2024-12-01

厚生年金が国民年金を補填する!?


日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一チャンネル

【これはデタラメ政策!基礎年金3割底上げ】

の動画です。



元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、

毎回勉強させてもらっています。


日経新聞のわかりにくい記事を解説しながら、

日本の特殊性や解決策も示してくれているので、

記録しておきたいと思います



【動画の構成(個人的に作成)】


・厚生年金を基礎年金に回すことの意味
・過去を振り返る
・現在の特殊性
・与党(自民党・立民党)の思惑
・そもそもの解決策
・歳入庁の実現が難しい背景



【学び&参考になった点】


厚生年金を基礎年金に回すことの意味

・厚生年金は、サラリーマンが入っている保険であり
 いわゆる第2号被保険者が主体
・基礎年金(国民年金)は、サラリーマンでない自営業などが主体である
 いわゆる第1号被保険者が主体

・つまり、サラリーマンの厚生年金を
 サラリーマン以外の国民年金に使うと言っているということ


過去を振り返る

・この話は、過去に何度もでてきては消えた
 理由は、良識ある人が「おかしい」といって拒否してきたから

→第2号被保険者の人にしてみれば、
 意味がわかりませんよね


現在の特殊性

・安定政権であれば、容易に拒否するトンデモ政策だが、
 石破政権は少数与党であり短命であろう故に
 官僚のデタラメ案に、うなずいてしまう可能性がある


与党(自民党・立民党)の思惑

・自民党は、自営業者からの支持が多いので、
 この政策に賛成するだろう

・立憲民主党は、労働組合の立場からすれば反対のはず
 しかし、弱者保護と言って賛成する可能性もある
 大企業の労働組合は、まだ恵まれた環境であるからという理由で


そもそもの解決策

・税金や社会保険料のとりっぱぐれ(数兆円規模)
 を減らすために、歳入庁をつくったほうがよい
・ほとんどの国は、歳入庁をつくって徴収している

→ちょっと調べた感じでは、
 ヨーロッパの歳入庁がほぼ見つからない… 


歳入庁の実現が難しい背景

・日本は徴収を、国税庁と年金機構にわけている
・この2つを合体して歳入庁にすると、財務省の権限が減るから反対されている
・国税庁…脱税すると、犯罪になる
・年金機構…保険料を納めない場合、もらえる年金が減るだけ



【私の感想】

・当然こんな政策は拒否されると思いますが、
 万が一が怖いですね、石破政権なので

・年金などの社会保険料も税金も
 シンプルでわかりやすいものにしてほしいです


ありがとうございます



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