2025-06-17

三木谷浩史に聞く、サッカービジネスの内実


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【三木谷浩史に聞く、サッカービジネスの内実】

です。



Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、

多くを学べるチャンネルです。


本動画は、ヴィッセル神戸のチームオーナーでもある

三木谷氏が語る日本サッカーの現状と課題について

まとめてます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■日本サッカーチームのグローバル化
■海外選手に対する税率
■日本代表に関する問題
■サッカーが野球にビジネス規模として追いつくには
■観戦ビジネスの違い
■管轄組織としての文科省の問題
■オーナーの存在
■Jリーグのオーナー問題
■JリーグとJFAの関係



【学び&参考になった点】


■日本サッカーチームのグローバル化

・イニエスタの獲得前後でグローバル化が進展した
 2019年までは、1クラブの外国籍選手は、上限3名だった
 2019年から、1クラブの外国籍選手登録は無制限になり、
       試合エントリーが上限5名となった


■海外選手に対する税率

・外国人選手の呼び込みには課題がある
・スペインは、ベッカムと獲得するために、
 海外選手に対し、5年間は最高税率を20%と引き下げた
・日本は、海外選手に対し、税率を上げてしまった


■日本代表に関する問題

・欧州チーム所属選手ばかりが招集されるため、
 優秀な日本人選手はJリーグから欧州リーグに移籍してしまう
・その結果として、移籍収支が日本はマイナス収支である
 日本人選手を安く売って、外国人選手を高く買ってしまっている


■サッカーが野球にビジネス規模として追いつくには

・そもそも競技人口はサッカーの方が多い
・最大の要因は、スポンサー金額の違い
・クラブ名に、スポンサー企業名を出しにくい
 ※欧州では、10年以上のスポンサーを続けることにより、
  企業名をクラブ名に加えることができる条件などがある
・野球チームは、メディアにチーム名と企業名がでることにより、
 広告宣伝効果が巨大になる
・スポーツベッティングを認める
 ただし、中毒にならないように、
 マイナンバーに紐づけ、ベット金額上限を管理するなどが必要
・現役選手だけでなく、年金制度を作るべき


■観戦ビジネスの違い

・野球は、シーズン中にほぼ毎日試合が行われているため、
 観客総数を増やしやすい
・サッカーは、ホームゲームは、月2回×シーズン8か月間と少なく、
 観客総数を増やしにくい
 ※コートの人工芝問題については、
  根が深そうだが、自分はまだ理解できず


■管轄組織としての文科省の問題

・そもそもビジネスに疎い組織としての文科省


■オーナーの存在

・町田ゼルビアの監督やオーナーの藤田氏は、
 メディアに意見などをよく伝えているイメージ
三木谷氏はメディアにあまりでず、監督などに任せがち
 「勝って、賞賛されるのは選手や監督でよい
  負けて、降格する際に謝るのはオーナーの自分がやる」
  (結果、サポーターとの信頼関係が強化された)


■Jリーグのオーナー問題

・Jリーグは、オーナー企業が複数であることが多く、
 クラブの社長はお飾り的な存在であり、サッカーに詳しくない人が多い


■JリーグとJFAの関係

JFAの下にJリーグがあることが成長阻害になっている
・学校の先生が審判をしており、プロではないため、
 誤審などの問題が増加している
TOTOの売り上げは、
 文科省にほとんどはいってしまい、サッカー界にはほとんど入らず



【私の感想】


・サッカー界の構造的な問題を理解することは重要で、
 オーナーの在り方、JFAとの関係、日本代表の問題などの
 整理が必須だと思います

・競技人口とは裏腹に、
 サッカーよりも野球の方が市場が大きいことには、
 はなはだ疑問です

・文科省の管轄という点は、
 結構大きな問題であり、日本特有な気がしました。

・コートの芝問題も気が向けば調べてみたいものです、
 これらの維持コストや他のイベントができない理由には、
 なっていそうですしね

・ちなみに、
 スポーツベッティングには、反対の立場です



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