会社の一番のポイントは、
損を限定すること(有限責任)で、みんなを冒険的にすること。
→これによって人々が挑戦できるようになるので、大事だと思う
P176より、
ウォーレンバフェットの割安株への長期投資は、
(短期の)市場の歪みを利用し、
長期にわたる市場拡大をも援用して、
より大きな富を生み出そうとする
6.おすすめなのか
株式投資をやるすべての人が、
読んで、理解しておくべき本だと思いました。
「~株入門」という本のタイトルですが、
株式投資を10年とか結構長くやっている人にとっても、
資本主義の仕組みを理解したり、
投資で金儲けしている人たちの意見に引きずられないようにするための
自分を作ることができると思います。
ありがとうございました。
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