2024-07-31

2030年の観光大国ニッポンのヒントをpivot動画から得る

有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

学びの多い動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、pivot【2030年に外国人観光客は2倍】です。





政府が、2030年に外国人観光客5000万人を目指していることは

知っていますか?

今でも観光地に行くと、多くの外国人でごった返してますけどね


今後、様々な摩擦も生じるはずだけど

多くのビジネスや生き方を変革するチャンスになりそうですね、


本動画は、他国の改善例などもしることができ、

考えさせられるし、希望を持てる動画でした。



【動画の構成(個人的に編集)】


■前半【2030年に外国人観光客は2倍】
・訪日外国人旅行者数の変化
・外国人に人気な日本の理由
・日本の観光業と政策の変化
・日本の暗黙ルールがわかりにくい
・外国人観光客の受け入れ状態
・外国人観光客の「価格」は変えるべき?

■後半【日本の定食⇒米国なら5000円】
・旅行費が安すぎる日本
・値上げを躊躇する日本人
・日本でもチップ制度を導入すべきか
・日本の隠されたビジネスチャンス
・日本の隠れ名所は外国人から学べ
・外国人が上司になる時代



【学び&所感】


外国人に人気な日本の理由

・日本は外国よりもうまくやっているモノ・コトが多くある。
 例えば、
  街並みがきれい、
  公共交通機関が時間に遅れない、
  自販機がいたずらされない、    など


日本の暗黙ルールがわかりにくい

・桜の下で酒を飲んでもいいのはなぜか、
 電車の中で会話してもいいのに、電話で通話はしていけないのか
 そもそも電車で静かにしなければいけないのか

・なぜなのかという理由を事前に伝えたり、明文化する必要がある

→確かにそうですね、日本人は言わなくてもわかるだろ文化がありますね
 相手に伝える時はけんか腰になっている状況だったりしますけど、
 そこら辺を変えないといけないのでしょう


外国人観光客の受け入れ状態

・ハワイでは、2019年に観光客が1000万人を超えた(人口の10倍!)
 オーバーツーリズムの問題が発生し、「クレアナ」という考えが広まったという
 クレアナとは、観光客を受け入れる側が事前に暗黙のルールや責任などを伝えること

・それから、ハワイでは、カマタイナレートという、居住者向けの割引制度を導入した

・バルセロナでは、観光宿泊用のマンションの税金を高めたり、
 ホテルの新規建設を禁止したりした

・ポルトフィーノ(伊)では、渋滞防止などのために、自撮り禁止として罰金刑とした


値上げを躊躇する日本人

・日本人には、長いデフレのため「値下げは美徳」だと思われている

・ソーシャルコスト(借景を維持するためのコスト)まで含めて
 価格設定をしなければならない


外国人が上司になる時代

・日本人が外国に行き、部下を持つのではなく、
 外国人が日本に来て、日本人の部下を持つ時代になる

→日本人はそうした状況が来た時には、意外とすんなり適応してしまうのかも



【私の感想】


・自分が人間的に成長したきっかけは、学生時代の海外旅行だと確信しています、
 外国に行き、日本の常識は外国では常識ではないと気づき、
 いろいろと苦悩したものです。

・その経験を通して、柔軟な発想ができるようになったと振り返ります

・年を経て、自分が行かなくても外国の人が来てくれるような時代になりました

・今度は、私が受け入れる側に回るのかと思うと、ゾクゾクします
 だって、高い旅行費用をかけなくても、刺激的な価値観の違いを知ること
 ができる時代になったからです

・多くの学びをありがとうございます



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2024-07-30

税理士の闇を知り、リスクをとって経営者をサポートする税理士

有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

忙しい読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、街録chの【税理士の闇 元国税が天下りで...】

というタイトルで、脱・税理士スガワラくんが人生を語る動画です。



街頭インタビューにて対象者の人生を

濃く語ってもらうチャンネルです。


私も、確定申告や経営の面で多く学ばせてらもっている

You Tubeチャンネル「脱・税理士スガワラくん」こと、菅原由一氏

の人生を知ることができます。


これまでの半生に加え、税理士業界についても学びのある動画だと思いますので、

少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。




【動画の構成(個人的に作成)】


・登録者40万人超えのNo.1税理士You Tuber
・母の言葉で志した税理士という仕事
・税理士業界の天下りシステム
・狭き門を突破し、29歳で税理士へ
・税理士の枠を超えた経営サポートの展開
・顧客の信頼を失い、事業縮小を決意
・You Tubeの始まり
・これからの展望



【学び&参考になった点】


登録者40万人超えのNo.1税理士You Tuber

・最も再生回数が多かったテーマは、生前贈与

→視聴者の属性がよく表れているなと思いますね。


母の言葉で志した税理士という仕事

・父は税理士、母は経営者、姉は経営者
・学校の勉強は嫌いだったため、大学にはいかず、専門学校で日商簿記1級合格
・10回(10年)試験に挑戦し続け、29歳で税理士試験合格
・33歳で父と税理士事務所を法人化
・その後、経営方針の違いにより、独立開業

→地頭はよいが、主体的に生きたい願望が強いのでしょうね、


税理士業界の天下りシステム

・税理士の3割が、税理士試験5科目をパスして資格を取得する
・税理士の2割が、上記3科目をパスし、苦手な2科目は大学院に通うことで免除される
・税理士の5割が、国税のOB。国税に23年ほど勤めれば税理士の資格を獲得できる

