2026-07-22

組織の失敗を許しまくる日本 ~サッカーの地政学を参考に~

 

日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【日本から絶対的ストライカーを産む方法】トーナメントの弱点/日本資本で欧州クラブを買収せよ/】

です。



サッカーW杯が終わりましたね、

サッカーの地政学と題して、田村耕太郎氏が話をしている動画が、

面白かったので記録しておきます。


【目次】


■人口とW杯の強さ

■欧州5大リーグと世界

■リーグ戦とトーナメント戦

■失敗に対する考え方

■風土と制度



【学び&参考になった点】


■人口とW杯の強さ

・FIFAの加盟国は、211か国もあるが、

 優勝経験国は、8か国のみ

 ※優勝2回経験のウルグアイは人口340万人

・人口が多くても強くなれないし、

 GDPなどの経済力が大きくても強くなれない


■欧州5大リーグと世界

大金が動き、目の肥えた観客が多く、昇格・降格の圧が強い

日本のJリーグは、比較的安定した規模となり、昇降圧はあるが、

 欧州5大リーグには、全く届いていない経済規模

アフリカは、国内リーグが弱いので、若いうちから欧州リーグに移籍するしかない

・個人競技ならば、帰化や国籍を変えることで、短期で強化できるが、

 サッカーは11人競技で動的な競技なので、強化には長期の時間がかかる


■リーグ戦とトーナメント戦

トーナメント戦は、ミスが許されないため、守りや規律が大事になる

リーグ戦は、本気の勝負を繰り返すため、

 (打率よりも)結果の数や挑戦が大事になる


■失敗に対する考え方

・日本で罰する失敗は、個人的なこと。本来、許すべき

 例)積極的でシュートミスした選手、倒産した起業家 など

・日本で許す失敗は、組織的なこと。本来、罰するべき

 例)消極的でパスをもらおうとしない選手、クールジャパンなどの組織の失敗

・上記により、日本はゴールを貪欲に狙うストライカーが不足しがち


■風土と制度

風土を変えるな。制度を変えれば、風土は後からついてくる

 例)欧州は、昇降圧があるから、創造的になれたのだ。逆はない。



【私の感想】


・サッカーと経済を横断する内容で非常に面白かったです、

 1人1人の選手の話よりも、戦術やチーム運営などについての話に

 最近は、奥深さを感じます


・評価や失敗について、個人の挑戦を称え、組織の責任逃れを改善できるように

 ならなければいけませんね。

 選手やベンチャーも、打率よりも、絶対数で評価してあげたいものです


・経営でも、制度と風土を別物として扱いがちですが、

 まさに、制度を変えれば、風土も変わる というのが真理だと思います


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2026-07-21

シングルストックレバレッジETFの熱狂と崩壊 ~韓国株式の急落はまだ続く~


今日の記録は、モハP チャンネル より、

【【韓国経済】120万証券口座が追証!強制ロスカット32万口座!韓国株急落はまだ続くか!】

という動画を参考にします。



韓国経済について、シングルストックETFの崩壊が起きているという

解説動画をまとめておきます。



【目次】


■追証とロスカットの状況(7月13日時点)

■シングルストックレバレッジETF

■熱狂の背景



【学び&参考になった点】


■追証とロスカットの状況(7月13日時点)

追証 120万口座

 うち 32万口座が強制ロスカットとなり、元本0となった

・7月に入り、家計向け融資1兆ウォン増加した

 追証対応もあるし、ナンピン買いもあるだろう


■シングルストックレバレッジETF

・5月に初めて、上場した(許可された) ※詳しくはこちら

・7月16日、規制強化がなされた

  基本預託金 1000万ウォンから、3000万ウォン(現金のみ)へ

  取引最小単位 1株から、20株に引き上げた


■熱狂の背景

・日本に比べて、年金制度が充実していないため、

 個人でお金を増やしておく必要がある

・しかし、既に格差が大きく、投資で一発逆転を図る人が多い

・AI巨大企業の爆益の流れに、個人投資家が過熱しすぎたため、

 崩壊が始まっている

・SKハイニックスの社長「半導体需要は5年後まで強い」と発言したが、

 半導体業界でそんな先までの予測は当たった試しがない



【私の感想】


・日本では、普通の日はどれくらいの追証が発生しているのでしょうか?

