2026-07-30

エンジェル投資家とVCの違い ~VCは1%しかリスクとっていないのか~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【ベンチャーキャピタルの実態】VCの三重苦と転職事情/

 スタートアップ減少による業界への影響】

です。



ベンチャーキャピタル(VC)の仕事がよくわかる内容であり、

個人投資家との違いも考えるきっかけとなりましたので、

記録しておきます。



【目次】


■VCの三重苦

■VCのビジネスステップ①ファンドレイズ

■VCのビジネスステップ②ソーシング

■VCのビジネスステップ③バリュエーション

■VCのビジネスステップ④ハンズオン

■VCのビジネスステップ⑤イグジット



【学び&参考になった点】


■VCの三重苦

①先進国で唯一、起業家数が減少している

VCは増加している。現在300社もある

③東証グロース改革により、上場までの期間が長期化している


■VCのビジネスステップ①ファンドレイズ

・複数のLPから資金調達をして、自ら1%も出す

・2-20ルールが標準(運用額の2%、投資収益の20%を受け取る)

・4年に1回ずつ新しいファンドを作っていく。


■VCのビジネスステップ②ソーシング

・ファンドの運用期間は、標準10年の場合、

 出資検討期間は、1.5~3か月間

・出資の見極めのポイントの3つは、

 市場、プロダクト、遂行

・プロダクトは、「must have」であることが必須。

 「nice to have」では、ダメ


■VCのビジネスステップ③バリュエーション

・ポストバリュー = プレバリュー + 資金調達額

・過大評価リスク(ブリッジラウンド、ダウンラウンド)

 発生要因は、VCの株式シェアの確保や、ファンド予算の消化圧力による


■VCのビジネスステップ④ハンズオン

VCの9割は、ベンチャーへの支援に価値があると思っているが、

 ベンチャーの6割は、価値がないと思っている


■VCのビジネスステップ⑤イグジット

・これまでは、IPOが主流だった

・今後は、M&Aも増えていく

 スイングバイMA、ロールアップMA、メガベンチャーによるMA、PEによるMA



【私の感想】


・ファンドレイズ時に、

 VCは自分で1%しか出さないことに驚きました。

 ほとんどリスクをとっていないではありませんか、

 これは、言葉にできないけど、なんかモヤモヤするなぁ。


・ソーシングについて、

 私は今の日本には、「must have」のモノやサービスはそうないと思います、

 あったらいいねという「nice to have」を粘り強く推進する起業家が好きです


・この点は、LPへのリターン義務があるVCと、義務のない個人投資家の

 決定的な違いだと感じました


・ハンズオンについて、

 私はハンズオフです。起業家の発想と行動力を信じていますし、

 そこに投資すべきだと思っています。





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2026-07-29

物価と価格 マクロとミクロ ~インフレ1.7なのに~


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【物価と価格が分かってないマスコミと学者たち 消費税減税に反対する為わざと一緒にする野党】

の動画です。



物価と価格は異なる指標であり、

各々に対する対策も異なるという解説内容です。


インフレ社会に突入した日本に必要な知識だと思いましたので、

まとめておきます。



【目次】


■物価と価格

■一般物価と個別価格を区別する理由

■(一般)物価への対応政策

■(個別)価格への対応政策



【学び&参考になった点】


■物価と価格

・(一般)物価(General price)

 1.7であり、2以下なので低すぎるという評価をすべき

 従って、対策をとる状況ではない

・(個別)価格(Individual price)

 3.2であり、2~4なので適温という評価をすべき。

 菓子、調理食品、飲料だけが高い。

 従って、あえて対策を取るならば、食料品の減税でOK


■一般物価と個別価格を区別する理由

・とるべき対策が異なるため

・物価対策はマクロ経済対策で、価格対策は、ミクロ経済対策で。


■(一般)物価への対応政策

・物価水準の安定を目指す

・マクロ経済対策であり、

 具体的には、金融政策や財政政策が相当する


■(個別)価格への対応政策

・特定の商品の価格問題に対応する

・ミクロ経済対策であり、

 具体的には、補助金や減税、規制緩和が相当する



【私の感想】


・報道とは裏腹に、

 物価は安定しており、価格(食関係)は適温になっています

 穀類はマイナスなのですね


・物価と価格の違いを区別する理由、

 それは対策が違うからだと言う話は、すっきりわかりやすいです


・石破政権の置き土産である、国民会議、

 もういい加減、おわしてほしいです



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2026-07-28

ビジネスの未来 ~エコノミーにヒューマニティを取り戻す~


日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

ビジネスの未来 ~エコノミーにヒューマニティを取り戻す~

2020年12月初版



1.著者


山口 周

独立研究者。著作家。



2.どんな期待を持って読んだか


ろくすけ氏のブログにて知り、

「余暇が強制される社会が訪れたら、退屈が蔓延する」

という記述をみて興味を持ち、読んでみました。



3.構成


第1章 私たちはどこにいるのか?

