有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。
読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。
今日は、pivot【大型上場 タイミー代表に聞く】スポットワーク急増の理由
です。
27歳の小川代表は、メディアにもしばしば取り上げられていますが、
若手経営者として、yutoriの社長とは見た目のベクトルが逆方向です
年配の人たちまでも味方につけて、
したたかに成長していくイメージがわいてしまいましたので、
紹介します。
本動画は、前編という位置づけですが、
前半だけでも、記録として残しておきたい内容でした。
【動画の構成(個人的に編集)】
・7月26日にグロース市場に上場
・タイミー利用者急増の理由
・競合との差別化①リクルートとの差別化
・競合との差別化②メルカリ・パーソルの差別化
・HR市場の捉え方
【学び&所感】
タイミー利用者急増の理由
・登録ワーカーは770万人。労働人口6000万人
・大学生やパートのイメージが強いが、40代以上が半数となった
→40代以上が半分になっているとは!若者しか利用してないんじゃないのか!?
・従業員1000人のうち、営業が600人。
営業がクライアントの仕事のどこをどうタイミーで活用するかを丁寧に整えている。
仕事やスキルを分析して、どう仕事をすればよい評価をもらえるかまで設計している
→ITの使いやすさや登録のしやすさが強みなのかと思っていましたが、
営業部隊が手間をかけていることに驚きました
競合との差別化①リクルートとの差別化
・リクルートは 求人媒体
・タイミーは 一時的なバイト(スポットワーク)
・リクルートは 人手が余っていた時代に強い(企業に選択権が強い)
・タイミーは 人手不足の時代に強い(ワーカーに選択権が強い)
・リクルートは 企業ファースト
・タイミーは ワーカーファースト
・リクルートは 引抜禁止。引き抜きの場合は、年収の一定割合を支払う
・タイミーは 引抜歓迎。引き抜きに関する支払いはなし。つまり無料
競合との差別化②メルカリ・パーソルの差別化
・いよいよメルカリやパーソルグループが参入ということを言われるが、
タイミーとしては、すでに6年間闘ってきて生き残ったという感覚
・すでに参入障壁が機能している
■参入障壁①狭いエリアマーケティングが出来上がっている
BtoCのため、求人企業の近くの住人がワーカーとなる。
広域でのマーケティングではなく、狭いエリアでワーカーを募れるノウハウが必要
狭いエリアでの稼働率は88%と圧倒的に強い状況
■参入障壁②社会保障への目配り・ケアをしている
企業は、ワーカーの労働時間が多くなると社会保障への加入が必須となる。
そのため、労働時間や賃金支払いなどの管理(コスト)が負荷となる
そこで、タイミーは社会保障加入のリミット管理を導入している
この仕組みにより、企業はワーカーの労働時間や賃金などの管理が簡単になる
多くの企業は、管理コストをかけないために、タイミーだけを利用してくれる
■参入障壁③商工会議所や地方行政との協力体制を推進している
人出不足解消や後継者育成によって、廃業を免れる企業がでている。
フルではなく一時的な雇用を扱うことができるため、
中小企業でも案件を作りやすいくしている
・競合は、むしろ、ウーバーなどのシェアリングエコノミー
HR市場の捉え方
・数年間で、働き方はリモートワークなど急進したと思っている。
働き方の多様性も進んだ
・一方で、働き方の多様性ばかりに意識がいってしまい、
働く中身は決められていないのではないかと思う
労働者は、多様になりすぎると逆に選択できなくなる傾向がある
・タイミーは大人版のキッザニアでもあると考えている
一度社会人になってしまうとインターンはできない、
転職もしやすくなったが、毎年するという状況にはなっていない
だから、タイミーで本当の自分を見つける機会を提供できるかもしれない
【私の感想】
・上記でまとめた内容は、
小川代表がわかりやすく説明してくれた内容ですが、
実際に動画の中では、10年・20年後を見据えた話もしており、
すごい人物なのだと感じました
・27歳なのか、、、長期投資するに値する人物かもしれませんね
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