2025-01-15

日本外交はなぜ劣化したのか【山上信吾】


日々の動画視聴から、おすすめを紹介します

今日は、pivot の

【日本外交の現在とこれから】

です。



Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、

多くを学べるチャンネルです。


本動画は、外務省40年のキャリアで、

元駐豪特命全権大使の山上信吾氏による

日本の外交の現状と劣化の原因についての解説です。

貴重かつ大事な内容だと感じ、記録しておきます。



【動画の構成(個人的に作成)】


・日本の外交の現在地
・お支えしたい総理は
・石破政権再起の道
・政権の外交評価
・靖国参拝に対する重要な視点
・今後の外交の鍵
・教育現場の課題
・日本外交の劣化の原因
・個人が持つべき外交意識



【学び&参考になった点】


日本の外交の現在地
・長年アジアを代表して、多くの国に貢献してきた
・学校の優等生と同様、周辺国から妬みや恨みをかっていることも事実
・中国・ロシア・北朝鮮による敵意は明らか


お支えしたい総理は
・外交官として、心からお支えしたい総理は、2人
 中曽根康弘と安倍晋三
・一方、日本の代表として最低レベルなのは、
 鳩山由紀夫菅直人
・石破茂は最低レベルで、外交官のサポート云々を言われることもあるが、
 サポート以前の人としてダメ。だから、トランプも会ってくれない


石破政権の再起の道
・G20での失態や失敗は反省しているようだが、
 国政選挙でNoを突き付けられていることを自覚して
・そのため、余計なことはするなということ
・話を聞いていると、インプット情報が周回遅れの様子
 理由は、長い間官僚からの情報インプットをされていなかったため
・ユーモアもないし愛嬌もないため、各国代表との会談が苦手で不適格


各政権の外交評価

■安倍政権…ほとんどの行動を高く評価。おかしな点は、北方領土交渉のみ
 各国に出向いては招待し、別邸によんだり食事をしたり外交的だった
■岸田政権…甘いメディアが甘い評価をしているだけ。
 英語スピーチができる点はよいが表現力は難あり。ガニ股で歩くのは✖
■高市氏・小林鷹之氏…総裁選で負けたが、日本の歴史観などは
 石破氏よりもしっかりしている


靖国参拝に対する重要な視点
・国の長として、過去に国のために殉職した人に敬意を示すことは
 どの国でもやっていること
・日本人は、批判の声を上げる国に対して、反論すべきだ
・反論しないことが、そういう国にとって最もうれしいことだから


今後の外交の鍵
・敗戦国としていろいろな戦後処理は十分してきたと思う
・80年前の戦争について、いつまでも
 謝り続けて補償をし続ける必要はない
・あくまで、戦争をしたのは昔の人であり、今の若い人ではないのだから


教育現場の課題
・日本人は、20世紀の歴史をほぼ学んでおらず、
 外国に行き、外国の偏った歴史を学びびっくりすることが多い
 ※〇〇時代とかたくさんやるのに、明治・大正・昭和とかが表面的
・中国や朝鮮半島では、
 (彼らの正しいと思っている)歴史を強く教育している


日本外交官の劣化の原因
・外交官について、海外にでる人が減った
・海外に行っても、人脈を作ろうとしなくなった
・理由は人事。15年くらい前から、
 海外にいかずに国内にずっといる外交官が出世するキャリアになりつつあるため
・そのようなキャリアの現実を知り、やりがいや希望をなくし、
 若手の多くが辞めていくようになった
・日本以外の国では、外交官は海外に何度も行くことがキャリアにつながるのだが


個人が持つべき外交意識
・安倍昭恵氏がトランプとあってくれて、日本は助けられたとほっとした
・安倍外交はまだ生きているということ。石破氏はそれを大事にしてほしい



【私の感想】

・大晦日に公開された動画ですが、
 もっと早くに観るべき素晴らしい内容だと感じました

・日本の外交も人事評価が原因でおかしなことになっていることが
 わかり、衝撃を受けました

・外務省も財務省同様、おかしな人事評価を
 適切なものに修正できれば、日本の未来は明るいと感じます

・日本の文化は縄張り意識が強いため、メスを他者が入れることが
 非常に難しいことは理解していますが



ありがとうございます



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