2026-10-26

人生、何を成したかよりどう生きるか


日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

人生、何を成したかよりどう生きるか

2021年02月初版





1.著者


内村 鑑三(著)

キリスト教思想家。無教会主義の創始者。非戦論者


佐藤 優 (解説)

元外交官主任分析官。



2.どんな期待を持って読んだか


米国でスタートアップ経営を始めた内藤聡氏が、

「シリコンバレーによろしく」の本の中で紹介されており、

私も後世への最大遺物に興味がでていたので、

読んでみました。



3.構成


「後世への最大遺物」現代語訳

 1894年7月16日夜7時 

  1日目 のこすべきものはまずはお金、次に事業である

 1894年7月17日朝8時

  2日目 だれもがのこせる唯一のものがある


先が見えない時代をどう生きるか

 「後世への最大遺物」を今読む人へ



4.全体的な所感



本書は内村鑑三の「後世への最大遺物」を現代風に佐藤優が解説する本でした。

結論としては、後世に残すべきものは、

まずお金、次に事業、その次に、思想。


1894年の箱根でこのような思想を語っていたのだと

想像しながら読むことができたので、

感慨深いです。



5.個別の印象的な内容


P32より、

お金は天のものだからいつでも手に入るという人に、ベンジャミン・フランクリンは

「それなら今お金を出してみなさい」と言いました。

私(内村)に金など要らないといった牧師の先生は、

後で聞いたところ、実際にはずいぶんお金に執着していたのだそうです。


P36より、

世界で最初の孤児院を建てたラジードは、なぜか教会をとても嫌っていて

「孤児院の中には、キリスト教のどんな宗派の教師も入れてはいけない」

という風がわりな条件をつけました。


P100より、

一年後に再会したときに、

「この一年間で後世のためにこれだけお金を貯めた」「こんな事業をした」

「思想を書いた論文が雑誌に掲載された」と言い合うのもいいでしょう。

けれどもそれよりもっといいのは、

「善い行いをするよう努力した」「勇気を出して正義の味方をした」

「私情を挟まずに、公平な判断ができた」などと言えることです。


P130より、

実は軽井沢や箱根という別荘地は、第二次世界大戦のときに、

中立国の大使館や公使館が避難していた土地でした。

軽井沢はスイス・スウェーデンなど、箱根はソ連。

このため、この二か所には絶対に爆撃が行われないことになっていました。

それでほかの別荘地よりも多くの富裕層やエリート層が集まり、

土地の価格も、土地の「格」も高くなっています。


P191より、

明治政府のエリートではなく、多くの挫折やどん底を味わったうえで、

どうやって生きていけば自分が納得できるのかということを徹底的に考えた人

ならではの言葉。(内村は、薩長土肥の出身ではなく上州の出身のため)



6.おススメな人はどんな人か


・人生をどう生きればいいか悩んでいる人はもちろんおススメです、

 個人的には、失敗後に本書を読むと、奮い立って再起できると思いました


・内村鑑三は、キリスト教思想家なのに、

 キリスト教をディスっているところがあって、面白かったです、

 キリスト教の奥まで理解してしまったので、

 無教会主義というものに発展したのでしょうか?