→衝撃の5割が無試験というもの。


これからの展望

・現在は、

 顧問・コンサルを10社以上しており、毎月2時間の定例会議をしている
 セミナー・講演を月2回実施している。増加傾向。
 You Tubeは、週1日で7本分の収録(1週間毎日配信)をしている

・60歳に

 会社の代表権を後継者に譲る
 日本一の財務コンサルタントになる
 日本一とは、一番影響力のあるということと定義しており、
 1万人の経営者を集めてセミナーをするということとしている


 
【私の感想】


・財務や経営の知識の解説動画では知ることのできない
 スガワラくんの人生の一面を知ることができる動画であり、
 貴重な動画だと思います

・若いころの経験や、
 なぜ税理士を脱したのかをこの動画で知れば、
 You Tubeを観る目も変わるようなします。
 ※「脱・税理士」というチャンネル名はインパクトありすぎですからね

・動画の後半で語られた父との経営方針の違いについても、考えさせられます。
 ■父の方針
   事務所スタッフは言われたことを正確にやるだけでよい
 ■スガワラくんの方針
   スタッフも顧客にアドバイスができるように成長してほしい
 両者は、状況や社員の質にもよると思いますが、
 スガワラくんは、離職率に注目し、自分の方が離職率が高いうという点に注目し、
 自分の考えを改めて経営の舵を大きく切っています

・自分の考えを訂正でき、父との関係を修復した立派かつ大人な人間だと感じます




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2024-07-29

Yutori社長の1日密着、こんな生活してるんだ!?

有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

忙しい読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、転職のサラタメさん【あまりに令和な経営者】

という動画です。




サラタメさんの動画は、本の紹介などが有名ですが、

本動画は、全く違う趣旨。


転職支援なのかな?

株式会社yutoriのゆとりくんこと、片石貴展氏の1日を密着する動画です。

yutoriの社長の雰囲気、会社のことなどがわかります


yutori は、20を超えるアパレルブランドを展開し、

独自のSNSマーケティングによって、創業わずか6年で年商43億円

2023年に上場しています



【動画の構成(個人的に作成)】

・09時 起床
・10時 尖らせ会議
・13時 昼食
・16時 採用会議
・17時 営業会議
・19時 新ブランドのレセプション
・21時 社員との飲み会



【学び&参考になった点】


・会議の様子や経営哲学などを片石氏が語っており、
 会社のことがよくわかります

・社員の年齢構成などの人材戦略などを語る部分もあります

・最後の飲み会にて、上場して
「上場してる感がない♪」という意見がでていたんだけど、
それってすごいことだと思いました。
社員が上場を気にしていないとか、
意識しなさ過ぎて上場したことを知らないんじゃないとか、、、


 
【私の感想】


・好きなことを好きな人とやっていくという会社にしたいという
 片石氏の思いが随所に語られていて、
 サラタメさんのひきだしもうまいなと感じました
 
・次回も楽しみにしています!




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2024-07-28

非常識な成功法則

日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

非常識な成功法則

2011年10月初版






1.著者


神田 昌典

外務省勤務後、アメリカにてMBA取得、
米国家電メーカー日本代表を経て、独立。


2.どんな期待を持って読んだか


東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界をめざして
AIスタートアップを立ち上げた話
にて何度も紹介されていたので読んでみました。

著者は昔から知っていましたが、たくさん著書がありすぎて、
どの本を読もうか手にとれないまままだったので
よいきっかけになりました。


3.構成


序章    成功は「悪の感情」から始まる
第1の習慣 やりたくないことを見つける
第2の習慣 自分にかける催眠術
第3の習慣 自分に都合のいい肩書きを持つ
第4の習慣 非常識的情報獲得術
第5の習慣 殿様バッタのセールス
第6の習慣 お金を溺愛する
第7の習慣 決断は、思い切らない
第8の習慣 成功のダークサイドを知る


4.全体的な所感


著者はたくさんの本を出していますが、
「これが一番売れ続けている」らしく、
読んだ自分も非常に感銘を受けました。


「常識的な成功法則は、役に立たないことが多い、
 その理由は、当たり前すぎるからだ。」
「また、成功者がこれからも成功するために自分に言い聞かせることが多いからだ。」

なるほど、こういう理由で、
まだ成功していない凡人が、
成功者が自身の戒めのために語る「常識的な」成功法則を知っても意味がほぼない
ということが理解できました。

目から鱗でした。
人間の感情を生生しくとらえたお話はとても面白かったです。



5.個別のメモ


最もなるほどと思ったのは、第1の習慣
やりたくないことを明確にする、それからやりたいことを考える。
やりたいことから考えるとやりたくないことまで含めた大きなやりたいことを考えてしまうため。

それから、これからの生き方に参考にすべきこととして、
会社の方針などを名刺の裏に書くこと。

「使用上の注意」として、4点明記しておくこと。
1)金と客には困っていないので客を選びます。
2)既存顧客のサポートで忙しいので、興味本位では会いません。
3)医者が無料診断をしないように、私もただ働きはしません。
4)個別契約や顧問契約は高額なので、例外を除きおススメしません。
 

6.おすすめなのか


成功したい人で行動力のある人が、
本書に巡り合えたのであれば、ぜひ読んでみることを推奨します。

もやもやしていることを
言語化する力ってすごいですね。

実践あるのみ!