 暴落時は、どれくらいの追証が発生するのでしょうか?

 日本の絶対数と比較したかったが、すぐには調べられなかった。。。。


・シングルストックレバレッジETFの規制について、

 これから始めようとする人にとっては「壁」になりますが、

 既に投資済みの人にとっては、全く「壁」にはなりません。

 つまり、「もうはいるな」という政府からのメッセージだと思います。

 

・たしかに、半導体業界での5年先の需給予想なんて、

 わかったもんじゃないでしょうね



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2026-07-20

火星の決算日はいつになる? ~地球人のための会計入門~


日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

火星の決算日はいつになる? ~地球人のための会計入門~

2026年01月初版



1.著者


山口 不二夫

明治大学専門職大学院 専任教授



2.どんな期待を持って読んだか


本のタイトルの「火星の決算日」というキーワードに

強い興味を持ち、手に取りました。

確かに、地球では会計を1年で締めますが、

他の天体ではどう考えることができるのでしょうか?



3.構成


第1章 地球人のための会計入門

第2章 宇宙の決算日はいつになるのか

第3章 相対性理論と金利

第4章 宇宙の通貨と利益測定

第5章 財務諸表でわかる宇宙業界のいま

第6章 宇宙の会計は東インド会社に学べ

第7章 会計を制する者が宇宙を制する



4.全体的な所感


会計専門家が、宇宙ビジネスにも内容を絡めながら、

様々に想像力を使って展開するので、

後半は非常に面白かったです。


JAXA、NASA、ESAの会計的な捉え方を知ることができるし、

株式会社の歴史(1600年以降)について、

欧州の東インド会社などから学ぶことができて面白かったです。


しかし、本の構成がすごく嫌でした。

前半が「お勉強」のようで読み進めるのが辛かったです、



5.個別の印象的な内容


P54より、

国際会計基準は、投資家、とくに海外の投資家

に有利なしくみになっている。


P56より、

国際基準(トヨタや武田)は、日本基準(日産)よりも、

損益計算書の項目の数が少ない(買収検討の目線を合わせやすい)


P171より、

「利益」に関して、日本基準の会計は、

国際基準よりも利益と名のついた項目が多い


P174より、

国際会計基準では、特別項目の利益や損失は会社が

恣意的にコントロールできるものとされるため、認められていません。


P175より、

海外では日本基準は粉飾されやすいと思われていますが、

実は利益をひとまとめにする国際会計基準の方が、

粉飾がわかりにくいとも言えます。

粉飾を見つけようと思ったら、欄外の注記を詳細に見なければなりません。


P208より、

国を代表する大企業と組むことの多いJAXAと違い、

NASAが求めているのは新しい技術なので

イノベーティブで意欲のある中小企業を相手にします。

→大企業とJAXA、ベンチャーとNASA という関係が見えてきますね


P209より、

かつて日本が官民一体となって高度経済成長を実現した時は、

政府が民間を支援することに対して

「自由競争に反する」「やりすぎ」などと国際社会から非難を受けました。

日本はその後萎縮してしまいましたが、

世界は逆に「企業育成には政府支援が必要」だと日本の成功から学習したようです。

→日本の成功を世界が後追いをしてきたということでしょうか



6.おススメな人はどんな人か


会計に興味があるレベルの人におすすめです。


日本企業の経理現場を支える人よりも、

グローバルな視点で世界の会計基準の違いに

関心を持っている人ならば、楽しめると思いました。


ちなみに、

著者は、日本基準の方が、国際基準よりも良いと考えています。

私は、日本基準の代表例が日産という点が残念だと感じました。



ありがとうございました、

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