第2章 私たちはどこへ向かうのか?

第3章 私たちは何をするのか?

    イニシアチブ1:真にやりたいことを見つけ、取り組む

    イニシアチブ2:真に応援したいモノ・コトにお金を使う

    イニシアチブ3:ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入



4.全体的な所感


物質的に豊かになった今、私たちはどこに向かうのかという壮大な内容でした。

GDPによる指標が時代遅れであることにも納得します。

合理性だけを追求したら、人間社会は人間が不要になってしまうような気もします。

本書は、10年以上繰り返し、読んで考える、

「噛み続ける」ほどに美味しい内容だと感じました。



5.個別の印象的な内容


P59より、

例えばピケティが指摘する通り、

世界経済の成長率がこの先2%の「低調なペース」で推移したとしても、

世界経済の規模は、

100年後には現在の7倍に、300年後には370倍になっていなければなりません。

仮に多くの人が望ましい水準と考えている4%まで引き上げれば。。。

もはや意味がありません。

科学的にあり得ないことを信じることを「信仰」と言います。


P66より、

現在の社会システムやプラットフォームは

「成長が当たり前」だった1950~1960年代にかけて形成されたもの。

例えば、「新卒一括採用」「年功序列」「終身雇用」は、

無限に続く成長を前提としており、

今の日本企業を取り巻く状況とは不整合をおこしている。


P68より、

世界の人口は現在も増加しているが、注目すべきは「増加率」です。

増加率のピークは、1960年代で、これ以降は低下の一途をたどっています。


P125より、

1936年にシュンペーターは、アメリカ農務省での講演で、

「資本主義は生き延びうるか、いや、いずれ資本主義は自壊する」と述べた。

合理的で秩序だった計算のみに頼って「金儲け」だけを志向し、

人間性に根差した衝動」を失ってしまうことによって、

資本主義は滅びると予言している。


P175より、

コンサマトリーな社会とは、

例えば、放っておけない世の中の問題を見つけ、

それを解決することをビジョンとして掲げる人や組織に、

共感する人々が集まって高いエネルギーを放射する社会です。


P191より、

イノベーションを起こそうとしてイノベーションを起こした人はいない

という、半ば喜劇的な事実でした。

「この人たちを助けたい!」「これが実現できたらすごい!」

という衝動に駆られて、その仕事に取り組んだのです。

ポイントは、イノベーターたちが

「こうすれば儲かる」という経済合理的な目論見だけではなく、

放っておけない」「これをやらずには生きられない」という衝動によって、

イノベーションを実現させているのです。


P213より、

創造的な人々は、「豊かな感受性」を持っており、

興味や喜びを感じることに関わろうとする一方で、

仕事に退屈を感じると「素早く荷物をまとめてその場を立ち去る」のです。

このような行動は「ワガママ」として日本では批判されるものですが、

チクセントミハイによれば、まさにこのような思考様式・行動様式こそが、

創造的な人々に共通する「唯一の特徴」なのです。


P223より、

人生100年時代がやってくると、

多くの人は人生の中で何度かのキャリアチェンジをせざるをえないのですから、

自分がどのような活動に夢中になれるのか

逆にどのような活動にはシラけるのかを、

いろいろなことを試してみた上できちんと把握しているかどうかで、

その人の人生の豊かさは大きく変わってしまうことになります。


P285より、

経済成長を優先すれば、

アメリカのように格差社会を招くことになるし、

格差是正にウエイトをおけば、

経済成長はある程度犠牲にせざるを得ません。


P295より、

投票率の高い国がおしなべて国民負担率の高い国であるのは、

ある意味で自然なこと。

税金の用途について強い関心をもつのは当たり前のこと。



6.おススメな人はどんな人か


・社会とは? 資本主義とは? を考える人にお勧めしたいです。


・そして、今の社会は物質的な豊かさを実現しているのか否かを

 考えている人にもお勧めしたいです


・私は、アバンダンスとは真逆となる世界の解釈だと感じました、

 しかし、とても興味深く読み進めることができましたし、

 たくさんの合意する箇所もありました。


・個人的には、生産性が悪いことはとても嫌いなのですが、

 FIREしてからは生産性の悪いことをあえてすることがありますし、

 その生活にこそ、幸せを感じます



ありがとうございました、

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