2025-02-23

米不足は農水省の減反政策のせい【高橋洋一】

           

日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【米不足は農水省の減反政策のせい 備蓄米は国会機密】

の動画です。



元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、

毎回勉強させてもらっています。


日本の米の輸出について考えるヒントになると思ったので

記録しておきます




【動画の構成(個人的に作成)】


■作付面積減少と転作奨励金
■農水官僚の思考
■自由な市場
■有事の対応
■備蓄米と天下り
■外貨準備金と天下り



【学び&参考になった点】


■作付面積減少と転作奨励金
・米不足は、水稲の作付面積を減らしてきたことが本質的な原因
・流通上の問題などが報道されているが、枝葉の問題
・「減反政策」はやめたというが、
 「転作奨励金」と名を変えて今だ継続している


■農水官僚の思考
・日本米は、日本人のみが食べるとして、輸出を想定してこなかった
国内だけで需給調整をしようとしてきた


■自由な市場
・自由に米を生産させておいて、
 生産性の高い農家は国内に限らず輸出すればよい
・年老いた農家は引退して、新しい人が水稲を始めればよい


■有事の対応
・多くの国は、生産物の生産性を高めていき、
 国内消費よりも多く生産できるようにして国外に輸出している
有事には、輸出を止めて国内需要を満たすことにより、有事を乗り越える


■備蓄米と天下り
・備蓄米がどこにどれだけあるかは、国家機密
備蓄米の保管料という金が動いており、天下りにもつながっている


■外貨準備金と天下り
・財務省の外貨準備金は100兆円以上あるが、
 金融機関に外貨準備金の管理委託しており、天下り先にもなっている




【私の感想】

・「国内だけで需給調整をしようとしてきた」ことは、
 国内しかみていなかったのでしょうね

・戦後、日本米は国外で人気がなかったのでしょうかね
 だから、輸出の手間とか難しいことはしたくなかったのでしょう

作付面積が減少していることは既知の話でもあり、
 慣性でばらまき続けるのは、早く止めてほしものです
 ばらまきの最も大きなデメリットは、
 新規参入者と退場者の代謝が抑制されるということだと思います

・今こそ、農水省も米の輸出を支援したり、
 自由貿易を推奨してほしいです

・例えば、水稲に新規参入しようとする若い農業法人などは
 志も高く、その人たちを応援するようにしてほしいものです

・小麦やコーンなどは世界での貿易が多いですが、
 ジャポニカ米は競合する国が少ないので、
 敵視する国も少ないはず

・日本独自の化学肥料使用などの問題も
 国内だけを意識してきた歴史の結果なのかもしれませんね



ありがとうございます



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