有象無象にある動画の中から、価値の高い動画をおススメします。
忙しい読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。
今日は、pivot【日本の苺×テックで255億円調達】の動画です。
アメリカで農業企業を経営する古賀氏をインタビューする動画
TEDでのスピーチを日本人4人目として成し遂げている
日本でも農業テックベンチャーが生まれていますが、
はじめからからグローバルで始める理由などが非常に参考になります。
農業に関心のある、ビジネスモデル戦略を考えている人にとって
参考になる動画だと思いました。
動画の構成は、
前半(You Tube)は、
・TEDでの裏話
・アメリカで植物工場を作ろうと思った理由・なぜ「いちご」なのか・テクノロジーで変わる農業の未来・初期のマーケティング
後半(pivot)は、
・建設費200億円の目がファームの全貌・日本の農業の強み
・グローバルで活躍するために必要なこと
まずは、
動画の中で自分が参考になった点をまとめておきます。
・植物工場を作ろうと思った理由
サステナビリティが重要だから。
世界の農業が抱える共通課題は、下記などにより、コストが上がっておりサステナビリティでなくなってきている。
水が不足してきている
農薬が高くなり、農薬を使ってほしくないという流れもある
災害も増えている
植物工場は、現状は割高だとしても将来的に規模を拡大できれば、サステナブルにできそう。古賀氏のメガファームでは、電気は自家発電、水もリサイクル、工場内なので無農薬を実現できる段階に入っている
・アメリカで植物工場にを作ろうと思った理由
施設園芸(グリーンハウス)は、日本・オランダ・イスラエル・韓国などでなされている
アメリカの施設園芸は少ない。
だから、日本の施設園芸の技術を工場化・工業化することで、アメリカで成功できるのではないか
・なぜ「いちご」なのか
その1。収益性。
植物工場で扱う人気の作物はレタス
それだと競合も多く、結局安くしか売れないため、儲からない
その2。ブランド。
レタスのような差別化できないものではなく、
「とちおとめ」などのブランドがあることが大事
その3。技術。参入障壁。
苺は実らせるために、蜂による受粉が必要だが、それは簡単ではないが、
技術の確立ができれば、強力な参入障壁となる
続いて、
私の感想を備忘録的に残しておきます。
・コンサル出身らしく、ベンチマークや他企業を参考にしている
・私は、「農業の工業化」の時代がきていると感じる。まさにその成功例
・日本の農業も、工業化できれば、食料自給率が大幅に改善されると思っている
Pivotの配信開始7日間を過ぎても、後半もオープンにされているので、
通してみることができます。
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