2024-09-08

人生の勝算


日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

人生の勝算

2017年6月初版





1.著者


前田 裕二

SHOWROOM創業者


2.どんな期待を持って読んだか


今年に入り読んだ本の中で、複数から推薦されていた本であったため、
いよいよ手に取って読んでみました。

ネットの情報では、知りえない偉大な人になるためのヒントが
あるのではないかと期待して読み始めました。


3.構成


第1章 人は絆にお金を払う
第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテイメントのかたち
第3章 外資系投資銀行でも、求められたのは「思いやり」
第4章 ニューヨーク奮闘記
第5章 
SHOWROOM起業
第6章 SHOWROOMの未来


4.全体的な所感


人の人生として、非常に勇気づけられるストーリーでした。
語りぶりも丁寧な青年という印象を与えるし、
表現も非常にわかりやすいです。

知りえない偉大な人になるためのヒントについては、
努力が半端ないと痛感しました。
 ・外資系投資銀行での働きぶり
 ・外資系投資銀行ニューヨークでの働きぶり
 ・SHOWROOM創業時の働きぶり
これらの該当部分を読んだだけでも、自分では成し遂げられない働き方のできる人だと
知ることができました。

事業を作り上げることの大変さを感じ、
私は、やはり個人投資家向けの人間なのではないかと思いました。


5.印象的な箇所


P93より、
(UBS証券で尊敬する宇田川先輩について)人に好かれるように行動するためには、
人を好きになれないといけない。人を好きになることはコントローラブルだから
P114より、
人間が介在する以上、コミュニケーションが重要。
そしてコミュニケーションに求められることは、相手の立場に立つこと。
P133より、
自己分析の目的は、人生のコンパスを持つことだと思う。
それは自分が何をしたいのか示すコンパスであり、
それがないと人生の荒波ですぐに迷ってしまう。
コンパスは物事を決める指針となる。
人生を生きる上で、自分は何を幸せと定義し、
どこへむかっているのかという価値観の言語化は必要不可欠。



6.おすすめなのか


苦労から始まり、成功ストーリーとして素晴らしい物語だと思います。

さて、私にとっての人生のコンパスについて
自分が何を幸せと定義するのか

私の幸せは、自分のしたいことをしたいときにしたいだけやることです
私の不幸は、やりたくもないことをやらなければならない状態になることです

我慢してやることで、他人から評価をしてもらえることは理解しています
しかし、独立した今、自分が意味・価値があると感じることを
自由にやることができるようになりました

誰からも評価されなくてもいい、
私は、自分が満足する生き方をしているという自負があります

そして、
自分には、自由に使える時間があると心底感じます
その実感は、同時に
時間の使い方に言い訳をすることはできない
ということでもあります

サラリーマン以上に時間にシビアになっていると感じます
それでも、今の生き方は、とても幸せです

これからの数十年という自由な時間を
未来のために、もっと良い未来を実現するために
どう生きるかをじっくり考えているところです

素晴らしい本をありがとうございました



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