日々の読書体験から、おすすめを紹介する。今日は、
Long Game ロングゲーム ~今、自分にとって一番意味のあることをするために~
- 著者
ドリー・クラーク。デューク大学とコロンビア大学で教鞭をとる。
「Thinkers50」に、2019年、2021年ランキング入り。
講演やコンサルティングの活動が多い。 - どんな期待を持って読んだか
サラリーマンを卒業し、これから自由な人生を歩む段階に入るにあたり、
次はどのような大きな挑戦をしていこうかと考えるヒントを得るために、
手に取った。
人生の中で大きなチャレンジはそんなにできるものではないので、
すべきことに取り組めるようにしっかり考えたい
そんな思いを持ちながら読みました。 - 構成
パート1 余白
第1章 私たちはなぜこんなにも忙しいのか?
第2章 魅力的なことに対しても「ノー」と言う
パート2 集中
第3章 正しい目標を設定する
第4章 新しいことに挑戦する
第5章 波で考える
第6章 戦略的レバレッジ
第7章 正しい人々、正しい部屋
パート3 信念
第8章 戦略的忍耐
第9章 失敗を再定義する
第10章 収穫する
終章 ロングゲームをプレイするための3つのカギ - 所感
why-what-howがしっかりつながっていることがわかる構成なので
読んでいて迷子になることがないです。
そして、ロングな思考をするための本当に具体的な方法が書かれているので、
期待通りの内容でした。
10年スパンで目標を考えたとしても
気が付くと同胴回りをしていたり、違うことに関心が移ってしまったりする可能性は高いので、
ブラさないで日々を過ごすヒントもいくつもあがっており参考になると思います。
10年後の目標を考えるということは難しいが、
他人にすぐに理解してもらえない目標である必要はあるはず
自分でも他者でも想像を超える未来に負けないように生きていこう - おすすめなのか
半期ごとの目標管理では短期すぎると感じる人にはおすすめです。
日々の快楽ではなく、人生の充実のために生きていく人には非常に気づきの大きな本になると思います。
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