日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、
自分の感想を中心にまとめます。
前回に続き、今日は、pivot の
【農協vs.小泉。コメ価格を下げる2つの切り札】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、農学博士で元農林水産省で働いていた
山下一仁氏による備蓄米放出の効果や
根本的な解決策、農林水産族議員について解説しています。
非常に勉強になったので、まとめておきます。
【動画の構成(個人的に作成)】
■小泉進次郎の政策評価
■卸業者による在庫放出の可能性
■コメ価格を下げる方法①_減反をやめる
■コメ価格を下げる方法②_関税を撤廃する
■減反をやめるために
■参院選に向けて
■農林族議員の気持ち
【学び&参考になった点】
■小泉進次郎の政策評価
・備蓄米を買えた人はラッキーだが、
買えなかった多くの人は高い米を買い続けなければいけない
・備蓄米の放出は、根本解決にはならない
・備蓄米の放出について、
古古古米(3年前の米?)なんておいしいのか心配
新米のカリフォルニア米の方がおいしいのではないか
■卸業者による在庫放出の可能性
・可能性はない。
概算金という形ですでに高い価格で仕入れてしまっているため
■コメ価格を下げる方法①_減反をやめる
・減反政策(補助金)をやめる
・減反をやめれば1000万トンの生産ができるが、
減反をしているため650万トンしか生産していない
・生産量が増えて余ったら、輸出すればよい
※米国もEUなどもやっている当たり前のこと
■コメ価格を下げる方法②_関税を撤廃する
・短期的な不足分は、ミニマムアクセス米の食用の10万トンを拡大する
・長期的には、コメの関税を撤廃して、自由に小売が輸入できるようにする
■減反をやめるために
・減反補助金・転作補助金として、農水省が予算要求している
・減反補助金・転作補助金をやめるのは簡単で、法律改正などは不要
■参院選に向けて
・夏の参院選で、地方では1人区であり、農協票を落とすのは怖いのだろう
・しかし、農家人口は減ってしまい、農協票は2%の影響しかない
むしろ非農協票を獲得しに行った方が良い
・2019年の参院選で、東北・新潟・長野で、自民は2勝5敗だった
つまり、もうコメ農家の多い地域では自民は負けているということ
だから、消費者の方を向いた方がよいだろう
・森山幹事長は農林族議員だが、コメというよりもむしろ畜産のドン
JAの既得権益を守るよりも、自民党勝利を意識しているかも
つまり、農協改革をすることが自民党勝利に貢献すると思っているかも
■農林族議員の気持ち
・関税は無くした方が国民のためだが、
農林族議員は、JA票をとりたいので、改革に二の足なのだろう
【私の感想】
・減反政策と関税を撤廃してもらいたいです
そして、コメ農家の生産性向上を邪魔しないでほしいです
高齢のコメ農家は、もう引退して年金生活でよし
若年のコメ農家は、生産性向上を図らなければ生き残らないでよし
※アメリカはもちろん、中国にも単収で負けているので
・経済合理性だけでなく、
農林族議員の立場や参院選に向けた思惑なども
知れたことが勉強になりました
・国民と政治家のメリットが一致するかもしれませんね
参院選が楽しみになってきました
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、
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