日々の読書から、おすすめを紹介します。今日は、
金儲けのレシピ
2020年12月初版
1.著者
事業家bot
東大在学中に起業し、事業売却、また起業し経営をしつつ、
金儲けのノウハウをまとめている
2.どんな期待を持って読んだか
事業化botとは、つまり連続起業家だと解釈し、
事業化の肝を語る内容を期待しました。
「まえがき」では、資本主義や奥行きのあるストーリーが
自信満々で語られていたので、本編に強い期待を持ちました。
3.構成
Recipe 00 商売の原理原則
Recipe 01 消費者から買う
Recipe 02 客に作業をさせる
Recipe 03 まとめると高くなる、切り分けると高くなる
Recipe 04 1:n構造を作る
Recipe 05 両方から金をもらう
Recipe 06 合法的に麻薬を売る
Recipe 07 確率をいじる
Recipe 08 空気を売る
Recipe 09 意思決定に介入する
Recipe 10 仕入れで儲ける
Recipe 11 他人の財布を狙う
Recipe 12 高いものはいいものだ
Recipe 13 勝手に「権威」になる
Recipe 14 信者ビジネス
Recipe 15 究極のレシピ
4.全体的な所感
本質を突きすぎているためか、端的すぎて
よくあるビジネス本との違いがわからない、
一般論の印象をもってしまいました。
5.個別の印象的な内容
P12より、
圧倒的現実として、資本主義のパラダイムは、これまでも拡大してきたし、
これからも拡大していく
P46より、
(「高級品というイメージを利用する」より)
寿司は高級品のイメージだが、冷静にとらえれば、
魚の切り身+少量のご飯である。
一方ラーメンは、寿司よりも安いイメージだろう。
しかし、仕込みや技術などがある。つまり、商品カテゴリーは大事である。
P108より、
「他人の財布を狙う」では、結婚式や葬式は他人のお金を使うため、
みすぼらしくしにくい。また、戒名にも支払う金額によって相場があり、
高い金額を払って長い戒名をつけてもらう
6.おすすめなのか
ビジネスモデルをゼロから考えようとしている人にとっては、
参考になると思います。
ありがとうございました。
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