日々の動画視聴から、おすすめを紹介します
今日は、pivot の
【日本の農業はアジアで稼げ】
です。
Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、
多くを学べるチャンネルです。
本動画は、りんごを中心にアジアに輸出する企業
日本農業にインタビューする動画です。
未来に希望をもてる内容でしたので、
記録しておきたいと思います。
【動画の構成(個人的に作成)】
・農業で起業した経緯
・日本の農業の課題
・日本農業の強み
・日本における農業の強み(特殊性)
【学び&参考になった点】
農業で起業した経緯
・慶応大学からイリノイ大学に留学し、農業経営学部で農業経営を学ぶ
・そこではアメリカの大規模農家の後継ぎなどが多く、刺激を得た
・農業ビジネスを学ぶために、マッキンゼーの農業部門に従事
・2016年に日本農業を設立
日本の農業の課題
・国内では、衰退産業のルールで戦い続けている
そんな環境なので、特に設備投資にネガティブになっている
・国外では、特にアジアでの果物需要は増加しているのに、
成長産業のルールに適応できていない
日本農業の強み
・成長産業としてのルールに適応している点。
特に輸出を前提とする点
・社員80名。
半分が生産・選果、半分が販売・企画
・生産面)高密植栽培により、収量3倍、原価半減
高密植栽培は、りんごの世界標準の生産方式
・選果面)自動化、画像認識を活用
・販売面)国外(アジア10か国)半分・国内半分の販路
・国内では、中玉(一玉200円)しか売れないが、
海外では、大玉や小玉を高く売ることができる
■台湾では、旧正月に大玉が800円以上で売れる
■インドネシアでは、冬に小玉が売れる
日本における農業の強み(特殊性)
・国内需要が長年減少したため、付加価値を上げるために質を高めてきた
・品種も多くなった
・クオリティを高めることは、個社ではペイしにくく(定量化もしにくい)、
日本人の長年の努力の結晶
今後
・アジアの需要は増加していく
・供給について、国外の人件費は上がってしまったため、
日本人の人件費は競争力がある
・りんごの高密植栽培は、100haで30億円の投資となるため、
自社だけではやりきれない(他社へのノウハウ提供をしたい)
・政策への期待は、衰退産業に使っているリソースを
成長産業に使ってほしい
【私の感想】
・日本はガラパゴスだという発言が複数回あり、
アメリカでの生産性を加味した農業を知っている内藤氏
だからこその説得力を感じました
・日本の農業(果実)の未来が明るいと感じました
ありがとうございます
今後のブログの改善のためにも、
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