日々、複数視聴したの動画の中から、おすすめを紹介します。
今日は、オタク会計士 の
【本日、関税一部停止もトランプが絶対に折れない背景。アメリカ改革保守の思想とは】
の動画です。
公認会計士・税理士の山田真哉氏が、
税金・ビジネス・投資・経済の情報を解説する動画です。
動画タイトルの「実は正しい」か否かは不明ですが、
貿易の大きな歴史や資本主義と共産主義の違いが
色濃く理解できる動画ですので、記録しておきます。
【動画の構成(個人的に作成)】
■相互関税スタートのキーマン
■これまでの流れ
■自由貿易の失敗
■民間による資本主義vs国家による資本主義
■改革保守の思想
■改革保守のキーマンが若い
【学び&参考になった点】
■相互関税スタートのキーマン
・バンス副大統領に近しいエコノミストである
改革保守派のOren Cass(オレン・キャス)氏
■これまでの流れ
・トランプ大統領は、次を主張して大統領に当選した
A)アメリカ・ファースト
B)反グローバリズム
C)力(ディール)による交渉
・大統領になったトランプ氏は、自国の消費者が苦しんでも次を推進している
A)関税引き上げ(一律10%、60か国には上乗せ)
B)赤字を減らすための保護貿易
C)安全保障に関するものは、さらに厳しい課税に
■自由貿易の失敗
・「市場原理」が機能していない世界になっているため、
米国の製造業が空洞化してしまった
・為替操作をしている国がある
自国通貨を安くして、輸出しやすくしているでしょう
・労働基準が違う国がある
長時間労働をさせていたり、子供を労働力として使っているでしょう
・輸出補助金を出している国がある
VATや消費税などで輸出企業を国が支援しているでしょう
※米国は小売売上税を導入しており、輸出企業の支援をしていない
■民間による資本主義vs国家による資本主義
・自由貿易の失敗の最大の原因が中国である
・米国の資本主義は、民間企業としての市場原理が働いているが、
中国の資本主義は、国営企業ばかりで市場原理が機能しない
・米国の資本主義は、民間企業主体のため短期志向だが、
中国の資本主義は、国民を我慢させることができ長期志向で待てる
・中国での市場原理が機能しない理由は、
知的財産権侵害、ダンピング、為替介入などがあるため
(例えば、SHEINやTemuなど)
・資本主義国家が、自由貿易をすれば成功するのだが、
共産主義国家が、不正な自由貿易をしたため失敗した
■改革保守の思想
・だから、米国は世界の貿易を改革しなければならない
・消費者だけでなく、労働者や地域再建も重視しなければならない
・今までの米国は、自分で製造せず消費ばかりしていたが、
これからは、自分で製造できるようにならないと
安保上危険険だと思っている
■改革保守のキーマンが若い
・Oren Cass は、42歳
・バンス副大統領は、40歳
・今回の改革保守のトレンドが失敗したとしても、
5年後、10年後に再燃する可能性は高い
【私の感想】
・関税の数字以上に重要な米国の問題意識が
わかる動画としておススメしたいです
・異なるルールに気づき、
ルールを修正していこうとする米国の力強さを
見習いたいです
・大きな自国のリスクもとっている点に、
注目したいです
・日本も短期の痛みを受け入れて長期に向けた改革しようとする
30代や40代が近い将来頭角を現すと思います
ありがとうございます。
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