日々の動画視聴から、おすすめを紹介します
今日は、pivot の
【年金のリアル:Q&A】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、ホストとしての海老原氏が社労士の高橋氏を招いて
年金に関する質問に回答していく動画です。
年金のリアルを学ぶことができるので、記録しておきます。
【動画の構成(個人的に作成)】
【前編】
・Q1:少子化が加速しても年金制度は持続できるのか
・Q2:世代間格差が許せないのだが
・Q3:「50年間を耐えしのげば」というが納得できない
・Q4:代替所得率が30%台と低い
・Q5:インフレによって、医療や介護サービスを受けられなくならないか
・Q6:第3号被保険者はずるいので、なくせないのか
【後編】
・厚生年金の適用拡大(Q6の続き)
・年金制度の更なる改革に必要なこと
・理想の年金制度
・現役世代の負担軽減
・無知な庶民を年金議論に巻き込むと短絡的な結論をだしかねない?
【学び&参考になった点】
Q1:少子化が加速しても年金制度は持続できるのか
・人口推計については、高位・中位・低位の3段階で考慮済みであり、
5年ごとに更新しているため、そこから大きく外れない
Q2:世代間格差が許せないのだが
・確かに、1940年代生まれの人は、払った額の6倍もらっていて、
今の人は、2倍や3倍しかもらっていないということはできる
・しかし、1940年代の生まれの人は、
中卒で働かないといけないし、食べるものも十分にない生活をしていた。
そんな時代に戻りたい人はいないだろう
・鈴木亘氏の極端な推計によるメディアからの刷り込みが今だに強い誤解をさせている
Q3:「50年間を耐えしのげば」というが納得できない
・50年間窮乏生活をしろという話ではなく、
1年でも長く働くこと、
働いていないならばバイトでもして働けば、
生活水準は変えなくてよいはず
・日本は他の先進国と違って、賦課方式なのに積立金が5年分もあるので、
それを活用することもできる
・この積立金は、過去世代が貯めてきてくれた分だからありがたい
今は積立をする余裕はないからね
Q4:労働力年齢と受給開始を70歳にすべきではないか
・受給開始年齢の引き上げは、不要
マクロ経済スライドが機能して支給額が減るため
・寿命が伸び長く働けるようになっているんだから働いてよい
ただし、必要ない
Q5:インフレによって、医療や介護サービスを受けられなくならないか
・インフレになったら年金支給額も増える
・積立方式だと、インフレによって過去の積立価値が減るが、
賦課方式だから、インフレの影響を受けない
Q6:第3号被保険者はずるいので、なくすべきではないか
・むしろ、第3号被保険者は、女性を働かせない慣習の犠牲者だと思う
・第3号被保険者は、基礎年金しかもらえないのだから、
それだけでは一人では生活することもできない
・第3号被保険者は、早く厚生年金に加入して、将来の年金額を増やす方が幸せ
厚生年金の適用拡大(Q6の続き)
・将来の年金は手厚くなるが、健康保険は払い損になる
・第3号被保険者だけでなく、バイトなどの第1号被保険者にもメリット
国民年金1.8万/月が、厚生年金に0.8万/月の支払いになり、
年金支給額がアップするのだから
年金制度の更なる改革に必要なこと
・厚生年金加入の適用除外が多すぎるから、除外を減らしていくことが必要
・マイナンバーを活用して収入を把握できるようにして、
年収の壁を撤廃してしまうことが必要
理想の年金制度
・国民年金の拠出期間を45年間(20~65歳)にすること
・現在は、40年間(20~60歳)
・厚生年金の拠出期間は45年間(20~65歳)であり、同じにすべき
無知な庶民を年金議論に巻き込むと短絡的な結論をだしかねない?
・危険はあるが、巻き込み議論すべき
議論をするための教育もしなければならないはず
・資産運用の教育が始まったが、
社会保障の教育も始めなければならないはず
【私の感想】
・資産運用については、かなり自分でやってきた感はありますが、
社会保障のことはまだまだ知らないことばかりです
・国民が自分事で考えるために、義務教育にしてもいいと思っています
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、
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