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2024-07-27

pivot【千本倖生氏への10の質問】の動画をおススメしたい

有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

学びの多い動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、pivot【千本倖生氏への10の質問】です。





今回インタビューするのは、

千本倖生氏。


80代になっても頻繁に海外に行き、

連続起業家として活動をしている千本氏。

元気の秘訣は、「過去の悪い思い出は忘れろ」ということで、

エネルギーがいまだ溢れんばかりですね


【動画の構成(個人的に編集)】


・元気の秘訣
・TSMC・NVIDIAの創業者との出会い
・強烈な個のリーダーシップがすべて
・これからの日本は明るい?
・テクノロジー分野の勝ち筋
・尖ったリーダーを作るためには
・期待する国
・日本のエネルギー問題
・スタートアップが飛躍するために
・かっこいい金の使い方
・残りの人生


【学び&所感】


強烈な個のリーダーシップがすべて

・会社の創業時や社会を変えていくためには、
 チームとか、組織とかではなく、
 一人の個がリスクをとってチャレンジすることが大事

・KDDI創業時は、稲盛さんのリーダーシップに、
 反体制派の人たちが支援してくれたことが、成功の秘訣


これからの日本は明るい?

・これまでの10年間でリスクをとる人が増えてきた
 最も動きの遅い政府までもスタートアップ/ベンチャー支援と言い始めたのだから
 日本は変わっていく

・大企業の経営者のマインドが変わってきた

・教えている大学の起業関連の授業に、女性が多く参加するようになった
 女性は男性よりも優秀だし、これから多くの会社で女性が躍進するはず
 そうすれば男性中心の価値観の会社も変化を受け入れざるを得なくなる

→受け入れられない会社は競争力が落ちるし、
 優秀な女性は辞めて、自ら起業する方向に進むと思います


尖ったリーダーを作るためには

・世界に実際に行くこと、ネットや動画で知識をつけるだけでは不十分


期待する国

・台湾。世界のリーディング国家になっていくと思う
 先端半導体を台湾は作れるが、中国は作れない。
 だから中国は台湾を破壊しないだろう、ソフトに時間をかけて統一しようとするはず

・ベトナム・カンボジア
 平均年齢が若く、古いリーダーが少ない
 親日国家であり、外資規制が少ない
 

日本のエネルギー問題

・海外から輸入しないといけない状況であり、喫緊の問題
・地熱発電の予知は大きく活用すべき
 例えば、アイスランドは、電力100%を再生可能エネルギーで賄っている
             (7割が水力、3割が地熱)


スタートアップが飛躍するために

・リスクをとっていくこと(とれていない)

・千本氏は、3割しか成功していなく、7割は失敗しているとのこと

→7割は、得意の忘れているのだろうか、、、笑

・KDDI創業時、反対者は30万人(NTT従業員)だったが、
 将来の賛成者は1億人(国民)と考え、挑戦した


かっこいい金の使い方

・たまたま社会が与えてくれたお金、だから社会に還元したい

・そのために、教育を通して社会に貢献している
 例えば、世界の優秀な学生を日本の大学に奨学生として支援している
 その国のリーダーとして貢献するのであれば、返還しなくてよいものとしている



【私の感想】

・千本氏は、財団も作られ、本当にかっこいい金の使い方をしている

・自分ももっと社会に貢献できるように、がんばらねばと感じました

・千本さんのことをもっと調べてみたいと思いました、
 著書も多くあるので、読んで学んでいきたいと思っています

・学びの多い動画をありがとうござしました




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2024-07-26

総裁選候補の高市早苗について

日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一【高市早苗が自民党総裁選に立候補したら】の動画です。




元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、
毎回勉強させてもらっています。

2か月後の総裁選に向けて、
候補者になりそうな人について解説する動画です。



【動画の構成(個人的に作成)】

・高市氏の政策のベース
・現在の状況
・保守派_安全保障
・保守派_経済政策
・公共投資

 

【学び&参考になった点】

保守派_安全保障

・非核三原則の中の「持ち込ませず」は、非常時は検討余地を求める
→確かに非常時は、同盟国の核を持ち込み守ることはしてもいいのではないかと
 思います。話し合いだけでどうにかできる国ばかりではないですからね


保守派_経済政策

・上記安全保障に関連する分野への投資は増加する
 防衛、エネルギー、食糧などは防衛に直結するため、より重要になる
・特に、エネルギーについては、小型原発(SMR)を推進している
 2020年代は、既存原発の再開とSMRの開発
 2030年代は、核融合発電の開発

・公共投資を増加すべきであり、民間投資をけん引する
 IMFの資料を参考に、日本は健全財政であり、公共投資が先進国の中で少なかった
 その議論をする際には、プライマリーバランス、社会的割引率がキーワード


 

【私の感想】

・保守と聞くと、古臭いイメージを持ってしまうのですが、どうもそうではないのですね
 まあ、安部元首相も保守だったのですがね

・高市さんであれば、「女性」かつ「(首相にしては)若い」ということで、
 年寄国家の日本のイメージを払拭し希望を持てる気がします



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2024-07-25

クリティカル・ビジネス vs アファーマティブ・ビジネス

長期投資をするためには、

長期で日本をよくする企業が必要ですね、

そんな企業をどう見極めればよいのかを考えるヒントになる動画を紹介しました、


なぜ日本人は上司のいいなりになってしまう?
https://soshikikaranosotugyou.blogspot.com/2024/07/blog-post_24.html


