日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、pivot の
【実はレアではない?/中国一強の理由は精錬コスト/南鳥島に眠るレアアースの可能性】
です。
レアアースについての解説動画です。
レアではなく、コストの問題だということを
しっかり理解できる良動画です。
【動画の構成(個人的に作成)】
■レアアースの基礎
■中国一強となった経緯
■大事なのはコスト
■マレーシア
■米国
■日本
■ウクライナ
■備蓄の重要性
■今後
【学び&参考になった点】
■レアアースの基礎
・周期表の多くが、レアメタルであり、
下の方の一部(クニカニド)がレアアース
・Fe(鉄)やCu(銅)は、レアメタルでもない
・主要用途は、高性能な磁石(強い力でも小型化できる)として、
EVや、スマホのバイブ、ハードディスクドライブなど
■中国一強となった経緯
・1980年、世界供給の80%のシェアを米国が占めていたが、
2000年代に、鉱山を閉鎖した
・理由は、製造(原料・エネルギー・環境・人件費)コストが高いから
・台頭したのが、上記のコストが安い中国で、
現在は、精錬・精製で100%近いシェアになっている
■大事なのはコスト
・日本、豪州、米国は、環境コストが高く、ビジネスとして成立しにくい
・環境コストとは、精錬時のウランやトリチウムなどの放射性物資、
いわゆるゴミ処理コストのこと
・豪州・米国は、鉱石を掘っても良いが、精錬して濃縮してはいけない状態
※放射性物質が濃縮されると、国として面倒だから
・大事なのは、採掘ではなく、ごみ処理のコスト
■マレーシア
・放射性物資というゴミ処理を法整備できている
・2010年頃は、豪州で採掘し、マレーシアでゴミ処理し、
日本で輸入していた
・しかし、その後、やはり安い中国に戻ってしまった
■米国
・レアアースは、地上に多く存在しており、米国にも多くある
・レアアースの活用量は、多くないので米国だけで完結できる
■日本
・精錬技術・環境技術が高い
・南鳥島の海底にももちろん存在しており、2026年から試験掘削が始まる
・海底の話は、コスト的に難しく、事業化には10年以上かかると思う
・むしろレアアースよりもゴールドの方が筋が良いのではないか
・日本は、スクラップの輸入大国になっている
・チタンのアップリサイクル技術も高い
■ウクライナ
・当然陸上に存在するが、レアアースよりもチタンの方が筋が良いだろう
■備蓄の重要性
・ロシアや米国は、常に軍事備蓄をしっかりしている
・報道されているレアアースの不足は、民間利用
・日本は、軍事備蓄も民間備蓄も不十分で、毎回騒いでいる
■今後
・レアメタルの次の7種類のうち、
現状は④が注目されているが、
今後は⑤⑥が注目されるはず
①電子材料レアメタル
②合金用レアメタル
③航空・宇宙用レアメタル
④自動車用レアメタル
⑤エネルギー関連レアメタル
⑥原子力用レアメタル
⑦医療・生体用レアメタル
【私の感想】
・レアアースは、レアではなく十分に存在するが、
コストの問題が重要だと言う話、大事だと思いました
・なるべくしてなってしまったのですね、中国依存に。
世界がダークサイドからブライトサイドに
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