日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、pivot の
【コメ価格急騰は、農政の失敗だ】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、日本農業新聞から独立して
ノンフィクション作家になった窪田新之助氏です。
日本の農業の未来を真剣に考えて、
勇気ある行動をとっている人だと思います。
【動画の構成(個人的に作成)】
■農業・農家の変化
■コメの価格の高騰が続く背景
■コメの自由化を阻んだ農協と農水議員
■潰されたコメの先物市場
■兼業農家の必要性
■今後の農業
【学び&参考になった点】
■コメの価格の高騰が続く背景
・長年の農政の失敗につきる
・2023年の夏に高温障害により、米の生産量が大きく減少した
・2024年の夏も高温だったため、上記同様に生産量は少なかった
・民間備蓄米の在庫は、5年間ずっと減少している
・減反政策は、2018年に終わったと言われているが、
価格を維持するために実態としては施策は続けられている
・コメの価格高騰で儲かっているのは、
農政トライアングル(農協×農水省×農林議員)と、コメ卸業界
■コメの自由化を阻んだ農協と農林議員
・今の日本には、「市場価格」はなく、
農協と卸の間で形成される「相対取引価格」でやりとりされている
・野菜や果物は、「市場価格」がある
・コメ農家は、野菜農家や果物農家に比べて数が多いため、政治家は大事にする
・コメの流通の75%は、農水省が抑えている
・コメの流通の25%は、農水省が把握してないため、
買占めが生じたとニュースなどを通して批判しているが、
買い占められる量は大きくない
■潰されたコメの先物市場
・2010年に、試験上場した
・本上場するか否かを2年後に判断するはずだったが、何度も延期されてきた
・2021年に、農協と農林族議員の反発にあって、上場は潰された
・先物市場があれば、
価格変動をマイルドにできるし、
備蓄米の放出もスピーディにできたはず
■兼業農家の必要性
・二種兼業農家は、農業収入は本業ではなく、趣味的なもの
・産業としては、二種兼業農家は生産性も低いため、不要だろう
・政治の視点からは、自民党の大事な票田のため、兼業農家を残しておきたいはず
【私の感想】
・コメの価格高騰の背景や
来年以降の動向についても示唆に富む内容だと思いました。
・SNSでは、カリフォルニア米の味は、
日本の米と対して変わらないという人は多いですね、
輸入しようにも関税がどれくらいかかっているのかわかりません
メディアでは、コメの輸入関税は700%
とも言われています
・減反政策をまじめに中止して、
市場価格を取り戻してほしいものです
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、