2024-12-10

日産の経営危機

   

日々、複数視聴したの動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、中田敦彦のYou Tube大学

【日産の経営危機と自動車産業の未来】の動画です。



業績不振の日産について解説してくれていますので、
まとめておきたいと思いました。



【動画の構成(個人的に作成)】


・2024年の中間決算
・2024年の中間決算の原因
・ゴーンの改革
・ゴーン逮捕の後遺症
・2024年の中間決算
・未来



【学び&参考になった点】


2024年の中間決算

・利益が90%減少

・社員の7%(9000人)をリストラ

・時価総額は、5位(1兆円)へ
 1位 トヨタ(40兆円)
 2位 ホンダ(7兆円)
 3位 スズキ(3兆円)
 4位 スバル(2兆円)


2024年の中間決算の原因


・北米での不振

・原因1)モデルが古いため人気がない
 競合のフルモデルチェンジに対して遅延しているため

・原因2)ハイブリット車がない
 北米でハイブリット車への回帰が起きているため

・原因3)手ごろなEVになっていない
 高所得者には、テスラが人気
 中所得者には、トヨタのハイブリットが人気
 日産はe-powerに注力してきたが、EVが安くならず、性能はテスラ負け


ゴーンの改革

・1999年 ゴーン就任
  日本人だと改革が困難のため、外国人で召喚

・2005年 ゴーンがルノー会長兼任へ
  フランス政府からの出資もあり、下記重点化
  ①欧州重視…しかし、ドイツ車を盛り返せず、アジア・北米は軽視
  ②EV重視…HEVやPHEVはやらない
  ③販売数重視…販売奨励金⤴、開発投資⤵


ゴーンの逮捕の後遺症

・2018年 ゴーン逮捕…金融商品取引法

・2019年 西川CEO失脚…不当報酬疑惑

・2019年 内田CEO就任…当時中国事業トップ、元日商岩井
      グプタCOO就任…ルノーから
      関潤副COO就任…CEO本命だったが、その後他社へ引抜き

・2020年 Nissan NEXTで更なるコストカットへ

・2023年 世界の情勢
  中国 BYDがシェア1位に
  東南アジア 日本車のシェアは35%へ(かつては50%)
  北米 高級車としてのテスラ コスパ重視ならばトヨタ


未来

・2026年 最大の社債償還(8700億円)予定

・トランプのメキシコ関税
 日産は日系メーカーで最もメキシコに拠点を持っているため、
 影響を大きく受けるはず

・ホンダにより、買収されるという話もでている




【私の感想】

・今や時価総額が、
 スズキやスバルよりも小さくなっているとは
 驚きですね



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