2024-09-13

総裁選とエネルギー政策

 

日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、pivot【自民党総裁選の論点:エネルギー政策】です




たくさんの比較の観点がありますが、

エネルギー政策という観点から専門家が解説する動画です。

簡単に答えが出る問題ではありませんが、

知識や業界の構造を理解することで

良い将来を作っていきたいものです。



【動画の構成(個人的に作成)】


・エネルギー政策の注目点

・各候補のエネルギー政策

・再生エネルギーの展望



【学び&参考になった点】


エネルギー政策の注目点

・総じて、国民に耳障りのよい話(環境変動を守る話)をしてしまいがち

エネルギー政策側に立つのか、気候変動政策側に立つのかによって
 大きな違いがあることに注意すべき

 ■エネルギー政策とは
   ・現在を起点に将来を考える(フォワードルッキング)
    傾向が強い 
   ・リアリズム的
   ・気候変動重視の人から批判しやすい

 ■気候変動政策とは
   ・将来(2050年など)のありたい未来を起点に考える(バックキャスト)
    傾向が強い
   ・理想主義的
   ・見た目はきれいだが、実現可能性が乏しい傾向あり


→2つの概念を初めて理解しました、中庸をとりたいですが、難しいのでしょうね
 どちらの側に立つかによって主張も大きく変わりますね


・エネルギー基本計画

 (少なくとも)3年ごとに更新するものであり、今次期計画を作成している状況

 前計画は、気候変動政策寄りであり、理想主義的な計画だった。
 まだAIのデータセンターのニーズも表面化していなかったため、
 エネルギー消費量をどんどん減らしていくような計画だった。
 しかし、最近の需要は、データセンターニーズによって
 エネルギー消費量はどんどん増加していくことになっている。

 次の計画では、それらのリアリズムや経済案勢保障の観点も取り込み、
 練られるはず

→この話から、次の計画では多少リアリズムを盛り込み
 エネルギー政策寄りの計画になるだろうと予測できます、
 その場合、エネルギー消費はできるだけ増やさずとも需要に対応するために、
 どのようなエネルギーミックスを実現していくのかということをじっくり考えている
 計画がでてくることがよさそう


各候補のエネルギー政策


【原発再稼働に消極的】

・石破氏は、原発に明確に反対。経済安全保障を重視しているはずなのに
      原発反対という思考回路が理解不能

・河野氏は、「否定しない」というが、
      そんな消極的なスタンスで動くようなものではない


【原発再稼働に積極的】

・小林氏は、経済安全保障の初代大臣だった。理想だけでなく現実的な方

・高市氏は、現経済安全保障大臣であり、国民の命と経済を守るという現実的な方


【不明】

・小泉氏は、環境大臣は性にあっていたのだろう。国民の意識づけに貢献した
      一方で、実質的な原油使用削減量は少ないはず


再生可能エネルギーの展望


・最近は、景観悪化などの観点から、地域の反対が強くなっている

・再生可能エネルギー規制条例をいれている自治体が300弱もある



【私の感想】


・気候変動を抑制するためにエネルギーはできるだけ使わない方がよいと

 誰でも言いますが、生活レベルを落とす覚悟のある人は少ないと思っています

 テレビをつければ毎日のように、熱中症にならないためにエアコンの利用を推奨

 しています。


・これって節電ではなく、自分たちの生活水準を落とさないために電気を使え

 といっていることだと思います。


・リアリズムすぎても将来の不安は増大しますし、

 理想主義すぎても多くの国民の協力は得られないと思います。


・非常に難しい問題だと思いますが、真剣に考えるに値するテーマだと思います


・自民党総裁選で、今後様々な観点から候補者の比較がされると思いますが、

 このようにテーマで切って、深堀りしていくことで考えるきっかけになると思います






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