この動画で紹介されていた図表を踏まえて、

個人的な感想を述べてみたいと思います。



【2つの定義】


・アファーマティブ・ビジネスとは

存在する消費者の欲求を全肯定するビジネス


・クリティカル・ビジネスとは

現時点(事業開始時点)では必ずしもコンセンサスの取れていない問題について「これは大きな問題ではないか?」という問題提起を行うことからスタートしているビジネス。

ソーシャル・ビジネスではない。



※ソーシャル・ビジネスとは

すでにコンセンサスの取れた社会問題、多くの人が問題だと思っている社会問題に対して取り組むビジネス


下記参考

https://store.heralbony.jp/blogs/journal/kotobatotetsugaku-shuyamaguchi-01

https://note.com/shu_yamaguchi/n/ndb52badb5081



【2つの対比】


上記2つのビジネスは対比するとわかりやすいと思うので、

山口氏の表を加工してみました。


・ビジネスの特徴


クリティカル・ビジネスアファーマティブ・ビジネス
市場存在せず、形成される存在し、発見される
コンセンサス少数派多数派
競争一緒に市場を創造シェアの奪い合い
顧客批判・啓蒙すべき相手欲求をみたすべき相手


「市場」がすでに見えているビジネスなのか、
今だビジネスの「市場」が出来上がっていないのか
は非常に重要だと感じます。




・投資家の特徴


クリティカル・ビジネスアファーマティブ・ビジネス
関心価値観・社会課題の解決経済的リターン
時間軸長期_持続可能な成長短期_株価や四半期ごとの業績
リターン社会や環境へのポジティブな影響投資リスクと財務リターンのバランス


「時間軸」は、非常にわかりやすいです。



【価値創造企業 vs 社会課題解決企業】


・価値創造企業とは

まだ市場がないところに、新しい価値によって市場をつくる
ということになるので、クリティカル・ビジネスに近いのでしょう


・社会課題解決企業とは

大多数のコンセンサスの同意を得ており、
市場ができている場合もあればそうでない場合もあるので、
クリティカル・ビジネスの場合もあれば、
アファーマティブ・ビジネスの場合もあるのかな


 
【私の感想】


・動画紹介を踏まえて、
 自分で大事かと思うことを整理してみました

・今後の私自身の投資スタンスにかかわる内容だと思いますので、
 山口周氏、ヘラルボニーの動向には注視していきたいと思いました





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2024-07-24

これからの長期投資のヒント

長期投資をするためには、

長期で日本をよくする企業が必要ですね、

そんな企業をどう見極めればよいのかを考えるヒントになる動画を紹介します。


今日は、pivotより、山口周による

【テスラ・Appleは敵を作る天才】

【なぜ日本人は上司のいいなりになってしまう?】というの動画です。





山口周氏は、外資系企業での経験が長く、現在の思考に影響を与えたようです。

日本人として、痛感する部分が多いうえ、

パラダイムシフトを起こしそうな内容ですので、

紹介しておきたいと思いました。


動画のタイトルから予想する内容以上に、

すばらしい学びのある動画だと感じています。




【動画の構成(個人的に作成)】


・21世紀の存在感のある会社
・世界競争力ランキング
・日本人は一生懸命働いているのにパッとしない理由
・日本企業がうまくいかない理由
・世界の投資家は企業の何をみて投資しているのか
・クリティカルビジネスの成功法則



【学び&参考になった点】


21世紀の存在感のある会社

・テスラやパタゴニアが存在感があるが、
 彼らは、そもそも市場がない中で市場を創ってきた


世界競争力ランキング

・1位 シンガポール 2位 スイス 3位 デンマーク ・・・

・デンマークは、98%が中小企業であり、グローバルにビジネスをする中小企業が多い


日本人は一生懸命働いているのにパッとしない理由

・一人ひとりは優秀なのに、生産性が低い。
 欧米の人は、「日本人は仕事で何をしているのか?」
 と純粋に興味を持っているらしい

→私がサラリーマンを辞めた理由は、無駄が多すぎるからです、
 本当に価値のある仕事をしているホワイトカラーは少ないのだと感じます
 その会議、そんなに多くの人がでる必要あります?
 状況が変わったのに、まだそのアウトプットいります?
 議事録のボリュームが多すぎて、誰も読めないですよね?

→こんな仕事をしていること自体、自分が未来に対して不誠実だと感じました
 だから、組織からの卒業をし、個人投資家になることを決断しました


日本企業がうまくいかない理由

・先進国の多くの人は日常生活に問題を抱えていない
 戦後の数十年で日常の問題は解決してしまったため

・客やユーザーにインタビューしても、ニーズはわからないのに、
 いまだに企業はユーザを重視している


世界の投資家は企業の何をみて投資しているのか

・投資すべき会社は、クリティカル・ビジネスか否か
 アファーマティブ・ビジネスになっていないか

→価値創造企業と、課題解決企業の対応と同義だと考えます

→これらの対応を明確にしておくと、
 自分が今後投資すべき対象を間違わずにすみそう


クリティカルビジネスの成功法則

・より難しいアジェンダを掲げる
 そうすることで敵がより巨大になる

・敵をレバレッジする
 無関心層に関心を持ってもらうために、メジャーなところを敵にする

・同志を集める
 起業時は、「優秀さ」を重視してしまいがちがだが、
 それよりも「価値観」があっているか否かの方が重要


 
【私の感想】


・タイトルからは、予想できなかったが、
 非常に示唆に富む内容で、今の私にはすごく刺さりました

・次の対比を明確に理解して、今後の長期投資の参考にしたいと思います
 ■クリティカル・ビジネス vs アファーマティブ・ビジネス
 ■価値創造企業      vs 課題解決企業





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2024-07-23

日本の農業の現状。2040年に米の自給率が下がり米不足になる!?

