2024-12-24

結局、フォーカスすべきは103万円の壁【中田敦彦】

     

日々、複数視聴したの動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、中田敦彦のYou Tube大学

【103万円の壁とは何なのか、複雑な4つの壁を解説】の動画です。




年収の壁がたくさん出てきて、多くの人が解説をしてくれていますが、
覚えられずに何が大事なのかわからなくなってしまいますよね

そんな中、多くの壁を平等に解説するのではなく、
1つだけ注目するならという明確な答えを示してくれた
動画であり、スッキリ感のある動画だったので、
まとめておきたいと思いました。



【動画の構成(個人的に作成)】


・12月3日石破首相「103万円の壁を引き上げる」明言
・そもそも103万円の壁とは
・世界的にも高い国民負担率
・その他の壁
・良かれと思って政治家が複雑にしている制度
・我慢ならない国民
・新興政党の成長



【学び&参考になった点】


そもそも103万円の壁とは

・1995年の経済状況の反映して定められた
・103万円を超えると生じる
  デメリット①所得税が発生する
  デメリット②子供の扶養控除が外れてしまう

・このデメリットが生じるタイミングを遅らせるために、
 ■国民民主
  178万円(最低賃金の上昇分を加味)に上げるべきだと主張
   (財源は7.3兆円減少予定)
 ■自民党
  113万円(物価上場分を加味)に上げるべきだと主張
   (財源の減少を1.1兆円に縮小できるため)


世界的にも高い国民負担率

・他の先進国と比較して、日本の負担率は高い
・年々、負担率は上昇している
  負担率は、40%(2013年度)から45%(2024年度)になった
・加えて、シニア世代の負担率よりも、現役世代の負担率が高い国である


その他の壁

・106万円の壁
 51人以上の企業で働く人は、
 社会保険料が発生する

・130万円の壁
 すべての企業で働く人は、
 社会保険料が発生する

・150万円の壁
 配偶者特別控除が減額される

※他にも壁があるが、混乱しますね
 

良かれと思って政治家が複雑にしている制度

・立民野田氏「給付金を!」
・自民岸田氏「肩代わりする企業に助成金を!
      「例外を!」
・政治家は、良かれと思って給付や助成金、例外をつくろうとしている

・しかし、国民にとっては、複雑すぎて、
 「どこから攻められているのか、
   どうやって守られているのか、
    わからない状況」
 になってしまっている

・多くの壁に対する理解を深めるよりも大事なのは、
 国民民主が手取りを増やすといっている106万円の壁を引き上げること
・自民党は、立民その他はほおっておいて、
 キャスティングボードの国民民主(103万円)にフォーカスすべき


我慢ならない国民

・物価高や裏金によって、国民の不信感は高まっている
・不信感は、2つ
 ■長らく国民の生活を良くしてこなかった既成政党
 ■増税や緊縮政策を続けてきた財務省(天下り先となる日銀)


新興政党の成長

・既成政党への不信感の結果、新興政党が躍進している
・例えば、拡張財政派(減税派)の国民民主党、れいわ新党
・拡張財政は、トランプと似ており、
 世界の与党大敗の流れと、日本も同じ路線を進んでいる



【私の感想】

・年収の壁に関する動画は、
 徐々に複雑な解説になっていっているため、
 本動画で、国民民主が言っている壁のみに注目すべき
 というコメントが最もすばらしいと思った点です

・他の先進国同様に、
 歳入庁をつくり、この複雑な仕組みを解決してほしいです

・天下り制度も廃止してほしいです



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