日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
年収300万円からのFIRE入門
~最短でお金・時間・人間関係から自由になる~
2022年2月初版
1.著者
西野浩樹
総合スーパーに入社し9年間勤務後、労組に出向し12年、FPとして独立。
不動産投資が主体
2.どんな期待を持って読んだか
FIREする前は、何冊もFIRE本を読んでいましたが、
FIRE後においては、初FIRE本です。
FIRE本は、できるだけ一通り目を通しておきたいので、
読むにいたりました。
3.構成
はじめに 資本主義社会を攻略しよう
第1章 企業に就職したら「自由」は手に入らない
第2章 サラリーマンが賢く生きるためのお金の知識
第3章 FIREに必要なお金をつくろう
第4章 リタイアするならどんな投資がいい?
第5章 不動産投資で最速でFIREする
第2章 サラリーマンが賢く生きるためのお金の知識
第3章 FIREに必要なお金をつくろう
第4章 リタイアするならどんな投資がいい?
第5章 不動産投資で最速でFIREする
第6章 実際にFIREしてわかったこと
第7章 資本主義に縛られない自由な生き方をしよう
第8章 幸福なFIREをするための作戦
付録 FIREするためのブックガイド
おわりに
4.全体的な所感
株式投資については、想像以上に記述は少ないです、
個別株投資は、リスクが高いとしています。
ファンド(投資信託)運用は、FIREまでに時間がかかりすぎるとしてします。
ただし、FIREしている人ならではの
サラリーマンとして生きることの深い洞察や、
FIRE後のお金の具体的な数字が出てくることで
改めて自分でも考えるきっかけをいただきました。
「付録」のFIREするためのブックガイド
は自分でも同じような本が好きなので、
未読の本を今度読んでみようと思いました。
ちなみに、
「年収300万円からの」というタイトルは、
逆転ストーリーをイメージさせすぎるため、
嫌いです♪
5.個別の感想
P158より、
「ファンドFIRE組」と「不動産FIRE組」が旅行に行くことがあります。
■旅行を全力で楽しむことについては、
「不動産FIRE組」は急な電話やメールの対応に振り回されることが多い。
■旅行のファイナンスについては、
「ファンドFIRE組」は税引き後の利益を使うことになる。
「不動産FIRE組」は不動産投資における意見交換を行えば経費計上できる。
→「ファンド組」でも投資に関する意見交換を行えば、経費にできそうだけど?
P160より、
実質的な実効税率は、不動産事業では30~35%になり、
ファンド事業では約20%になる。
→上記も踏まえファンドがいいと思ってしまうのは私だけでしょうか?
P213より、
ジム・ローン(成功哲学者)の言葉
「もし、あなたが自分の計画を作らなければ、
おそらくあなたは誰かほかの人の計画に組み込まれてしまうだろう」
→サラリーマンを想定していれば、100%同感です。
6.おすすめなのか
不動産投資をする人には、
非常に参考になる本だと思います。
FIRE全般の考え方、お金についての考え方、
FIRE後の生活のヒント
などに関心がある人におすすめできそうです。
ありがとうございました。
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