日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
明日をつくる十歳のきみへ~103歳のわたしから~
2015年4月初版
1.著者
日野原 重明
聖路加国債病院内科医、院長・理事長
子供たちにいのちの大切さを伝える「いのちの授業」を数多く提供
2.どんな期待を持って読んだか
子供に良い本はないかなと借りてみた本であり、
純粋によりよく生きるためのヒントを得られればよいなと
期待して読んでみました。
3.構成
1 「いのちの授業」でわたしが教えていること
2 時間の使い方を知ってください
3 目に見えないものの大切さ
4 科学のよい使い方と悪い使い方
5 いくつになっても夢を持とう
4.全体的な所感
十歳向けに書かれている内容なので、
わかりやすいし、
余計な情報が削がれているため、
直球です。
5.個別の印象的な内容
P9より、
「長生きすることはいいことなの?」
と子どもたちから聞かれたことがあります。
わたしははっきり答えます。
「いいことです」
なぜなら、人のために使える時間がそれだけ増えるからです。
そして、長生きすればするほど、
もっとたくさんの時間を人のために使いたくなります。
それが生きるということなのだと、私は思っています。
6.おすすめなのか
10歳と言わず、
10歳の子供を持つ親、
それ以上に、高齢の人にとって、
目の覚める内容だと思います。
特に私は、FIREをして自由な時間が増えました。
私にとって自由な時間とは、
完全に自分の意志でやるやらないを決められる
時間のことです、
他者の期待、生活のため、社会慣行だから、、、
という気持ちが1mmも入っていない
自分の時間です。
自分の裁量100%の時間をどう使っていくか、
今は子供のために多くの時間を使っていますが、
数年もすれば、その必要性は減っていくでしょう。
そして、改めて、誰のために時間を割くかを
考えるタイミングがくることでしょう
私が私の人生の時間を使っていきたいのは、
こんな人だと想像しています
将来をよくするために挑戦をする人です、
短期的で顕在している問題に挑戦する人ではありません、
長期的でまだ潜在的な歪みに挑戦にする人です、
日常をただ繰り返すひとや、
長いものに巻かれてしまう人ではありません、
現状をクリティカルに捉え、
世間の常識に問いを投げかけられる人です、
現状の辻褄のためとか、既得権益を守ろうとしている人ではありません、
将来をよくするために、不連続な挑戦をしようとしている人です
そんな人を応援するために、
私の時間を捧げていきたいと思っています。
ありがとうございました。
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