2025-06-01

米国の国債格下げは、意外と長期戦だった


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、探究エミンチャンネル より

【日米の債務問題と国債市場の危機】

の動画です。



このチャンネルでは、市場動向について、

エミン氏が隔週で解説する動画です。


超長期国債の利回りがニュースになっていますので、

その解説などをテキストにまとめておきます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■世界債務地図
■米国の国債の格付け
■日本の国債の利回りと解釈
■日本のインフレ率
■今後に向けて



【学び&参考になった点】


■世界債務地図

・IMFが2023年時点の状態を地図にしたもので、
 GDPに占める債務の比率
・100%以上(借金がGDPを超えている)は、
 先進国が多い(加えて、ギリシャ・ベネズエラ)
・借金が多いということであり、返済できないと思われると破綻してしまう
・自国通貨を刷って返済していくと、通貨価値が下がっていく


■米国の国債の格付け

・S&Pが最上位から下げたのは、2011年
・Fitchが最上位から下げたのは、2023年
・Moody'sが最上位から下げたのは、2025年
・米ドルの格付けが高い理由として、
 基軸通貨であることや、覇権国家であることも考慮されているはず
・ファンダメンタルだけで評価すると、もっと低い
 トリプルBとも言われている
・ちなみに、CDSでみれば、G7の中で米国は中位


■日本の国債の利回りと解釈

・10年物の利回りは、上昇してリーマンショック時の水準に戻った
 つまり、今から10年先は大丈夫だろうということ
・40年物の利回りは、上昇してリーマンショック時よりも高くなった
 1980年代の水準にまで高まっている
 つまり、今から40年先は不安に感じているということ


■日本のインフレ率

・食料インフレが80年代初期の水準になっている(高まっている)


■今後に向けて

・中央銀行は、引き締めをしないとインフレ率があがってしまう時代
 になったのだと考える
・しかし、政治側が、国民が苦しむ緊縮財政はしないだろう
 つまり、緩和政策(紙幣を刷り続ける)を続けさせると予想する



【私の感想】


・米国の格付け変更は、格付け会社によっては10年以上も異なる
 ということを知り、長期で起きているのだなと思いました

・日本における住宅ローンは、固定金利よりも変動金利の方が多かったはず
 だから、変動金利で借りている人は、
 今後金利が上がり、破綻する人がでてくるのでしょうね

・現金の目減りを気にして、
 かつかつの不動産ローンを借りないように

・日本の40年国債の利回りは、
 直近の財務省の動きにより、利回りが低下していくのでしょうか
 とても興味深く、観察していきたいと思っています



ありがとうございます



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