日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
今日は、三宅の目 より、
【トランプ強国化戦略と投資視点】
という動画を参考にします。
レオスの経済調査室長の三宅氏が
隔週で世界の流れを解説する動画です。
イランの今後の動きや、
米国の貿易赤字の縮小戦略
についての解説が詳しいので記録しておきます。
【目次】
■注目日程
■イランの今後
■イランの一人当たりGDPの停滞の理由
■トランプ大統領のやりたいことが見えてきた
■米国株式の見方
■都議選・参院選
【学び&参考になった点】
■注目日程
・日本 7月20日 参議院選挙
・米国 7月04日 独立記念日(減税法案OBBBA成立目標)
7月09日 相互関税猶予期限(中国以外)
8月12日 相互関税猶予期限(中国)
■イランの今後
・停戦合意後の3つの可能性
・①米軍基地を攻撃する
反撃されれば大敗確実であり、イランの体制崩壊にもつながりそうであり、
可能性は、低い
・②ホルムズ海峡を封鎖する
イランの原油輸出の9割が海峡を通過しており、
自らの経済の生命線でもあるため、体制崩壊につながりかねないため、
可能性は、低い
・③湾岸石油インフラ施設を損壊する
湾岸諸国の防空網はすでに強化されている。
ヒズボラ・ハマスなども代理勢力も弱体化し、活用できないはず
そのため、可能性は、低い
■イランの一人当たりGDPの停滞の理由
・1990年代は、イスラエル・サウジ・イランは、同水準だった
・2025年は、イランが低迷する中、イスラエル(15倍)・サウジ(10倍)に
・イラン停滞の理由は、イスラム革命の防衛のために、
中露に依存したため
■トランプ大統領のやりたいことが見えてきた
・西側諸国に、中露の脅威に備え、軍事費・防衛費アップを求める
・しかし、西側諸国には防衛産業が育っていないため、調達先は米国に集中する
・米国の輸出が拡大し(貿易赤字は減り)、雇用や景況も好転する
・大規模減税策により、設備投資の即時一括償却制度により、
IT、防衛、エネルギー企業の投資が増加する
■米国株式の見方
・株安シナリオとしての静的な見方と、
株高シナリオとしての動的な見方で整理
・静的な見方
高関税によって、物価高になり、消費が減少し、企業業績が悪化して、
株安になっていく
・動的な見方
中東、中国、ロシアによる脅威があるため、
貿易赤字解消にもつながる防衛産業の輸出を拡大させることができ、
また、大型減税策による戦略産業の成長促進により、
株高になっていく
【私の感想】
・米国の再強国戦略の解説も中長期的な目線であり、
長期投資の参考になります
・静的・動的な見方について、
民主党支持母体は、静的な見方で多く批判していたと思います
・西側諸国で防衛費を上げさせて、輸出拡大を成し遂げる
という作戦をあらかじめ考えていたとしたら、
トランプ大統領のチームは、とんでもないチームですね
・日本の防衛産業は、米国との関係上、
成長させることが難しいでしょうから、ますます貿易赤字が増加…
でも、貿易赤字ってそもそも悪いんだっけ?
・永世中立国で、NATOに加盟せず、
独自路線で信頼性の高い国として、
スイスに興味が湧いています
ありがとうございます。
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