有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

忙しい読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、脱・税理士スガワラくん【日本国民全員に関係する農業の経営】の動画です。





税金の話や事業経営、税金の解説をしています。

税務調査に強い税理士として知られ、全国のクライアントを多く抱えている

スガワラくんです。


本動画は、上記の解説ではなく、

広く農業全体について語っています。


少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。




【動画の構成(個人的に作成)】


・農業の現状
  農業人口
  食料自給率
  耕作放棄地
  農家の年収
・国の方針
・農家と農協
・農林中金
・農林中金の失敗と今後



【学び&参考になった点】


国の方針

・家族経営の農業ではなく、大規模企業法人としての農業を推奨している

→「農業の現状(内容は動画をみてください)」を踏まえれば、
 高齢農家が小さな規模で手作業をする時代ではなくなったのだと感じます。
 農業にも一部の工業的な考え方と生産方法を導入し、
 グローバルに輸出していく時代になったのでしょう


農家と農協

・家族経営の場合は、農家は生産だけで精一杯になってしまうが、
 法人経営の場合は、農協に頼らず販路まで考え儲かる農業を営んでいる比率が上がる


農林中金

・農家を助けるために作られた農林中金であるが、
 外債運用の失敗により1.5兆円の損失をだした

・しかし、農林中金は、誰も責任をとらないままでいる
 こんな組織の将来は明るいわけがない

・それどころか、農協(つまり農家たち)から資本支援をしてもらうという
 つまり、農林中金が農家から助けてもらうということ
 こんなおかしな構造が成り立っていいのだろうか


 
【私の感想】

・今回の動画は、スガワラくんが三重の地元で
 農業の現状を見聞きしたのだろうかと邪推します
・そして、農家の実態を知り、農林中金のおかしさに我慢できず、
 その窮状を解説したということなのかと思います

・最低賃金のように、最低買取価格を設定すべきという主張がありましたが、
 私はまだそこまでは不要かと思っています

・農業・農地の受け渡しをしやすくして、1農家が扱える農地を数倍にできれば、
 規模の経済性により、現状からかなり良くなると考えるからです。
・しかし、農地を広くするためには、利権が絡むので一筋縄ではいかないことも承知です

・農業変革は必要だと思うし、応援したい
・農林中金などの使命を終えた組織は、早々に権力を放棄さえてほしい

・耕作放棄地の広さが、「九州と同じくらい」という話があったのが、
 驚きました。いや、農地ってそんなにあるんだ。。。
 日本って山地や森林が多いと思っていたから。





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2024-07-22

都知事選で国民が政治に関心を持ち始めたのかも♪

都知事選が終わり、結局1位は予想通りの小池氏となりましたが、

1位、2位、3位となった候補者へのインタビューなどを配信していた

中田氏が都知事選を振り返る動画です。


今日は、中田敦彦のトークによる

【東京都知事選2024を終えて】というの動画です。




都知事選から少し時間はたってしまいましたが、

その振り返りからもたくさんの学びがありましたので、

テキストに残しておく価値が高いと思いました。


少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。




【動画の構成(個人的に作成)】

・中田のやりたいこと、使命
・中田の予想と結果
・3氏のYou Tubeの再生回数
・自民党の歴史的な強さ・凄み
・3氏の今後
・選挙活動の変化_You Tubeの活用



【学び&参考になった点】


中田のやりたいこと、使命

・わかりにくい選挙を、わかりやすく解説し、国民の関心を高めたい

・誰か特定の候補者を応援するのではなく、平等に内容理解を促進するもにしたい
→これって本当は、マスメディアの役割だと思うんだけど、機能不全になっているから
 中田氏が担えるようになっている面もありますね

・政治のルールを理解したから、政治も楽しめるようになってきた

・総裁選もしっかり勉強し解説してから、総裁候補などのインタビューをしてみたい
→ぜひよろしくお願いします!!!


中田の予想と結果

・予想 小池氏 220万票 蓮舫氏 100~150万票 石丸氏 60~120万票 

・結果 小池氏 290万票 蓮舫氏 128万票    石丸氏 165万票

→後だしになりますが、こういう具体的な数をだせるってステキ
→基礎票とか浮動票の変化を踏まえて説明していますので、ぜひ動画をご覧ください


3氏のYou Tubeの再生回数

・中田のYou Tube大学でのインタビュー動画の再生回数

・小池氏 76万票 蓮舫氏 72万票 石丸氏 265万票 


自民党の歴史的な強さ・凄み

・日本では、自民一強がずっと続いているが、その理由は、
 自民の中で、派閥を変わることで変わった感を醸しだしているから

→野党は与党批判しかしていないからでもあり、
 政策で戦っていないからどうしようもないってのもあると思います

・結局派閥は解体したのか、いやしていない
 事務所も残っているし、手続き上の変化をしていないから


3氏の今後

・前提として、どのような変化にも応援していくスタンス
 日本は、初志貫徹・首尾一貫にこだわりすぎてしまう傾向がある

・石丸氏
 国政を目指すのか、広島知事を目指すのか、

・蓮舫氏
 国政に出るのか、野党再編に向かうのか、

・小池氏
 都政をやりきるのか、国政に変更するのか

 
選挙活動の変化_You Tubeの活用

・既存のアナログの選挙で強い人は、You Tubeの活用を無効化したいだろうし、
 新規のデジタルの候補者は、活用したいだろうから、
 ルールの整備が進むことになるだろう

