2026-10-27

マンション高騰を抑制する税制改正が急浮上 ~28年間停止していた土地重課制度~


日々、複数視聴したの動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、オタク会計士 の

【【超最速】税制改正で急浮上!不動産の転売に52%課税が復活!? 28年間停止の「土地重課制度」の知られざる内容【投資/外国人規制・マンション高騰・タワマンバブル/増税・売却益・所得税・相続/自民党】】

の動画です。



都心の不動産高騰が進み、

東京23区のマンション平均価格(1.3億円)が、

都のフルタイム労働者の平均年収(680万円)の、

約20倍になったため、不動産増税を検討しているという内容です。


過去の景気と税制についても学べる内容でしたので、

まとめておきます。



【目次】


■日本の特殊性(間違った真面目さ)

■土地譲渡益重課制度の適用再開

■不動産に関する税制

■税制は、いつも遅刻



【学び&参考になった点】


■日本の特殊性(間違った真面目さ)

・多くの国(韓国・カナダ・シンガポール)では、外国人規制を全面にだしている

・しかし、日本は、外国人を理由に規制をかけないことにしている

 「国籍」ではなく、「取引」で規制することにしている

・日本だけは、「土地取引は、自国民と外国人を差別しない」と

 GATS第17条「内国民待遇」という宣言をして 




■土地譲渡益重課制度の適用再開

・個人の土地の短期売却益に、52%がかかる

 法人の土地の売却益に、5~10%を上乗せする

・土地投機の抑制のために、1973年に創設された

・1998年から停止中なので、再開という形にすれば、

 ゼロから立法するよりも早く動ける

・土地に対する重課税であり、建物に対する効果は小さい


■不動産に関する税制

・持つ

 固定資産税1.4%と、都市計画税0.3%がかかる

・売る

 所得税と住民税が、次のようにかかる。

 (短期)の場合は40%  (長期)の場合は20%

・遺す

 相続税がかかるが、タワマン節税が横行したため、規制するために、

 2024年からは、マンションの評価見直しを始めたり、

 2027年からは、5年ルールが導入されようとしている




■税制は、いつも遅刻

・土地重課を創設

 列島改造に沸いた1973年に創設→ 1975年に戦後初の地価下落

・地価税を開始

 バブルピーク越えした1992年に開始→ バブル崩壊へ

・土地重課を再開

 都心の不動産価格の下落へ転換した2026年に土地重課を再開→ ???






【私の感想】


・日本だけバカ正直に、外国人規制をしていないことに本当に残念です、

 過去の宣言に固執し、直面する問題を解決しないなんて信じられません


・相続税の無い国や、相互主義ではない国は、もっと厳しくすべきだと思います

 外国人規制を毅然としてくれる政治家を支持することにします


・土地重課制度は、土地に対する重課税であり、建物に対する効果は小さいです

 つまり、高層マンションの売買抑制には時代遅れであることは明確です

 だから、建物部分にも適用しなければいけないですよね


・日本が世界に比べて、遅い動きしかできないことを痛感する内容でした

 立法こそが仕事のはずなのに、過去のいまいちな法律を流用することで、

 お茶を濁そうとしているとしたら拒否しなければならないですね



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2026-10-26

人生、何を成したかよりどう生きるか


日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

人生、何を成したかよりどう生きるか

2021年02月初版





1.著者


内村 鑑三(著)

キリスト教思想家。無教会主義の創始者。非戦論者


佐藤 優 (解説)

