日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、pivot の
【三木谷浩史に聞く、サッカービジネスの内実】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、ヴィッセル神戸のチームオーナーでもある
三木谷氏が語る日本サッカーの現状と課題について
まとめてます。
【動画の構成(個人的に作成)】
■日本サッカーチームのグローバル化
■海外選手に対する税率
■日本代表に関する問題
■サッカーが野球にビジネス規模として追いつくには
■観戦ビジネスの違い
■管轄組織としての文科省の問題
■オーナーの存在
■Jリーグのオーナー問題
■JリーグとJFAの関係
【学び&参考になった点】
■日本サッカーチームのグローバル化
・イニエスタの獲得前後でグローバル化が進展した
2019年までは、1クラブの外国籍選手は、上限3名だった
2019年から、1クラブの外国籍選手登録は無制限になり、
試合エントリーが上限5名となった
■海外選手に対する税率
・外国人選手の呼び込みには課題がある
・スペインは、ベッカムと獲得するために、
海外選手に対し、5年間は最高税率を20%と引き下げた
・日本は、海外選手に対し、税率を上げてしまった
■日本代表に関する問題
・欧州チーム所属選手ばかりが招集されるため、
優秀な日本人選手はJリーグから欧州リーグに移籍してしまう
・その結果として、移籍収支が日本はマイナス収支である
日本人選手を安く売って、外国人選手を高く買ってしまっている
■サッカーが野球にビジネス規模として追いつくには
・そもそも競技人口はサッカーの方が多い
・最大の要因は、スポンサー金額の違い
・クラブ名に、スポンサー企業名を出しにくい
※欧州では、10年以上のスポンサーを続けることにより、
企業名をクラブ名に加えることができる条件などがある
・野球チームは、メディアにチーム名と企業名がでることにより、
広告宣伝効果が巨大になる
・スポーツベッティングを認める
ただし、中毒にならないように、
マイナンバーに紐づけ、ベット金額上限を管理するなどが必要
・現役選手だけでなく、年金制度を作るべき
■観戦ビジネスの違い
・野球は、シーズン中にほぼ毎日試合が行われているため、
観客総数を増やしやすい
・サッカーは、ホームゲームは、月2回×シーズン8か月間と少なく、
観客総数を増やしにくい
※コートの人工芝問題については、
根が深そうだが、自分はまだ理解できず
■管轄組織としての文科省の問題
・そもそもビジネスに疎い組織としての文科省
■オーナーの存在
・町田ゼルビアの監督やオーナーの藤田氏は、
メディアに意見などをよく伝えているイメージ
・三木谷氏はメディアにあまりでず、監督などに任せがち
「勝って、賞賛されるのは選手や監督でよい
負けて、降格する際に謝るのはオーナーの自分がやる」
(結果、サポーターとの信頼関係が強化された)
■Jリーグのオーナー問題
・Jリーグは、オーナー企業が複数であることが多く、
クラブの社長はお飾り的な存在であり、サッカーに詳しくない人が多い
■JリーグとJFAの関係
・JFAの下にJリーグがあることが成長阻害になっている
・学校の先生が審判をしており、プロではないため、
誤審などの問題が増加している
・TOTOの売り上げは、
文科省にほとんどはいってしまい、サッカー界にはほとんど入らず
【私の感想】
・サッカー界の構造的な問題を理解することは重要で、
オーナーの在り方、JFAとの関係、日本代表の問題などの
整理が必須だと思います
・競技人口とは裏腹に、
サッカーよりも野球の方が市場が大きいことには、
はなはだ疑問です
・文科省の管轄という点は、
結構大きな問題であり、日本特有な気がしました。
・コートの芝問題も気が向けば調べてみたいものです、
これらの維持コストや他のイベントができない理由には、
なっていそうですしね
・ちなみに、
スポーツベッティングには、反対の立場です
ありがとうございます
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