日々の動画視聴から、おすすめを紹介します。
今日は、pivot の
【玉木雄一郎に聞く、2025年の経済政策】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、玉木氏にインタビューする中で、
税制プロセスやおかしな制度を初めて学べる動画でしたので、
記録しておこうと思います。
【動画の構成(個人的に作成)】
・「103万円の壁」は破れるのか
・税制がきまるプロセス
・インナーの政治家のパーティ券の売上
・税金(租税)教育の必要性
・年収の壁を全て無くし、「給付付き税額控除」がゴール
・7.8兆円の税収減の捉え方
・規制改革委員会の本音
【学び&参考になった点】
「103万円の壁」は破れるのか
・破れるが与党の128万円では、手取り増の効果が小さすぎる
・基礎控除を、国民民主は123万円にしたいが、与党は58万円に留めたい
・しかし、大事なことは、30年も破れなかった壁が動いたことであり、
毎年変化させることができることを示せた
税制がきまるプロセス
・当たり前にクローズだったプロセスが、オープンにすべきという意識変革ができた
・税調のインナーの人たちは、しがない野党と議論することは悔しいはず
・「与党」税制改正大綱の翌ビジネスデーに、
「政府」税制改正大綱がでるという異常なプロセスが続いてきた
・「与党」~から「政府」の間にやっていることは、
字体を明朝体からゴシック体に変えたり、縦書きから横書きに変えること
インナーの政治家のパーティ券の売上
・補助金や減税などの優遇措置は有期限にしておくことで、
期限が近づく度に関連企業からのパーティ券の売上が急増している
税金(租税)教育の必要性
・サラリーマンの生涯収入を2.5億円とすると、
税金に0.5億円払い、社会保障に0.5億円払うことになっている
・たくさん払っているのだから、もっと関心をもつべきだし、
国も教育をすべき
年収の壁を全て無くし、「給付付き税額控除」がゴール
・生活保護(110万円)と税額控除(48万円)は、同程度にすればよい
・イギリス・アメリカ・カナダでもやれているのだから、日本でも
・そのような施策を実現するためにも、無駄な事務処理をデジタルでやろう
そのために、マイナンバーの活用を進める
7.8兆円の税収減の捉え方
・年収の壁を破ることにより、税収減をメディアが騒ぐようになったが、
5年間で20兆円の税収上振れをしていることも考慮すべき
規制改革委員会の本音
・官製の過剰な介入が日本の生産性を低下させている可能性を感じる
・官製の計画経済みたいな縛りがたくさんあり、それらの規制を改革していきたい
■例1 高校生の就職活動の規制
高卒就活では、「1人1社制」があり、一人は1社しか受けられない決まりがある
これでは、ミスマッチが生じて辞めてしまうことが当然
「1人1社制」を辞めて、複数社を受けられるようにして、比較できるようにすべき
■例2 ライドシェアを実施する人や時間の規制
ライドシェアでは、タクシー会社が雇用した人で、かつ決められた時間内
でしかライドシェアができないルールになっている
■例3 船員の投票のしかた
船員の投票の仕方は、シールドファックスという高コストのシステムを使っている
船にネット環境は整っているのに、公職選挙法のために変えられない
・日本が成長しにくい理由は、拒否権をもったおじさんが増えすぎたことだろう
【私の感想】
・2025年の経済政策についてのタイトルですが、
現状の経済政策のおかしな点を解消していくだけで、
相当な生産性向上が見込める気がしてなりません
・玉木氏が次の言葉を笑いながら言い放ってくれたことで、
日本の未来に希望を見出せました
「日本が成長しにくい理由は、
拒否権をもったおじさんが増えすぎたことだろう」
・中室氏の生産性向上策は、
非常に理にかなっていると感じますので、
もっと学んでいきたいと思います
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、
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