2026-11-06

年金基金を運用するユニバーサルオーナー ~多種多様なPF~


今日の記録は、モハP チャンネル より、

【【韓国】公的年金が22兆円の損失!単純に株価が下がっただけの問題ではない構造的課題!機関投資家の運用】

という動画を参考にします。



韓国の公的年金(NPS)の損失をきっかけとしつつ、

国家年金レベルの巨額運用の制約について

まとめておきます。



【目次】


■韓国公的年金(NPS)の運用推移

■NPSのポートフォリオ変更

■ユニバーサルオーナー

■脆弱なKOSPIの構成比率



【学び&参考になった点】


■韓国公的年金(NPS)の運用推移

・2026年3月末 176兆円

・2026年6月末 210兆円(+34兆円)

・2026年10月   188兆円(▲22兆円)


■NPSのポートフォリオ変更

・1年間で韓国半導体株が急騰したため、

 リバランスのために、国内株をたくさん売却する必要があった

・一方、堅調な韓国株式市場を冷やさないように、できるだけ売却したくなかった

・そこで、2026年5月に次のようなポートフォリオの変更を発表した

  国内株式の比率を、15%から21%へ増やした

  債券(国内も海外も)は減らした

・しかし、韓国株式は6月以降に急落したので、

 もっと早くNPSは売却しておいた方が良かった(利確し、損失を小さくできた)




■ユニバーサルオーナー

・公的年金などの巨額を長期で運用する機関投資家のこと。

 例えば、NPS(200兆円)やGPIF(317兆円)

・制約① 巨額すぎるため、自国だけではなく世界中の経済と運命共同体

・制約② 巨額すぎるため、預金として預かってくれる銀行がない

     そのため、株式や債券を保有せざるを得ない

・制約③ 100年などという長期間の安全運用が求められている


■脆弱なKOSPIの構成比率

・2026年7月では、

 27%がサムスン電子、27%がSKハイニックス と2社で半分以上を占める





【私の感想】


・韓国NPSのPF変更の背景には、

 年金制度が脆弱なため、早く年金基金を増やしたい焦りを感じますが、

 裏目にでないことを祈ります


・代表的なユニバーサルオーナーは次の通り。

 PFがすごく多様なのですね


①日本のGPIF

 運用額)320兆円規模(26年6月)

 PF)  25:25:25:25(国内株式:海外株式:国内債券:海外債券)

②ノルウェーのGPFG

 運用額)350兆円規模(26年9月)

 PF)  00:70:00:30(国内株式:海外株式:国内債券:海外債券) ※自国投資はゼロ

③韓国のNPS

 運用額)200兆円規模(26年7月)

 PF)  21:35:23:07(国内株式:海外株式:国内債券:海外債券)

④米国のCalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)

 運用額)150兆円規模(26年6月)

 PF)  37:17:28:8(上場株式:未公開株式:債券:私募債)



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