2024-12-14

日本の農業(果物)はアジアで稼げ【内藤祥平】

         

日々の動画視聴から、おすすめを紹介します

今日は、pivot の

【日本の農業はアジアで稼げ】

です。



Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、

多くを学べるチャンネルです。


本動画は、りんごを中心にアジアに輸出する企業

日本農業にインタビューする動画です。


未来に希望をもてる内容でしたので、

記録しておきたいと思います。



【動画の構成(個人的に作成)】


・農業で起業した経緯
・日本の農業の課題
・日本農業の強み
・日本における農業の強み(特殊性)



【学び&参考になった点】


農業で起業した経緯

・慶応大学からイリノイ大学に留学し、農業経営学部で農業経営を学ぶ
・そこではアメリカの大規模農家の後継ぎなどが多く、刺激を得た
・農業ビジネスを学ぶために、マッキンゼーの農業部門に従事
・2016年に日本農業を設立


日本の農業の課題

・国内では、衰退産業のルールで戦い続けている
 そんな環境なので、特に設備投資にネガティブになっている
・国外では、特にアジアでの果物需要は増加しているのに、
 成長産業のルールに適応できていない


日本農業の強み

・成長産業としてのルールに適応している点。
 特に輸出を前提とする点
・社員80名。
 半分が生産・選果、半分が販売・企画

・生産面)高密植栽培により、収量3倍、原価半減
     高密植栽培は、りんごの世界標準の生産方式

・選果面)自動化、画像認識を活用

・販売面)国外(アジア10か国)半分・国内半分の販路
・国内では、中玉(一玉200円)しか売れないが、
 海外では、大玉や小玉を高く売ることができる
 ■台湾では、旧正月に大玉が800円以上で売れる
 ■インドネシアでは、冬に小玉が売れる


日本における農業の強み(特殊性)

・国内需要が長年減少したため、付加価値を上げるために質を高めてきた
・品種も多くなった
・クオリティを高めることは、個社ではペイしにくく(定量化もしにくい)、
 日本人の長年の努力の結晶


今後

・アジアの需要は増加していく
・供給について、国外の人件費は上がってしまったため、
 日本人の人件費は競争力がある
・りんごの高密植栽培は、100haで30億円の投資となるため、
 自社だけではやりきれない(他社へのノウハウ提供をしたい)
・政策への期待は、衰退産業に使っているリソースを
 成長産業に使ってほしい



【私の感想】


・日本はガラパゴスだという発言が複数回あり、
 アメリカでの生産性を加味した農業を知っている内藤氏
 だからこその説得力を感じました

・日本の農業(果実)の未来が明るいと感じました



ありがとうございます



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