・切り抜き動画を活用した収益化のルールが変化
 ショート動画で稼ぐことはしにくなったらしい
→ショート動画は、表面的なため観ないのでわかりません


 
【私の感想】

・途中で話があった通り、政治でこんなに祭りのようになったことは
 いまだかつて経験したことがありません

・個人的にも非常に面白い選挙だったと思います、関心も高まりました

・政治を変えることは時間がかかることも理解しました、
 そして、日本は他国よりも現状維持したい国です

・だから、都知事選の結果をみて、やっぱり日本は変われないとあきらめるのではなく、
 少しずつこの変化の火種を育てていくべき、育てていかねばならないと感じます





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2024-07-21

pivot【基礎から学ぶ、エネルギー問題】の③④動画をおススメしたい

有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

忙しい読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、pivot【基礎から学ぶ、エネルギー問題】の動画です。

③と④がアップされました。






解説する竹内氏は、元東京電力社員で、独立し、政策提言を行っています。

イメージだけで語られがちなエネルギー問題を、

客観的に歴史とともに理解できると思いました。


【動画の構成】


・理想のエネルギー
・日本のEV事情
・再生可能エネルギー促進法の失敗
・太陽光以外のエコエネルギー

・原子力規制の役割
・原子力の未来展望
・廃棄物処理の倫理



【学び&参考になった点】


理想のエネルギー

・唯一の理想のエネルギーなんてない、
 どのエネルギーも長短を合わせてもっているのだから、
 どれかではなくどのエネルギーもうまく使っていくに限る

・GAFAが日本にデータセンターを作ろうとしているが、
 電力供給が可能なのか不安、日本政府はどう考えているのか

・シンガポールは、エネルギー供給ができないという理由から、
 2019年から3年間はデータセンターの新設禁止としていた

・再生可能エネルギーと原子力発電を強化すべき
 理由は、海外に燃料依存しなくてよくなるから


再生可能エネルギー促進法の失敗

・国民の経済的な負担が大きいこと
 年間2.7兆円になっている、これは消費税2円上乗せしていることと同義

・固定価格買取制度(FIT制度)の値付けが悪いこと
 普及のために、20年間も高い価格のまま払い続けることにした
 感度の高い人は、そのタイミングで参入したが、今は価格は下がりうまみはなくなった

・エネルギー政策は、インフラであり、儲かるものでない方がサステナビリティ


エコエネルギー

・太陽光発電量は、日本は世界4位(1位米国、2位中国、3位インド、4位日本)
 国土の広さを考えると、十分なほど

・洋上発電については、日本は欧州に比べて環境が不利
  ■遠浅の海が少ない
  ■風量が安定しない(欧州の半分しか吹かない、台風は強すぎ)

・地熱は、発電量がまだ少ない

・日本は、G7の中で、イギリスとともに貴重な目標に対してオントラックの国


原子力発電

・原子力安全規制委員会の透明性を高めないと委員長の独断でことを進めてしまう状況

・稼働年数を唯一決めている国は、日本のみ(原則40年、最長60年)
 この40年に明確な理由はないが、おそらく技術者の技術伝承をするため
 伊勢神宮の式年遷宮と同じ理由

・廃棄物処理については、技術的な問題というよりも政治的な問題が大きい



【私の感想】

・元東京電力社員といういことで、民主党政権に批判的なことは
 割り引いて聞くべきかと思いました

・グローバルに活動している方であり、感情ではなくデータを示してくれて
 考えるきっかけになりますね

・太陽光発電量が世界で日本は4位とは、意外でした





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2024-07-20

世界の再生可能エネルギーがマイナス価格に!?

日々、複数視聴した動画の中から、おすすめを紹介します。

今日は、高橋洋一【世界で起きている電力のマイナス価格】の動画です。




元財務官僚の高橋氏は、政治や官僚の内情を踏まえた意見が多く、
毎回勉強させてもらっています。

本動画は、電力価格と再生可能エネルギー
との関係について解説しています。



【動画の構成(個人的に作成)】

・電力価格が「マイナスになる」とは
・欧米での電力価格
・マイナス価格になる構造
・解決案と実現性

 

【学び&参考になった点】


電力価格が「マイナスになる」とは

・需要よりも供給が多くなり、電気は保存しておけないため、
 お金を払っても使ってもらうほうがよい状態のこと

・欧米の現象であり、日本ではマイナス価格を導入していない


マイナス価格になる構造

・ソーラーパネルによる太陽光発電を増やしすぎたため短期的な供給が増えた

・天候に大きく影響される太陽光発電や風力発電は、
 短期の予測が困難で、時間当たりの変動が大きい

・一方、火力や原子力などの発電は、長期での調整はもちろん可能だが、
 短期での調整は困難


解決策と実現性

・太陽光発電の場合、蓄電池に蓄電することで保存可能になる。
 しかし、蓄電池の設置も非常にコストがかかるため、短期的な解決策ではない

・電気の送電網を広げることで、供給と需要のバランスをとりやすくする
 これもコストは当然、それ以上に時間がかかるため、実現性が乏しい

・なお、日本はまだ再生エネルギーが増えすぎていないため、
 欧米のような問題が表面化していない

 

【私の感想】

・日本の再生エネルギーの遅れに対して、肯定的なコメントだったことが意外でした

・日本でも、廃棄まで考えられずにソーラーパネルを設置して、
 問題になっていることがあるので、
 長期的にメリデメを考えないといけないですね、
 とびつちゃいけないですね

