日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
あなたは人生をどう歩むか ~日本を変えた起業家からの「メッセージ」~
2018年08月初版
1.著者
千本 倖生
連続起業家
京都大学工学部、日本電信電話公社を経て、第二電電を共同創業。
大学教授などを経て、イー・アクセス、イー・モバイルを創業
レノバの社外取締役を経て、現在同社会長
2.どんな期待を持って読んだか
下記の動画で、千本氏が「連続起業家」となる背景を知りたいと思い、
著著を拝読しました。
pivot【千本倖生氏への10の質問】です。
3.構成
第1章 なぜ私は起業し続けることができたのか
ー必要なのは出会いとミッション、そしてリスクー
第2章 とにかく「考える」
第2章 とにかく「考える」
ー世界を変える権利は考え抜く人にだけ与えられるー
第3章 その時にどう「行動」すべきか
ー留まる人には何も残らないー
第4章 チームなくして成長なし
ー最強の組織のつくり方ー
第5章 見据えるべきは「世界」
ーそれはグローバル体験とセレンディピティが導くー
最終章 なぜ狭き「道」を歩めるのか
ー「導かれる」という確信こそー
4.全体的な所感
前著から10年が経ち、千本氏は日本のエネルギー問題の解決に向けて
情熱を傾けておられます。
前著と同じエピソードが多く綴られており、
10年たっても色あせない記憶なのだと個人的に感じました。
本の構成は、前著と大きく変わっていますが、
内容や主張に変化はあまりないと感じました。
5.個別のメモ
P58より、
起業家にとって必要な素養は、
『論語』にあるように、「義を見てせざるは勇無きなり」という使命感
P96より、
大企業や既得権を持っているというだけで国民の多くが信頼を寄せがちです。
一方で、新興企業には冷たく、時に突き放します。
~中略~
困難なことを「無理だ」というのは簡単です。
そして「無理」と言われて、それで諦める人が世の中には多すぎます。
それはそれで、不確かな「常識」や「思い込み」に捕らわれているにすぎないのです。
6.おすすめなのか
千本氏の人生や起業に際しての苦労話、
逆境をどのように乗り越えたのかという話は、
前著の「挑戦する経営」の方がわかりやすく
個人的にはおススメです。
前著から10年が経っても、
同じエピソードを使っていることが気になりました。
2冊を数日で読むことができたからこその
気づきだと思います
自分はまだまだ諦めが早いなと猛省してしまいました、
粘り強さ、往生際の悪さ、泥くささ、、、
これからは、こういう面を意識して強化していきたいと感じます
ありがとうございました。
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