今日の記録は、モハP チャンネル より、
【英国金融地盤沈下がひどい!ロンドン証券取引所IPOはなぜそんなに人気がなくなったのか】
という動画を参考にします。
モハPチャンネルは、国際的なニュースや経済ニュースを
元機関投資家という視点で解説するチャンネルです。
最近の英国についての解説動画4本について、
私のメモとしてまとめておきます。
【動画の構成(個人的に作成)】
■ロンドン証券取引所におけるIPOの減少
■英国内投資
■英国が増税発表
■ロンドンの不動産
■英国からの富裕層の流出
【学び&参考になった点】
■ロンドン証券取引所におけるIPOの減少
・件数
300件(2005年)→30件(2024年)
・資金調達額
$50B(2006年)→$2B(2024年)
・2021年のEU離脱移行期間の後に、急減した
・IPO減少の背景は、
ロンドンの市場の魅力が低下しているため
・FTSE100の上位が、伝統的な会社になっている
1位 アストラゼネカ
2位 HSBC
3位 シェル
4位 ユニリーバ
5位 ロールスロイス
■英国内投資
・英国政府は、英国内への投資を促したい
・英国の年金基金
投資額の一定比率を国内投資に限定させたいが、業界団体は反発中
・ISA
2027年から、預金枠を引き下げる(投資枠をさらに使ってもらうため)
※NISAは預金枠がないが、ISAは預金枠あり
■英国が増税発表
・英国政府が、次について増税を発表した
4億円以上の高額不動産、オンライン賭博、EV(走行距離課税)
・増税は、主に富裕層に対するもの
・観光税を導入可能とした
・「増税しない」と主張して政権をとった労働党なのに、
2年連続で増税をしている状況
■ロンドンの不動産
・ロンドンの住宅価格の高騰が問題になっていたが、
今、高給不動産の価格が下がっている
・高級住宅地チェルシーでは、希望価格から半額になった物件があったり、
高給物件の3割が下落しているという報告もある
・理由①
高級物件への課税強化(印紙税や売買にかかる税金)のため
・理由②
ノンドム制度(永住しない外国人に対する税優遇制度)
■英国からの富裕層の流出
・富裕層の増税強化の流れが続くとみられており、
・国外流出人数は、10年間中国が1位だったが、今年英国が1位となる
・富裕層が減っているだから、高級不動産の需要も減るということ
【私の感想】
・ロンドンでのIPOがこんなにも縮小してしまったことに驚きです。
代謝が落ちていき、経済の期待もできなくなっているのでしょうか
・NISAは英国ISAをまねたはずなのに、
NISAは預金枠がないが、ISAは預金枠ある
ということにびっくりしました。
たしかに、SA(Saving Account)であれば、預金もOKな気がします
むしろNISAが変化球を投げたということなのかな
・英国では、格差が縮まるのではなく、
富裕層が海外に流出していくという現象が起きています
世界がこのような状況を学ばなければいけませんね
ありがとうございます
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