・でも、やはり、化石燃料よりも再生可能エネルギーの比率をあげたい

・それと小型原発、大型ではなく小型ね、この技術開発が進むといいと思っています




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2024-07-19

訂正する力

日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、

訂正する力

2023年12月初版





1.著者


東 浩紀

批評家。株式会社ゲンロン創業者。
東京大学大学院博士課程修了



2.どんな期待を持って読んだか


日本をよくするための著作を複数持つ著者であり、
過去をどう理解するのか、訂正するのか、
考えるヒントをえたいと思って読みました。



3.構成


第1章 なぜ「訂正する力」は必要か
第2章 「じつは……だった」のダイナミズム
第3章 親密な公共圏をつくる
第4章 「喧騒のある国」を取り戻す



4.全体的な所感


本のタイトルが売れなさそうだけど、
読んでみれば面白い内容でした。

そもそも「訂正する力」とは何なのか、
何度もその説明は異なる表現によって説明されているのですが、
私にとって一番しっくりくる表現は次でした。

訂正する力は、
「リセットすること」と「ぶれないこと」のあいだでバランスをとること

この背景として、人間同士のリアルな会話では、「さっきの話はそういう意味ではなくて」ということが許容されるのに、XなどのSNSだと許容されにくいことがありますね

「さっきのはそういうんじゃなくて」という話ができずに、
むしろ何年も前の表現を切り抜いてきて矛盾を指摘するようなことがなされてしまう
そんな日本は、訂正を嫌う文化になっているという話です
政治家や官僚は謝らないし、論破をすることにさえ人気があります



また、
子どもの遊びのルールが自然に変化していくように、
大人がより良い社会を実現するために社会のルールを更新していくように、
人生の転機に過去の解釈を前向きなものへ受容するように、
訂正する力とは実は身近なものだという感想です。

著者は、訂正する力は文系的であり、人間の営みのようであるという。
実は〇だったんだという発見プロセスこそに重きを置いている。
一方で、理系的なものは対象が存在(実存)しており、
最新の理論だけを理解すればよく古い理論を学ぶ必要はないという。


こう見ると、正しい思考をするためには、
理系と文系を両方学ぶことが必要だと感じました。

長期投資をする際に重要だと思うこと、
それは、声の大きな人やメディアに流されてしまわないように注意すること
短期的な損失よりも大きな長期的な利益を期待するためには、
理系的な分析力に加えて、
文系的に明るい将来ストーリーを描く力が必要だと感じました



5.個別のメモ


P76より

「訂正する力とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、
 現実にあわせて変化する力のこと」


P82より、

「訂正する力とは、環境が変わったので、言いたいことが今までの表現だと
 通じなくなった。
 だから、新しい環境でも通じるように表現を変えるという話」
 

6.おすすめなのか


右か左か、白か黒か、
という二項対立はわかりやすいのですが、
各項を行ったり来たり、さらには第三項まで生み出すということが、
訂正する力だと理解しました。

20代には、じれったいと感じる思考かと思います。
でも
40代にもなれば、過去の苦い経験や失敗を受け入れる思考法として
非常にありがたい内容だと思います。





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2024-07-18

忘れてしまうと政治家の思う壺! 政治資金規正法②

昨日に続き、

ぜひ動画だけでなく、テキストとして残しておくべき内容が多いと思うので、

中田敦彦のYou Tube大学による

【政治資金規正法の闇②】という動画を紹介しておきます。



動画のタイトルでは、「ヤミ」という表現なのですが、

私としては、「ヤミ」ではなく、

わかりやすい「内容紹介」

なのではないかと感じます。


話題にあげること自体がタブーになっているとしたら、

おかしなことだと思っています。

内容を理解し、意見交換して改善していくことが大事なのではないでしょうか。


しっかり解説してくれる貴重な内容になっていると思います。




【動画の構成(個人的に作成)】


・改正と抜け穴の歴史
・改正案の評価



【学び&まとめ】


改正と抜け穴の歴史

1948年 政治資金規正法が成立
     GHQ主導。始めということでユルユル。不正がおきまくり

1955年 自民党結成
     共産主義に対する自由党と民主党という強い2党が合体して、結党した
     力のある2つの党が合体したので、一強となった。不正加速
     田中角栄による土地開発のインサイダー取引事件により、世間から注目された

1975年 改正…企業からの寄付額に上限を設けた

1994年 改正…議員個人への企業献金を禁止した
        パーティ券の記載を100万円以上から20万円以上に変更した
        ※寄付額を小分けにすれば寄付額上限を無効化できる
        政党交付金を新たに導入した
        ※企業献金は停止していないため、政党交付金との企業献金の両取可能


