2024-07-25

クリティカル・ビジネス vs アファーマティブ・ビジネス

長期投資をするためには、

長期で日本をよくする企業が必要ですね、

そんな企業をどう見極めればよいのかを考えるヒントになる動画を紹介しました、


なぜ日本人は上司のいいなりになってしまう?
https://soshikikaranosotugyou.blogspot.com/2024/07/blog-post_24.html


この動画で紹介されていた図表を踏まえて、

個人的な感想を述べてみたいと思います。



【2つの定義】


・アファーマティブ・ビジネスとは

存在する消費者の欲求を全肯定するビジネス


・クリティカル・ビジネスとは

現時点(事業開始時点)では必ずしもコンセンサスの取れていない問題について「これは大きな問題ではないか?」という問題提起を行うことからスタートしているビジネス。

ソーシャル・ビジネスではない。



※ソーシャル・ビジネスとは

すでにコンセンサスの取れた社会問題、多くの人が問題だと思っている社会問題に対して取り組むビジネス


下記参考

https://store.heralbony.jp/blogs/journal/kotobatotetsugaku-shuyamaguchi-01

https://note.com/shu_yamaguchi/n/ndb52badb5081



【2つの対比】


上記2つのビジネスは対比するとわかりやすいと思うので、

山口氏の表を加工してみました。


・ビジネスの特徴


クリティカル・ビジネスアファーマティブ・ビジネス
市場存在せず、形成される存在し、発見される
コンセンサス少数派多数派
競争一緒に市場を創造シェアの奪い合い
顧客批判・啓蒙すべき相手欲求をみたすべき相手


「市場」がすでに見えているビジネスなのか、
今だビジネスの「市場」が出来上がっていないのか
は非常に重要だと感じます。




・投資家の特徴


クリティカル・ビジネスアファーマティブ・ビジネス
関心価値観・社会課題の解決経済的リターン
時間軸長期_持続可能な成長短期_株価や四半期ごとの業績
リターン社会や環境へのポジティブな影響投資リスクと財務リターンのバランス


「時間軸」は、非常にわかりやすいです。



【価値創造企業 vs 社会課題解決企業】


・価値創造企業とは

まだ市場がないところに、新しい価値によって市場をつくる
ということになるので、クリティカル・ビジネスに近いのでしょう


・社会課題解決企業とは

大多数のコンセンサスの同意を得ており、
市場ができている場合もあればそうでない場合もあるので、
クリティカル・ビジネスの場合もあれば、
アファーマティブ・ビジネスの場合もあるのかな


 
【私の感想】


・動画紹介を踏まえて、
 自分で大事かと思うことを整理してみました

・今後の私自身の投資スタンスにかかわる内容だと思いますので、
 山口周氏、ヘラルボニーの動向には注視していきたいと思いました





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