2026-10-12

サーキット・スイッチャー

    

日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

サーキット・スイッチャー

2022年01月初版




1.著者


安野 貴博

起業家、AIエンジニア、政治家(チームみらい党首)



2.どんな期待を持って読んだか


安野氏は、AI失業を懸念しているため、

どのような近未来の到来を想像しているのかを知りたくて、

読んでみました。



3.構成


第1章

第2章

第3章

第4章


※構成は、なしですね。。。


4.全体的な所感


AIによる失業が社会に広がっていて、デモとか起きている未来を描いていました。

これが、AI失業が現実となったひとつの世界ということだと理解しました。

ただ、失業者による復讐ではなく、より高度なトロッコ問題やファインチューニング

を深く絡めている点が非常に面白かったです。


2026年段階で読んでも、近未来感を感じるのに、

2021年に本書を執筆していることに驚愕でした。

自動運転の普及による雇用環境の変化があり、

自動運転技術を産業界がどのように取り入れていこうとしているのかという課題、

テクノロジーを軸にしたカージャック、警察組織の姿

などが丁寧に美しく描写されており、

文章を読んでいるのに映像を見ているような感覚で没入してしまいました。


刑事役とグーグル社員のやり取りを通して、

ITに関する解説もスムーズに行えるという設計も秀逸でした。



5.おススメな人はどんな人か


もれなく、SFの可能性、SF作家って頭がいいなぁと感じることができます。

こんな人がチームみらいの代表をしているということを知るだけでも、

価値が相当あると思います。


こういう文章を

国語の教科書に入れてくれると、

読書や国語が好きになりそうです



ありがとうございました、

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2026-10-11

中国のスパイは中国企業 ~AI蒸留問題~

今日の記録は、海外Yパパラジオ より、

【【まさに自爆】中国AIの蒸留問題で中国当局が捜査開始】

という動画を参考にします。



中国政府が中国新興AI企業の調査を開始したという話について、

AIにおける蒸留についてわかりやすい内容なので、

まとめておきます。



【目次】


■2026年9月10日、Anthoropicの報告書

■手口

■中国にとっての自爆

■脅威の数字(Yパパ9/25より)



【学び&参考になった点】


■2026年9月10日、Anthoropicの報告書

・中国新興AI企業の7社が、AnthoropicのClaudeを蒸留することで、

 中国の重要データを米国に渡していたという自爆事件

・7社とは、Moonshot、DeepSeek、Zhipuなど

・蒸留とは、他社の質問回答をコピーし、自社AIに覚えさせること。

 自社で開発するよりも、1/100コストが安い。

 ジェネリック医薬品のようなもの。

 コピペでパクればよいので、最先端のGPUが不要となる

・重要データとは、警察、軍、国有企業のデータなど

・人民解放軍が軍の監視カメラのデータをkimiに分析させていたのだが、

 データがそのままClaudeに流れていたということ

・その結果、9月22日、中国軍がMoonshotとDeepseekの調査を始めた


■手口

・上記の会社は、顧客の質問を裏でClaudeに流して、回答をコピペすることにより、

 「顧客の本当の困りごと」と「Claudeの答え」を入手していた

・DeepSeekは、14日間だけで、1200万回もをClaudeとやり取りしていた

・中国国内ではChatGPTもClaudeも使えない。

 だから、偽アカウントを作りまくっている(Moonshotは5400個もの偽アカ)

・偽アカは、主に、日本とシンガポールに存在していた


■中国にとっての自爆

・Anthropicは、2025年9月以降、中国系企業にClaudeを使わせていなかった

・偽アカウントで中国は、質問に対する答えを入手したが、

 より大事なデータを米国に渡していた


■脅威の数字(Yパパ9/25より)

・AIの値下げ競争が激しい

 出力100万トークンの費用が、60㌦(2023年)→ 0.5㌦(2026年)

 1年間で1/13になる(by EpochAI)

 安さ競争になるのは、個性がなくコモディティとなるから

・AI会社が儲からない数値的背景

 OpenAIの見通しは、2030までのインフラ投資額 > 2030までの売上合計

 Anthropicは、やっと黒字になったのに、すぐに値下げをした。

・カルテルをしないとビジネスを守れない(電気や水やオイルのように)

・光ファイバーの過去事例

・2002年、光ファイバー回線を敷き過ぎたため、

 3年間で1/3にまで下がり、グローバルクロッシングやワールドコムが破綻した

 


【私の感想】


・蒸留によって、お金も儲かりますね、すばらしい、すばらしく卑怯。

 これをジェネリック医薬品と似ているというのは、言いえて妙です

 確かに、一定期間の既得権益を守る制度がなければ、

 米国企業は、厳しいですね


・この事件は、中国企業が中国政府のスパイをしていたということになりますね


・値下げ競争が本当だとしたら、

 米国AI企業は本当にカルテルをしたいでしょうね



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2026-10-10

エンジェル投資後、返してもらっていた循環取引 ~エンジェル投資税制~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、脱・税理士スガワラくん の

【【悪用厳禁】これが合法で本当にいいの?上手く使えば億レベルの節税ができます!】

の動画です。



エンジェル税制に関する脱税事件について、

優遇税制の概要などがわかりやすかったので、

記録しておきます。



【目次】


■エンジェル税制

■脱税事件の概要

■エンジェル税制に対する疑問



【学び&参考になった点】


■エンジェル税制

・株式売却益は通常、15%は所得税、5%が住民税が発生する

・しかし、売却益をスタートアップに投資したら、

 所得税を免除するという税制優遇制度

 (プレシード・シード特例)(最大20億円)


■脱税事件の概要

・経営していた焼肉チェーンを売却し、株式売却益20億円を得た

・売却益20億円に対する税金は、4億円だが、

 (所得税は3億円、住民税は1億円)

 知人の会社に20億円を出資することによって、所得税3億円を節税した。

 ※住民税1億円は納税した

・しかしその後、その知人から一部の?出資金を返してもらっていた

 (循環させていた)

・このためエンジェル税制は適用されないこととなり、

 所得税3億円を納税すべき、且つ重加算税がかかることになりそうだという話


■エンジェル税制に対する疑問

・スタートアップへの投資に、最大20億円は大きすぎではないか



【私の感想】


・エンジェル税制は、概念はわかりやすいのですが、

 結構複雑だと感じており、ほとんど話題にならないので、

 貴重な内容であり、感謝です


・最大20億円という金額は大きすぎると感じますね、

 「プレシード・シード特例」という言葉より、

 プレシード期では1億円でもいいと思いますけど


・エンジェル税制には、3つの優遇措置があり、

 使い分けが必要になるのですね、

 1)優遇措置A: 所得控除を受ける

 2)優遇措置B: 株式譲渡益から投資額を控除する

 3)プレシード・シード特例: 一定額まで取得価額調整が不要

 

(リンク)



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