日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。
今日は、高橋洋一チャンネル
【日本酒業界を牛耳る財務省 全ては役人ロジックのために新規参入なし!】
の動画です。
元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、
毎回勉強させてもらっています。
変化の少ない日本酒業界についての解説を
記録しておきます。
もう一つ、高橋洋一チャンネル より
【1240回 手形・小切手が遂に廃止】
の動画です。
この動画も日本の特徴を端的に示した
内容だと思いますので、記録しておきます。
【学び&参考になった点】
■造り酒屋の新規免許
・造り酒屋の新規免許が、70年間で1件も許可されていないという報道
・造り酒屋と言えば、先祖代々続く酒屋ばかりで、
既得権益ばかりで、新陳代謝のない業界
■酒税法
・酒税法10条11号に、「需給を乱さない」とあり、
国税庁が新規免許を出したくないことが明確にわかる
・これは、新規参入によって競争が生じて、
どこかの酒屋が廃業して納められる酒税が減ることを懸念しているため
→個人的には、日本人として日本酒の消費量に貢献したいのですが、
このような歴史的・構造的な背景を知ってしまうと、
応援する気もうせてしまいますね
→味もやはりワインの方がおいしいとかんじてしまいます
→日本人の日本酒離れが自然と進むのは、
必然ということなのでしょう
■他国の話
・税の企画と税の徴収は別の組織にしている
■日本の話(国税庁と財務省の関係)
・財務省の下に国税庁が位置づけられている
・国税庁長官はずっと財務省の人がなっている
1949年に国税庁ができ、76年間のすべての長官は財務省出身者であり、
国税庁出身者ではない
→財務省の解体について、
全部解体ということではなく、
税の企画機能と、税の徴収機能を分離するという話であれば、
良い打ち手なのかもしれませんね
■手形・小切手廃止へ
・手形・小切手の使用ピークは、1990年だった
・現在の手形・小切手の使用は、ピーク時の1.5%
・普通は手形・小切手なんか使わずに、銀行振り込みが当たり前
→ピークの1.5%まで減らないと政府として廃止しない
という状況に驚きました。
感覚的には10%とかはまだ使われているのかと思っていましたので
【私の感想】
・2つの動画を観て、
まさにこれが日本の変化のスピードなのだろう
と感じた次第です。
・スピード感としてヒントとなる数字は、
●1.5%になること
●ピークから35年経過
だとすれば、様々な現象の変化サイクルを考えるヒントになりそう
・驚きの事実を紹介してくれる報道は、
応援したいと思います。
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、
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