・私は本書を読みながら、自分の人生を振り返ることになり、

 人生の転機を与えてくれた人たちに、

 何十年かぶりに連絡をしてしまいました


・それをきっかけにまた交流が再開しました、

 これを機に新しい取り組みにつながる可能性を感じ、実は少し高揚しています

 学びだけでは終わらせない、読者に実践を掻き立ててしまうような力が

 この本にはあると感じます



ありがとうございました、

下記のバナーを押していただけると、AIに頼らず駄文を作成する気持ちになります。

にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(40代)へ にほんブログ村 投資ブログ 億り人へ 

2026-10-25

国が亡びるお決まりのパターン「中抜き」 ~お金の流れでわかる世界の歴史~


今日の記録は、金融プロの本棚-お金持ちになる本要約 より、

【【本要約】お金の流れでわかる世界の歴史|税金で読む5000年】

という動画を参考にします。



国の栄枯盛衰をお金の面から解説する動画です。

税金や借金などについての理解が広がると思いますので、

まとめておきます。



【目次】


■国が亡びるお決まりのパターン「中抜き」

■減税による繁栄

■スペインの無敵艦隊

■借金の技術で覇権国になる

■まとめ



【学び&参考になった点】


■国が亡びるお決まりのパターン「中抜き」

・古代エジプトが3000年も続いた理由は、

 徴税プロセスで中抜きさせなかったから

・しかし末期は、中抜きが生じ、重税を課すことになった

・そのため、市民が神殿(免税)を頼るようになり、神殿が力をもった結果、

 政府と神殿が対立し、国が滅びた

・1200年も続いた古代ローマも、

 徴税請負人が中抜きをするようになり、崩壊につながった




■減税による繁栄

・7世紀のメッカのマホメットは、

 イスラム教に改宗すれば減税するとし、イスラム帝国を繁栄させた

・13世紀でフビライ・ハンは、

 納税さえすれば文化や宗教に口出ししないとし、モンゴル帝国を繁栄させた




■スペインの無敵艦隊とアルカパラ

・16世紀のスペインは、

 無敵艦隊の維持費 > 年間の歳入 のためデフォルトを繰り返した




・今の消費税は、最終的な購入者が支払うだけだが、

 アルカパラは、取引の度に支払うことになっていた

 (製造業者も、卸売業者も、小売業者も、消費者も支払うルール)


■借金の技術で覇権国になる

・英国は、中銀を作り低利(数%)でお金を借りられたのに、

 他国は、民間銀行から高利(20%)でお金を借りていた

・19世紀、明治の日本は、ロンドンで外国公債という借金をして、

 自国で鉄道を建設した(将来お金を生むモノに投資をしたということ)

・19世紀、独立後の米国は、英国投資家からの借金をして、

 資源豊富なアラスカなどの土地を買った


■まとめ

・国を長く繁栄させるためには、

 税を逃れる特権階級をつくらないこと



【私の感想】


・中抜きについて、

 今の日本では、表立ってはできなくとも、

 徴税後の分配では何層もの「中抜き」や「バラマキ」が行われていると思うので、

 そこにメスを入れられるといいですよね


・借金の得手不得手について、

 歴史的なスケールで理解するのは新鮮でした、

 もっと詳しく学んでみたいな


・日本の政治家は、相続税がかからないまさに「特権階級」

 このままでは、繁栄できなさそうな臭いがプンプンしています



ありがとうございます。

下記のバナーを押していただけると、うれしいです。

にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(40代)へ にほんブログ村 投資ブログ 億り人へ にほんブログ村 動画紹介ブログ いろいろな動画へ

2026-10-24

日本の政治家が世襲だらけである理由 ~政治家の相続税回避のノウハウ~


今日の記録は、海外Yパパラジオ より、

【日本の政治家、相続税回避頑張ってます。2代目3代目だらけの理由】

という動画を参考にします。



日本の政治の闇のひとつである政治団体に関する税金について、

日本の異常さがわかる内容だと思いますので、

まとめておきます。



【目次】


■議員に占める世襲割合

■一般的な相続

■政治団体の相続

■政治家が資金を政治団体に流すスキーム

■政治家だけで自浄できるのか


【学び&参考になった点】


■議員に占める世襲割合

・日本は、25%

 他国は、10%(多くの民主主義の国々)




■一般的な相続

・会社を引き継ぐ場合は、株式を相続することになる

・最高税率55%の相続税が発生し、

 相続税は現金で納税しなければならない(大きな負担になる)




■政治団体の相続

・資金管理団体や地元後援会を引き継ぐ場合は、相続税が課されない

・政治団体は、所有しているのではなく偶然その人が代表をしているという解釈



・例えば、2022年、安倍晋三氏の「晋和会」は、昭恵氏に代表が変わった。

 代表が変わっただけなので、相続はかからない


■政治家が資金を政治団体に流すスキーム

・年間1000万円までを、政治家から政治団体へ、入れられる

・年間2000万円までを政治家から政党支部へ、寄付をする。

 そこから政治団体に、無税で寄付できる




■政治家だけで自浄できるのか

・政治団体へも一般相続と同様に課税してもいいと思う。

 政治家が代を継ぐことに、国全体としてのメリットはないと思うから

・団体の代表を親族に引き継ぐことを禁じる法案は、

 3回でていたが、3回とも成立せず

 (得をしている人がルールを作る人なので)



【私の感想】


・日本の世襲議員割合が多いことは注目に値しますね、

 既得権益を壊して、全うな若者が全うに当選できる日本にしたいです


・親族が政治団体の代表を引き継ぐことについて、

 このような政治の卑しい仕組みに声を上げていくことが、

 今を生きる私たちの責任だと思います。

 かつては、経済成長に甘んじて歪みを直視しなかった時代でした

 しかし今は、私たちが政治に関心を持つべきタイミングだと思っています


・金儲けのために政治をやろうという政治家を、

 見分けられる国民が必要な時代になったと思います、

 次の議員年収とサラリーマン平均年収の格差が、日本は異常ですね







ありがとうございます。

下記のバナーを押していただけると、うれしいです。

にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(40代)へ にほんブログ村 投資ブログ 億り人へ にほんブログ村 動画紹介ブログ いろいろな動画へ