日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
世界一やさしいファンダメンタル株投資バイブル
2024年7月初版
1.著者
日根野 健
公認会計士の個人投資家。
アクションラーニング代表取締役
2.どんな期待を持って読んだか
ひねけん氏のYouTubeが好きで、
本も出版しているということで、
会計的なことが学べるかも期待しました。
3.構成
Step 0 投資先企業候補を見つける
Step 1 良い企業か?
Step 2 株価は妥当か?
Step 3 ポートフォリオを管理する
※章立ては、少しわかりにくいので、長期投資のフローチャートにて
4.全体的な所感
概して読みやすく、実践的な内容が多いので、
楽しく、自分の投資戦略と比較しながら、
楽しく読み進めることができました。
5.個別の印象的な内容
P86より、
3月期決算企業の各種EPSの図では、
①実績EPS、②TTM・EPS、③予想EPS、④10期平均EPS
の違いがわかりやすい
P99より、
業種別PERの平均値の図では、
製造業 (10の石油・石炭製品 ~25の電気機器)、
流通・情報通信 (11の海運業 ~25の小売業)、
不動産・建設 (14の建設業 ~17の不動産業)、
金融 (10の銀行業 ~17の保険業)、
その他 (16の鉱業 ~24のサービス業)
と具体的な数値を紹介している
P242より、
優れた参入障壁を有するビジネスであれば、
経営者が優れた人でなくても、その競争優位は保たれ、
ビジネスは利益を生み出し続けることができる
P267より、
日本マクドナルドは、ロイヤルティーを米国マクドナルドに支払って
運営(直営およびフランチャイズ)している。
日本の店舗で支払う代金の3%は、米国マクドナルドの取り分となる。
日本マクドナルドHDの営業利益率は、11%と高い水準だが、
米国マクドナルドの営業利益率は、46%と極めて高い水準
6.おすすめなのか
おすすめは、株式投資の初心者向けかなと思います。
また、実用的な内容が豊富で、理論はあまりすきではない投資家でも
楽しくよみすすめられると感じます。
自分で株価を見積もる考え方を見つけることができるし、
そうはいっても、思い通りに動いてくれない株価や市場と
どう付き合えばよいのか など
投資生活でなども読み返してみたい本だと思います。
ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