2026-10-14

フランス政府のAI活用 ~フロンティアモデルでなくても~


日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【【情報漏洩は「まだ序の口」】「AI対AI」の迎撃体制に移行すべき/企業がすべきAI対策/政府のAI対策フランスとの違い/中国製AIモデルの選択肢は?/チームみらい・安野貴博】

です。



動画タイトルよりも、フランスのAIに対する取り組み方が参考になりましたので、

記録しておきます。



【目次】


■AIを取り巻く状況(日本、フランス、アメリカ、中国)

■フランス政府のAI活用

■AI主権を構成する4つの要素

■深刻化するトークン赤字

■日本とフランスの比較



【学び&参考になった点】


■AIを取り巻く状況(日本、フランス、アメリカ、中国)

・AI開発に関する日本の状況は、

 米国と中国は最先端であり、全く異なるので参考にしにくい

・フランスは、中堅国ということで日本と似ている(フロンティアラボがない)


■フランス政府のAI活用

・フランス政府が大事にしていることは「主権性」

 フロンティアモデルに頼って、Claude Fable5のように使えなくなると最も困る

・このためフランスは、オープンウエイトモデルを中心に使っている

 ※クローズドモデルであるChatGPTやClaudeやGeminiは使えない

・多くの仕事は、(フロンティアモデルでない)1年遅れのモデルでもOK

 例えば、最先端の研究開発にはフロンティモデルが必要だが、

 メールを作るなどの普通の仕事の生産性向上には、オープンウェイトモデルでOK




■AI主権を構成する4つの要素

・データ  誰が持ち、どこに置き、誰のルールで扱うのか

・計算   GPUやデータセンターを自国で確保できるのか

・モデル  他国によって遮断されないか(クローズドモデルorオープンモデル)

・人材   AIを作り、使いこなす人を育てられるか


■深刻化するトークン赤字

・人件費とシステム費用にまたがるので、グレーにしがち

・Uber社では、人件費の5%をAIトークン費用としている

・数学の未解決問題をAIが解いたという話があったが、

 OpenAIが88時間かけており、トークン費用は10億円にも上るようだ


■日本とフランスの比較

・日本は、デジタル庁が各省庁向けにアプリを作ってから提供している

 フランスは、APIを提供して現場職員がアプリを作るようにしている

・日本の政府・官僚の人材は、アプリを作れる人材がいない(給与も低い)

 フランスは、まだまし





【私の感想】


・米中ではなく、フランスを中心に扱う理由が冒頭にあり、

 興味を持ちました、さすが安野氏!


・AI主権について、電力の重要性は語られない点が気になりました、

 これは安野氏がソフトウェア出身だから?

 

・政府のAI基盤について、日本は、

 現場職員が作れない/修正できないアプリでは、

 絶対に活用されないだろうな。。。



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