2024-08-20

タイミー小川代表のインタビュー



有象無象の動画の中から、価値の高い動画をおススメします。

読者の方の動画視聴のきっかけになれば幸いです。

今日は、pivot【大型上場 タイミー代表に聞く】スポットワーク急増の理由

です。





27歳の小川代表は、メディアにもしばしば取り上げられていますが、

若手経営者として、yutoriの社長とは見た目のベクトルが逆方向です

年配の人たちまでも味方につけて、

したたかに成長していくイメージがわいてしまいましたので、

紹介します。


本動画は、前編という位置づけですが、

前半だけでも、記録として残しておきたい内容でした。



【動画の構成(個人的に編集)】



・7月26日にグロース市場に上場
・タイミー利用者急増の理由
・競合との差別化①リクルートとの差別化
・競合との差別化②メルカリ・パーソルの差別化
・HR市場の捉え方



【学び&所感】


タイミー利用者急増の理由

・登録ワーカーは770万人。労働人口6000万人

・大学生やパートのイメージが強いが、40代以上が半数となった

→40代以上が半分になっているとは!若者しか利用してないんじゃないのか!?

・従業員1000人のうち、営業が600人。
 営業がクライアントの仕事のどこをどうタイミーで活用するかを丁寧に整えている。
 仕事やスキルを分析して、どう仕事をすればよい評価をもらえるかまで設計している

→ITの使いやすさや登録のしやすさが強みなのかと思っていましたが、
 営業部隊が手間をかけていることに驚きました



競合との差別化①リクルートとの差別化

・リクルートは 求人媒体
・タイミーは  一時的なバイト(スポットワーク)

・リクルートは 人手が余っていた時代に強い(企業に選択権が強い)
・タイミーは  人手不足の時代に強い(ワーカーに選択権が強い)

・リクルートは 企業ファースト
・タイミーは  ワーカーファースト

・リクルートは 引抜禁止。引き抜きの場合は、年収の一定割合を支払う
・タイミーは  引抜歓迎。引き抜きに関する支払いはなし。つまり無料



競合との差別化②メルカリ・パーソルの差別化

・いよいよメルカリやパーソルグループが参入ということを言われるが、
 タイミーとしては、すでに6年間闘ってきて生き残ったという感覚

・すでに参入障壁が機能している

 ■参入障壁①狭いエリアマーケティングが出来上がっている
  BtoCのため、求人企業の近くの住人がワーカーとなる。
  広域でのマーケティングではなく、狭いエリアでワーカーを募れるノウハウが必要
  狭いエリアでの稼働率は88%と圧倒的に強い状況
 
 ■参入障壁②社会保障への目配り・ケアをしている
  企業は、ワーカーの労働時間が多くなると社会保障への加入が必須となる。
  そのため、労働時間や賃金支払いなどの管理(コスト)が負荷となる
  そこで、タイミーは社会保障加入のリミット管理を導入している
  この仕組みにより、企業はワーカーの労働時間や賃金などの管理が簡単になる
  多くの企業は、管理コストをかけないために、タイミーだけを利用してくれる

 ■参入障壁③商工会議所や地方行政との協力体制を推進している
  人出不足解消や後継者育成によって、廃業を免れる企業がでている。
  フルではなく一時的な雇用を扱うことができるため、
  中小企業でも案件を作りやすいくしている

・競合は、むしろ、ウーバーなどのシェアリングエコノミー


HR市場の捉え方

・数年間で、働き方はリモートワークなど急進したと思っている。
 働き方の多様性も進んだ

・一方で、働き方の多様性ばかりに意識がいってしまい、
 働く中身は決められていないのではないかと思う
 労働者は、多様になりすぎると逆に選択できなくなる傾向がある

・タイミーは大人版のキッザニアでもあると考えている
 一度社会人になってしまうとインターンはできない、
 転職もしやすくなったが、毎年するという状況にはなっていない
 だから、タイミーで本当の自分を見つける機会を提供できるかもしれない



【私の感想】


・上記でまとめた内容は、
 小川代表がわかりやすく説明してくれた内容ですが、
 実際に動画の中では、10年・20年後を見据えた話もしており、
 すごい人物なのだと感じました

・27歳なのか、、、長期投資するに値する人物かもしれませんね




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