改正案の評価

・パーティ券の記載義務
 20万円以上から5万円以上に変更する
 ※小口分割にすればすり抜けられるという抜け穴維持

→フランスのように、企業支援は辞める方向とし、政党交付金をメインにしていくべき


・非課税問題、第三者監査の問題
 上記の2つに対して、「検討」と表記があるのみ
 ※現状は、なんちゃって「第三者」の監視なので無意味

→アメリカのように、強い第三者の監査が働くように変えていくべき


 
【私の感想】


・歴史を理解すると、これまでの改正(改善)のスピードもわかりますね
 そして、このスピードのまま、ほぼ改善してはいかないのではないかと
 思ってしまう。。。

・骨抜きの改正案に対して、諸外国の好例がたくさんあるのは、希望

・特権階級として、
 中世欧州の「貴族」と「聖職者」は税金を納めなくてよかったらしい
 現在日本の「政治家」「宗教法人」も同様ということなのでしょうか

・日本のように多くの党が存在する国もあれば、二大政党の国も幾つもあります、
 よい国にするためには、どのような仕組みがいいのかを考えるきっかけになりました






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2024-07-17

忘れてしまうと政治家の思う壺! 政治資金規正法①

長期投資をするためには、

日本が良い国であることが必要ですね、

「なんちゃって三権分立」の日本を直視することができる動画を紹介します。


今日は、中田敦彦のYou Tube大学による

【政治資金規正法の闇】というの動画です。




最近は、動画を週1回のペースで公開しています。

毎回、濃い内容の詰まったすばらしい動画で、非常に勉強になります。


政治資金規正法という言葉は、誰しも知っていると思いますが、

内容はいまいちわかりませんよね。


しっかり解説してくれる貴重な内容になっていると思います。




【動画の構成(個人的に作成)】


・政治資金規正法とは
・改正の理由
・ザルである3点



【学び&参考になった点】


政治資金規正法がザル法であるポイント①_使途が不明

・つまり、資金のもらい方はルールがあるが、資金の使い方のルールがない

・使途不明の例
 1) 調査研究広報滞在費 議員が毎月100万円を領収書も不要で使えます
 2) 立法事務費     議員が毎月65万円を領収書も不要で使えます
 3) 政策活動費     党幹事長が、毎月1億円を領収書も不要で使えます

→1)は旅費、2)は雑費と一言で紹介していたことがすっごくわかりやすい

→事務用品の領収書までももらうサラリーマンからは世界が違うわ


政治資金規正法がザル法であるポイント②_非課税になる

・議員は、収入の大半が非課税

・議員が、自身の政治団体に寄付すると税控除を受けられる

・自分の政治団体継承のためであれば、相続税や贈与税がかからない

→2世議員とか議員の血筋が続く理由はここにあるのか


政治資金規正法がザル法であるポイント③_第三者の調査を困難にしている

・議員は、時効が3年。故に文書保存も3年のみ

→企業では、様々な書類や決算書類をもっと長く保存しなければいけない。。。
→時効3年てなにを基準に決めたのだろうか。。。


 
【私の感想】


・マスメディアが騒いでいたのがかなり昔のように感じられますが、
 中田がしっかり取り上げて解説してくれたことに感謝します

・私たち国民は、この話題に若干諦めかけていませんか
 その諦めが、政治家の好き勝手を助長させてしまうのだと反省しました

・議員の金の当たり前と、一般の社会人の金の当たり前が大きくことなることに
 違和感を覚えるべきだと思います

・「難しいことをしている政治家さんたちは、表に出しにくお金のことがあるんだ」
 とか甘えていては、日本はずっと良くならないままなので、
 一人ひとりがしっかり学び、意見を持たなくてはいけないのでしょうね

・短期的なこと、優先度の低いこと、簡単なこと 
  への関心を薄め、
 長期的なこと、優先度の高いこと、複雑で難しいこと
  への関心をもっと高めなければいけないと思います





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2024-07-16

「一流投資家が人生で一番大切にしていること」の解説動画をおススメしたい

日々の動画視聴から、おすすめを紹介する。

今日は、聞いてわかる投資本要約チャンネル

【名著解説】パクるは正義!65万ドルでバフェットのランチ券を買った
モニッシュ・パブライの投資法

の動画です。






会社員で個人投資家、二児の父のタザキ氏による
投資本の解説動画です。

私も読みましたが、
非常にボリュームのある本で、読者によって印象や学びのポイントが
異なると思われる本著の解説になります。


【動画の構成(個人的に作成)】


・エベヤール
・モニッシュ・パブライ
・テンプルトン



【学び&参考になった点】


エベヤール

・バブルに乗らない決断をしたことで有名
 当時、この決断をする覚悟は想像もつかない
・バブルは永遠には続かないという諸行無常を体現した人でもある


モニッシュ・パブライ

・バフェットをリスペクトし、クローニングを極めた人
・「ほとんどのファンドマネジャーは、バフェットの手法を守らない
  それは、重力を信じない物理学者ばかりだということ」


テンプルトン

・群れない投資家のための6つの原則



【私の感想】


・本の著者は金融ジャーナリスト。30年間のインタビューが素材になっているので、ボリュームが多く読むのは大変だが、どこも学びは多く、結局途中でやめられなかった数少ない本です。

・以下に、私の読了後の感想を残しておきます。
 ※動画の感想ではありません

・第1章は、モニッシュ・パブライ

クローニング(模倣)の極みのすごさを教えてくれます。
投資手法をバフェットから学んだり、貧しいが賢い子供たちの支援の仕方をインド人の先輩から学ぶ話が、財を成した後にどのように生きるかを考えさせられました。

・第2章は、ジョン・テンプルトン卿

群れない勇気をもった孤高の精神を持つための原則、 (例えば、自分の感情や無知に用心すること)はなるほどと思いました。
※内容はどこかで調べてくださいな
・第3・4章は、世界は変化し、無常である、その中でいかに生き残るかという話
不確実性を尊重し、投資のゲームから退場しないように
大きな失敗を避けることが大事ですね

・第5章は、グリーンブラット

複雑性とシンプルの二項対立をさせがちだが、そうではないことを理解させてくれます。
複雑性の手前にあるシンプルはダメだが、複雑性の奥にあるシンプルの価値は非常に高い。

・そして、最終的に伝えたいことは、次のようなことだと今の私は考えます。

資産を増やした後には、人の人生や社会をよりよくするために生きるべきだ、それは誰かに教えてもらうのではなく、自分で考えることが大事




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