元外交官主任分析官。



2.どんな期待を持って読んだか


米国でスタートアップ経営を始めた内藤聡氏が、

「シリコンバレーによろしく」の本の中で、

「後世への最大遺物」を紹介していましたが、

関連書籍の中で、最もわかりやすいと期待して、

読んでみました。



3.構成


「後世への最大遺物」現代語訳

 1894年7月16日夜7時 

  1日目 のこすべきものはまずはお金、次に事業である

 1894年7月17日朝8時

  2日目 だれもがのこせる唯一のものがある


先が見えない時代をどう生きるか

 「後世への最大遺物」を今読む人へ



4.全体的な所感



本書は内村鑑三の「後世への最大遺物」を現代風に佐藤優が解説する本でした。

結論としては、後世に残すべきものは、

まずお金、次に事業、その次に、思想。


1894年の箱根でこのような思想を語っていたのだと

想像しながら読むことができたので、

感慨深いです。



5.個別の印象的な内容


P32より、

お金は天のものだからいつでも手に入るという人に、ベンジャミン・フランクリンは

「それなら今お金を出してみなさい」と言いました。

私(内村)に金など要らないといった牧師の先生は、

後で聞いたところ、実際にはずいぶんお金に執着していたのだそうです。


P36より、

世界で最初の孤児院を建てたラジードは、なぜか教会をとても嫌っていて

「孤児院の中には、キリスト教のどんな宗派の教師も入れてはいけない」

という風がわりな条件をつけました。


P100より、

一年後に再会したときに、

「この一年間で後世のためにこれだけお金を貯めた」「こんな事業をした」

「思想を書いた論文が雑誌に掲載された」と言い合うのもいいでしょう。

けれどもそれよりもっといいのは、

「善い行いをするよう努力した」「勇気を出して正義の味方をした」

「私情を挟まずに、公平な判断ができた」などと言えることです。


P130より、

実は軽井沢や箱根という別荘地は、第二次世界大戦のときに、

中立国の大使館や公使館が避難していた土地でした。

軽井沢はスイス・スウェーデンなど、箱根はソ連。

このため、この二か所には絶対に爆撃が行われないことになっていました。

それでほかの別荘地よりも多くの富裕層やエリート層が集まり、

土地の価格も、土地の「格」も高くなっています。


P191より、

明治政府のエリートではなく、多くの挫折やどん底を味わったうえで、

どうやって生きていけば自分が納得できるのかということを徹底的に考えた人

ならではの言葉。(内村は、薩長土肥の出身ではなく上州の出身のため)



6.おススメな人はどんな人か


・人生をどう生きればいいか悩んでいる人はもちろんおススメです、

 個人的には、失敗後に本書を読むと、奮い立って再起できると思いました


・内村鑑三は、キリスト教思想家なのに、

 キリスト教をディスっているところがあって、面白かったです、

 キリスト教の奥まで理解してしまったので、

 無教会主義というものに発展したのでしょうか?


・私は本書を読みながら、自分の人生を振り返ることになり、

 人生の転機を与えてくれた人たちに、

 何十年かぶりに連絡をしてしまいました


・それをきっかけにまた交流が再開しました、

 これを機に新しい取り組みにつながる可能性を感じ、実は少し高揚しています

 学びだけでは終わらせない、読者に実践を掻き立ててしまうような力が

 この本にはあると感じます



ありがとうございました、

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2026-10-25

国が亡びるお決まりのパターン「中抜き」 ~お金の流れでわかる世界の歴史~


今日の記録は、金融プロの本棚-お金持ちになる本要約 より、

【【本要約】お金の流れでわかる世界の歴史|税金で読む5000年】

という動画を参考にします。



国の栄枯盛衰をお金の面から解説する動画です。

税金や借金などについての理解が広がると思いますので、

まとめておきます。



【目次】


■国が亡びるお決まりのパターン「中抜き」

■減税による繁栄

■スペインの無敵艦隊

■借金の技術で覇権国になる

■まとめ



【学び&参考になった点】


■国が亡びるお決まりのパターン「中抜き」

・古代エジプトが3000年も続いた理由は、

 徴税プロセスで中抜きさせなかったから

・しかし末期は、中抜きが生じ、重税を課すことになった

・そのため、市民が神殿(免税)を頼るようになり、神殿が力をもった結果、

 政府と神殿が対立し、国が滅びた

・1200年も続いた古代ローマも、

 徴税請負人が中抜きをするようになり、崩壊につながった




■減税による繁栄

・7世紀のメッカのマホメットは、

 イスラム教に改宗すれば減税するとし、イスラム帝国を繁栄させた

・13世紀でフビライ・ハンは、

 納税さえすれば文化や宗教に口出ししないとし、モンゴル帝国を繁栄させた




■スペインの無敵艦隊とアルカパラ

・16世紀のスペインは、

 無敵艦隊の維持費 > 年間の歳入 のためデフォルトを繰り返した




・今の消費税は、最終的な購入者が支払うだけだが、

 アルカパラは、取引の度に支払うことになっていた

 (製造業者も、卸売業者も、小売業者も、消費者も支払うルール)


■借金の技術で覇権国になる

・英国は、中銀を作り低利(数%)でお金を借りられたのに、

 他国は、民間銀行から高利(20%)でお金を借りていた

・19世紀、明治の日本は、ロンドンで外国公債という借金をして、

 自国で鉄道を建設した(将来お金を生むモノに投資をしたということ)

・19世紀、独立後の米国は、英国投資家からの借金をして、

 資源豊富なアラスカなどの土地を買った


■まとめ

・国を長く繁栄させるためには、

 税を逃れる特権階級をつくらないこと



【私の感想】


・中抜きについて、

 今の日本では、表立ってはできなくとも、

 徴税後の分配では何層もの「中抜き」や「バラマキ」が行われていると思うので、

 そこにメスを入れられるといいですよね


・借金の得手不得手について、

 歴史的なスケールで理解するのは新鮮でした、

 もっと詳しく学んでみたいな


・日本の政治家は、相続税がかからないまさに「特権階級」

 このままでは、繁栄できなさそうな臭いがプンプンしています



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